2024年07月31日

カマキリちゃん2

母親がデイサービスに行く、月水金曜はその間隙を縫って奈良の自宅に。

毎日暑いので、植木に水やりをしましたが、
玄関に入る前、クチナシの所に緑色のカマキリちゃん、発見!!

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このクチナシ、昨年夏の終わりころ、アゲハチョウの幼虫の餌食となって、
慌てて幼虫ちゃんを他所に連れて行きましたが、ほぼ葉っぱが食べ尽くされ・・・
今年は葉っぱをだすのが精いっぱいだったみたいで、花は咲かなかったのですよね。

カマキリちゃん、頑張って今年は幼虫を食べてクチナシを守ってね、

ところでカマキリちゃん、周りの色で変態するのではないそうで、
生まれつき、緑色・茶色と決まっているそうですね。
少なくとも我が家、2匹のカマキリちゃんで植栽を守ってくれているようです。


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2024年07月29日

カマキリちゃん

奈良の自宅に戻ってみたら、郵便受けの脇にユックリと動くものが・・・

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薄茶色のカマキリちゃんでした。 なんか、久しぶりのお出迎えやな。

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頑張って害虫さん食べてね。
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2024年07月27日

豚しゃぶ 作ってみた

水1リットルに小さじ1の塩を入れて沸騰したら
大さじ1の日本酒を入れ(ここは適当の多めですね)、5〜7枚、拡げて重ねた豚肉を投入し、色が変わったら、直ぐにザルに取り出す。
これを繰り返して、ザルの豚肉を冷蔵庫で冷やして、完成です。
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2024年07月26日

奈良市写真美術館に行って来た

工藤利三郎・入江泰吉・永野太造「観仏三昧」を鑑賞したくて
暑いなか、奈良市写真美術館に行ってきました。

近鉄奈良駅からの歩き、浮御堂を経由して高畑へと向かいます。
サルスベリが綺麗に咲いてました。

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高畑の志賀直哉旧居の前を通り、不空院や新薬師寺を回り込んで、奈良市写真美術館。
単身赴任後に行った記憶がないので15年ぶりくらいかしら・・・

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入江さんの写真、芸術的に素晴らしいものであるのは置くとして・・・
卒論題材とさせてもらった法華堂本尊不空羂索観音像の宝冠が戦前に盗難にあっていて、
昭和20年戦後すぐに元のように宝冠をかぶせる作業をしている場面の写真も撮られてました。

また明治時、工藤利三郎さんが撮影された仏像写真の数々、
仏像を文化財として扱われる以前、身近な信仰の対象であったことに思いを馳せました。
けっこうボロボロなのよね・・・

腕が欠けている阿修羅像を初めとし、法華堂の月光菩薩が合掌している手も歪んでいて、
粘土で造った塑像で、指先など鉄線を芯にして粘土を盛っているのは分かっていても、
明治期には歪んでいたのだな、と改めて驚くとともに原状回復について考えました。

なお今回も大人500円のところ、大学生200円で鑑賞させていただきました。
当方はもうジジィの大学生ですが、奈良大学の学生証は奇異に思われなく、
それだけ奈良大学通信教育部は浸透しているのでしょうね。

このあと、写真美術館のカフェではケーキセットとかピザトースト・セットしかなく、
お腹がすいていましたけど(ここにランチメニューがあったなら選択が替わったかも)、
猛暑のなか破石町のバス停方向に向かい、そのまま下御門まで歩いてゆき、
隠れ家のような沖縄料理店「結」で遅い昼食。 美味かったぁ・・・

暑い日に、冷房がほぼほぼ効くなか、扇風機の風が行ったり来たり・・・
温かい沖縄の肉ソバを食べながら、唐辛子が効いた島ギョウザもイイ感じです。
暑いときには、暑い地方のものを食するのが正解ですね。




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2024年07月18日

ゼブラバス

昼前、近鉄布施駅前でゼブラカラーの大阪シティバスに遭遇。

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子供の頃、大阪の市バスはこのカラーリングでしたね。 懐かしいです。

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昭和40年前後だったかしら・・・
その頃はまだ大阪市内にも市電が走ってましたね。
実家のある玉造の交差点(長堀通と玉造筋の交差点)の角には
市電レールの方向を切り替えるための望楼が北西角に立っていました。

その後市電が廃止されると、架線を使ったトロリーバスが走るようになり、
トロリーバスに乗り、家族で心斎橋のデパートまで出かけたものです。
ゼブラバスを見ると、その頃が想いおこされます。


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2024年07月15日

マイ走馬灯・クラシック音楽20240715

マイ走馬灯。 みうらじゅんの影響ですね。
人生最後の見る景色である走馬灯、それは・・・ 人生暇つぶし・・・

今回も介護している母親がデイサービスに行っている間を利用し、
奈良の自宅から持ち帰ったCDを、大阪の実家に移設したミニコンポで聴いてます。

今回は、SONY CLASSICAL が、消費税3%を含んだ売価 1,000円(税抜 971円)で
出していた廉価盤シリーズから、3枚をチョイスしました。

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まずは、アンドリュー・デイヴィス指揮フィルファーモニア管弦楽団による
ドヴォルザークの交響曲第7・8番。 爽快でとても見晴らしの良い演奏ですね。

スラブの土着らしさや、ドヴォルザークが憧れたといわれるドイツらしい構成感重視、
これらとも一線を画し、またインターナショナル的で均質、感動の薄い音楽ではなく、
躍動的な音楽に仕上がっています。 

これは今から30年ちょっと前、インターネットが出てくる前のパソコン通信時代。
Nifty-Serve のパソコン通信の、クラシック音楽フォーラム(FCLA)で知り合った
ゆらむぼさん(ドヴォルジャーク好き)より教えてもらったのでした。
ついこの前と思っていても、もう四半世紀前のことですね。


つぎは、同じような夕焼けのジャケットですが、
A.デイヴィスさんは4月に白血病で亡くなられましたが(享年80歳),
同じく本年 2024年2月に亡くばれらた小沢征爾さん指揮による「幻想交響曲」。
これがまたまた、爽快な演奏なのですね。

2003年に書いた文章が以下にありました。
http://fronte360.html.xdomain.jp/bqcla/cd/srcr1505.htm

小沢さんは、1973年以降、ボストン交響楽団を長く率いられていましたけれど、
当方がクラシック音楽を聴き始めた1970年はサンフランシスコ交響楽団にいて、
その前はカナダのトロント交響楽団を率いていました。
日本人がアメリカのオケのオーケストラの音楽監督になるなんて・・・
本当に当時誇らしく思っていたものでした。


一番手前の緑色のジャケットのは、
オーマンディ指揮フィラデルフィア管、ベードーヴェンの「運命」「田園」
2大交響曲ですが、このCDは元会社同僚のNさんからの頂きもの。
でも、中古LPでは、頂く前ちょっと前に捕獲済でしたね。

オーマンディ/フィラデルフィアの「フィラデルフィア・サウンド」
今から50年ほど前、レコード会社のフレーズがよく使われて、流麗なサウンドを
ウリにしていましたね。 ムード音楽かよ、って誤解していました。

「運命」終楽章の切れ込みに、個人的に物足りなさを感じますが、
「田園」いいですよね、ともに聴かせ上手な演奏と思いますし、
何よりオケが巧いしコントールが行き渡っていますね。

2020年に書いた本ブログの文章がありました。
http://fronte360.seesaa.net/article/477225708.html

とにかく「クラシック音楽の本流は独墺系」、義務教育音楽に染まった世代、
このような呪縛が解けていったのも、上述のパソコン通信での交流の恩恵、
そのように思えます。 自分で感じて、良いものが、好き。

ただし、自分に良いと感じるのと、他の人が良いと感じるのは、別問題です。
だから、この音楽は良い、ではなく、この音楽は好き、
嫌い、というと角が立つので、好きになれない、よくわからない、なのですね。

とにかく狭い世界、自分と同調する意見だけを聴いていてはいけなく、
自分の意見を言うときがあっても、論破するのではなく、他の意見を聴く、
そんなことも教えられた、かなと思うパソコン通信時代が、今回のマイ走馬灯・・・


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2024年07月13日

う〜ん、味はともかく

鮭のムニエルを作ってはみたけれど、
見た目バター焼のようになったみたいで、ふっくら感ないなぁ。

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2024年07月01日

(甲辰/きのえたつ6月の雑感)水無月は去った

母親が軽い脳梗塞で倒れて丸2年。 実家で同居を初めて1年9ヶ月となりました。
昨年の今ごろは、奈良大学での卒論執筆を気にしつつ単位取得に励むことで、現実逃避をしていたことを思い出しました。

今は、レポート合格ながら試験を受けず計画的に残した2単位「西洋史特殊講義」(近代イギリスの歴史)があるものの、まったく勉強から遠のいていて、学生身分の「学割」を使っていている偽学生状態。 今月も、奈良国立博物館に「空海」(これで3回目)、奈良県立美術館に「小川晴暘と飛鳥園100年の旅」、美術館「えき」KYOTO「菱田春草と画壇の挑戦者たち ―大観、観山、その後の日本画へ」など、学割を有効利用しました。
あと招待状があったので、松伯美術館の「開館30周年記念特別展 文化勲章三代の系譜 上村松園 松篁 淳之」も観てきました。

偽学生状態ながら勉強もしたい気持ちのカケラも残っていて、NHKラジオR1「カルチャーラジオ・カント哲学と現代 平和論が私たちに問うもの」(全13回)が6月で終わりましたが、毎回ちゃんと聴き、録音もしています。 これをノートに筆写しようか、と思案中。

同様に 2021年度後期に放送された「カルチャーラジオ・芸術その魅力-能楽鑑賞入門」もすべて聴き、録音は録ってありますが、コピー中の不具合でノイズが入ってしまいました。 筆写はこちらを先行させようか・・・などと思案しつつ、どちらも取りかかれず。

とにかく、夜になると目の前のアルコールの魅力に負ける意思の弱さ・・・であります。 情けないなぁ。

たとえ通信教育であっても、自分に課すきっかけがあるのは大きいなぁ(自分の意志薄弱さを鑑みると)と振り返ってみた6月でありました。 とっとと卒業し、他の通信制の大学に編入するか、今年の初めに思案していたことの繰り返しですけれど(いくつかのパンフレットも取り寄せて検討したもののしっくりこなくて・・・)

なお今月は通院の多い月でもありましたね。

母親の定期歯科検診で虫歯が発見されて翌週また通院(いずれも送迎付きですが)。
母親の内科通院日は予約時間まで雨が振っていて、車椅子で行くための様子見をしていましたが、なんとかあがったて30分遅れ、車椅子に乗せて急ぎました。
その翌日、自身の同じ歯科通院でしたし、その週末も同じ内科に自身の通院。 そうそう、自分の歯の詰め物が取れ、月初めには同じ歯科にも行っていました。
この他にも京都まで、定例の通院つきそいもしていて、合計7日も医院に行っていたのでした。
いずれも大事なく、それは良かったのですけれど・・・

この他の行事としては、退職した会社OB会で天満天神繁昌亭に。
コロナ禍を除いて、年1回通っていますけれど、今年の公演はこれまで行ったなかでも、出色の出来と思いました。

口開けの笑福亭笑利さん、若手ながらしっかりとした口調、かつウィットに富んだ客席とのやり取りもあって上々の滑り出し。 途中にある色物、タージンさんの漫談は興味深い話でした。 そして何よりトリの露の都さん。 上方女流落語の第一人者らしく、ほのぼのとした長いマクラから「子は鎹(かすがい)」にすっと入る見事な展開に唸らされました。
最初から最後まで、たっぷりと楽しませてもらいました。

しかし母親をショートステイに預けていて、公演中の送迎確認電話など、けっこう気も使って、この後の懇親会後はさっさと帰宅。 久しぶりに母親の居ない実家でのんびりと過ごした夜を過ごさせてもらいました。

そんなこんなの6月で、今年も半分過ぎてしまいました。
本当に月日の経つのは早く、充実した7月を過ごすことができて、またこのような駄文が書ければと思います。
皆さまも、密かに続く感染症に充分に注意してお過ごしください。

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2024年06月26日

マイ走馬灯・クラシック音楽20240626

マイ走馬灯って、みうらじゅんの影響ですけれど・・

ほぼ2日に1回、介護している母親がデイサービスに行っている間を利用して、
実家の大阪より、奈良の自宅に戻っていますが、実家のミニコンポで聴くCD物色中、
こんなのもあったね・・・

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持ち帰ったトーマス・ザンデルリンクさんによるブラームス交響曲全集。
フィルハーモニア管を振ったイタリアの Darpro というレーベルから出ていたもので、
1998年頃でしょうか、堂島ワルツ堂で投げ売られていたもの(1,180円のシール付き)。

1992〜2000年まで大阪シンフォニカー(現・大阪交響楽団)の音楽監督・常任指揮者で、
この頃、このオケの特別会員となって、年間10回ほどの主催公演をすべて聴いており、
中でもトーマス・ザンデルリンクさんによるブラームスの交響曲はすべて聴きましたが、
いずれも素晴らしかったなぁ。

特に第4番を聴いたシンフォニーホールからの帰路など、
いつもでも頭の中で音楽が鳴り響いていたことも思い出します。
会員になる前、高校同級のE君が大阪シンフォニカーのゼネラル・マネージャで、
その時、当方は大阪シンフォニカーってオケも知らなかったけれど、
彼が「ザンデルンクが今度振るんやで」と言ったのに驚きました。
すぐさま彼が「息子やけどな、ええねんで」って・・・
心斎橋だったかの裏通りの会話、このあとタコ焼き食べてビール飲んだことも思い出します。

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ブラームス/交響曲第4番
 トーマス・ザンデルリンク指揮フィルハーモニア管弦楽団

たっぷりとした音楽ながら、デジタル録音らしく細部にまで配慮を尽くした音楽が聴き取れます。 現代の巨匠といっても良いような感じ。
この演奏については、以下のサイトに詳しく書かれているので、そちらを参考にしてください。
https://suisse.exblog.jp/1428952/

ブラームス/交響曲第4番
 クルト・ザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン

前回も書いたとおりパソコン通信時代、Nifty-Serve の FCLA で、ゆらむぼさんから教えてもらった名演奏。
何も足さない・引かないような演奏ですけれど、第1楽章の終結部、内面から滲み出る感情がしだいに迸るようです。 聴き手の高揚感を巧く刺激するテクニックに終始聞き惚れます。

ブラームス/交響曲第4番
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮ハンブルク国立管弦楽団

中学生の時、キングレコードの名曲1000シリーズで初めて聴いた演奏。 録音も古く質実剛健とした演奏ですが、サクサクと進めてゆく粗削りながらも燃焼度の高い演奏で、刷り込みもあるせいかお気に入りです。 アマオケの友人が、一発録りみたい、と言っていたのも思い出します。

最後に、参考までに各楽章の録音時間を記しておきます。

Tザンデルリンク 14:58/11:45/6:06/10:10
Kザンデルリンク 13:02/11:42/6:18/10:47
カイルベルト   12:23/10/11/6:12/ 8:51


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2024年06月21日

飛鳥園100年の旅

奈良県立美術館に「小川晴暘と飛鳥園100年の旅」に行って来た。

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奈良国立博物館「空海」のあとに立ち寄りたかったけれど、時間的な余裕もまた、体力もなく、会期末(6/23)間際になんとか行けた・・・
という感じ。

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でも、行けて良かった。
中学生の頃、美術の副読本や書籍などで見て、興味を搔き立てられた仏像の写真をじっくりと鑑賞することができ、良い時間を過ごすことができました。

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そして何より、会場に入った最初に「東大寺法華堂撮影風景」
卒論の題材であった不空羂索観音像との対面、そして戒壇堂の四天王像などなど、初めて見た中学生の頃(半世紀も前なのですけれどね)に戻ったような気持ちにもなり、満足しました。

写真っていいですね。


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