2023年03月01日

(癸卯/みずのとう2月の雑感)一月往ぬる二月逃げる三月去る

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、のとおり2月も逃げてしまいました。

実家2回目のリフォーム工事を6日(月)より開始、母親がデイサービスに行っている月水金曜の工事をお願いしました。
当初の計画では6日と10日(金)で終わるはずでしたが、初回リフォームでの不具合修正(居間天井のクロス張替え)も行うことにしましたが、もとが古い家なので、板を貼ってからクロス貼り直さないと同じ不具合が発生するとかで、それも追加工事としたのですけどね、板張ってクロス貼ったらキッチンの吊戸棚の扉が微妙にクロスにひっかかりました。 このための扉の丁番調整を20日にやってもらって終わる予定になりましたが、今度はその前に玄関工事のために室内に移動していた巨大な下駄箱を玄関に戻すと、下駄箱の影に隠れていた引戸と壁の継ぎ目が未施工なのに気付きました(隠れていたから当たり前なんですけどね)。 この未施工部分に袖壁作る工事をさらに24日(金)にしてもらってようやく完工です。 当初3日で出来るはずが、10日は天候不順で工事中止となりましたが、足掛け3週間となってしまいました(工事日としては6日間)。 長かったぁ。

ところで工事のある日は外出できません。 2階の自室にて待機しながら、奈良大学の冬期スクーリングをやってました。
当初は卒論を履修するための必須となる1教科のみでお茶を濁すことを考えてましたが、ダメもとで申請した2教科も終えることができました(申請してレポート出すだけならお金かからないのですよね、良心的です)。 とにかく後回しの最有力候補だった「神話伝承論」(テキストをもとに動画6本視聴し、特別講義も入れると7本視聴すると8時間ほど拘束されますが)、これもクリアしてしまいました。 興味ある「古事記」がテーマなのと、先生の熱血指導動画もあって退屈はしませんでしたが、実家リフォーム中という拘束時間がなかったらキツかったかもしれませんね。 その点はラッキーだったのかも。

一時は次年度休学も考えていましたが、次年度は4年次として勉強を進めることにしました。
休学料として1万円を払うと休学となり、毎年手続きが必要ですが最大8年まで休学出来ます。 来年度は4年次、卒論を書くための時間も確保する必要があり、再開できる頃合い見計らって復学しようかな、とも考えていました。 休学中でも勉強はできる(レポート提出とか単位認定はできないけれど、既に手元にあるテキストの勉強や卒論テーマの材料集めや検討作業などはできる)などなど思っていましたけれど・・・ いつ果てるのか分からない介護、そして年々老いてゆく我が頭脳と学習意欲も考えると、先送りはしても事態は悪くなる一方ではないかと。 一念発起、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、次年度の学費(19万円)を振り込みました。

しかしこの学費、改めて思いますが今の時代に正規大学生となる授業料としては破格ではないでしょうか。 月額にすると16,000円弱。 趣味のカルチャースクールなどに通って時間を過ごすより、レポート提出・単位認定試験のための時間を使う時間はとても濃密な時間だと思います。 それに卒業単位習得のために苦手な科目もこなさないといけない、そんな自分からは出会うこともない世界を見ないといけないのもまた、得難い時間であるのかもしれませんものね。 なお当方の現役時代、学費は年間14万4千円(月額12,000円)、しかも親の年収が少なかったので半額免除になる恩恵(一時は全額免除)も受けていて、今更ながら恵まれていたのですけれど、大学で得た知識が今に役立っているのかなど大いに疑問ですけれど(「畜力噴霧器チャンピオン」「ターボ過給機付きトラクタ」とは無関係な人生を送っていますものね)。 でもまぁ勉強したという経験は大切にしたいと思っています。 頑張ろう。

とにかく今月はリフォーム工事に時間を割かれましたが、しかし工事のない日はない日で忙しかった。
工事のない日は工事で外出できない日の分の献立を考えて食材を揃え、また奈良の自宅にも時おり戻らねばならなかったりして、郵便物確認、町内会の仕事や会議、確定申告書の作成もやりましたね。 退職して1年が経過していますが、会社員やりながらだと絶対にできないよなぁ、などと感じた月でもありました。

そんな多忙ななかを縫って、奈良国立博物館に特別陳列「お水取り」を観てきました。
毎年、この博物館ではこの時期に展示されているのは知っていましたけれど、実際に観たの初めてです。 観覧料金 一般700円、大学生350円のところ、キャンパスメンバーズの奈良大学生なので、学生証を見せたら、なんと無料で観覧できました(350円払うつもりだったのですけど、常設展示の延長の特別陳列は無料なのですね)。 
充実した展示内容で、昔使われていた器物などはもちろんとして、よく知らなかったお水取りの始まりの経緯を記した絵巻物、そして絵巻で説明されている故事が実際の書物にも記載されていたり、また江戸時代の火災の被害記録と被災した現物とを観ることもでき、興味津々で1時間以上たっぷりと観て疲れました。 その疲れと、この感動を定着したかったので、いつも覗く仏像館は今回パスしました。 仏像館は、学生証でいつでも無料で観ることができますしね。

とにかく新しい1年が始まったと思ったら、もう2月も過ぎて、1年の6分の1が終わりましたね。
人生ははかなく、短いことを痛感しています。 だったら、あまり我慢をせず、出来る範囲で今のうちにできることをやっておくべきなのでしょう。 そうも考えるようになりました。 とにかく、これからも新型コロナに感染しないよう充分に注意し、3月もまたこのような駄文が書きたいと思っています。 では皆さまも新型コロナにはご注意されて今を生きてゆきましょう。

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2023年02月01日

(癸卯/みずのとう1月の雑感)一月往ぬる二月逃げる三月去る

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、のとおり1月が行ってしまいました。

例年初詣として元日は朝8時まで無料で開放されている東大寺大仏殿へ行き、正月2日には長弓寺まで小一時間かけて歩き、鎌倉時代に建立された国宝の本堂に入れてもらうのですが、今年は実家にて年越し。
新年早々より雑煮をつくって大人しくしておりました。 ちょうど1年前の1月31日付けで退職(1月いっぱいも有給消化で出勤してませんでしたが)、月日の経つのはホント早いですねぇ。

昨年は、4月に大学生に復帰してせっせと単位習得のためにレポート作成・試験対応などやっていましたが、5月末に母親が軽い脳梗塞で救急搬送されてから生活が激変。 リフォームした実家に住み込んでの介護生活も9月末より3ヶ月が経ちました。 1月、新年より徐々にですが大学生の勉強を復活させて、「民俗学」「シルクロード学」のレポートを提出しました。

11日には、奈良国立博物館「春日大社 若宮国宝展 ―祈りの王朝文化―」を、奈良大学生の特権キャンパスメンバーズで400円にて鑑賞。 13日と29日には、会員になっている大和文華館「特別企画展 麗しいほとけと仏教工芸−中国・朝鮮・日本の仏教美術−」も鑑賞してきました(こちらの会員更新をしましたが、学生証を見せればよかったかなぁ)。 徐々に学生に復帰してゆきたいと思います。

そのためではありませんが、14-15日と母親をショートステイに預けることに成功しました。 2月は18-19日、3月は11-12日を予約しています。 本当はショートステイに預けて帯広に行きたかったのだけれど、悲しいかな先立つものが乏しくなり、これは断念かなと・・・それでも介護もまた新しい局面、こちらもちょっとずつ変化させてゆきましょう。

とにかく新しい1年が始まりましたので、今年も新型コロナに感染しないよう充分に注意しつつ、2月もまたこんな駄文が書けるようにしたいと思います。 では皆さまもご注意ください。

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