一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、のとおり2月も行ってしまいました。
新型コロナウィルス騒ぎも季節を一巡してしまいましたね。 昨年の記載を読み返してみると、月半ばより国公立の美術館/博物館が臨時休館、小中学校も春休みまでいきなり休校との記載がありました。 あれから1年、夏から秋での無策(プラスGOTOなんとか)のせいで第3波にみまわれておりますが、近畿の3府県では緊急事態宣言が2月末で解除だそうです。 「経済が持たない」という理由で解除を要請すると吉村知事は言ってましたが、どうなのでしょうか? 経済よりも安全・安心が先ではないようですね。 ワクチン接種も医療関係者より始まったようですけれど、前回も書きましたが、ウィルスが変異を繰り返して弱毒化し、普通の風邪になる、それを期待しています。 それまで大人しく。
昨年の記録より、昨年2月を最後にハイキングに行かなく(行けなく)なり、外出機会もめっきりと減りました。 しかいながら、会社・実家・自宅のちょっといびつな三角形を連日巡っています。 そんな中でも、今月は11日に大坂城の梅林、14日に松柏美術館「上村淳之展 命の声を識る」、23日に大和文華館「中国青花と染付磁器―京都の鹿背山焼―」に足を伸ばしました。 松柏も大和文華館も自宅から徒歩圏ですし、大阪城の梅林は実家からの徒歩圏ですから、いずれもちょっといびつな三角形の寄り道程度の話ですけれど。 なお21日に大和文華館の会員になりました。 3月より歌川広重の連続講座が3ヶ月毎に開催されます(来年3月まで計5回)。 会員になっておくほうがお得ですものね。
月末はまた高知、いつもどおり、高知大学北口、旭町三丁目と大阪の湊町バスターミナル間のバス往復。 高知ならではの息抜きもありますが、今回より今後のことも考えないといけない事が加わって、気分はちょっと重い。 それに今回は天気がイマイチでもありました。 とにかく整理しましょう。
読書は、継続的に読んでいた堀辰雄「かげろふの日記・曠野」「燃ゆる頬・聖家族」を読了後、古典文学に進むことにして「土佐日記」に挑戦しました。 日栄社の高校生向け(?)の解説書「要説・土佐日記」で、まずは原文(古文)を読み(意味は半分も判りませんけれど)、続いて現代語訳で内容を掴んだのち、解釈・文法で使われている用語の細かな意味なども確認しながらの読書です。 読書スピードは遅くなりました。 また一気に文章を読み飛ばす気にならないので、ゆっくりと味わいながらの読書もまた良いものですね。 読了!
なおNHKラジオの聞き逃し配信では「古典講読・和泉式部日記」も継続して聴いています。 和泉式部が正妻のいる宮中に入って緊張感が高まってきました。 また新たに「カルチャーラジオ 日曜カルチャー・古事記の神々とその舞台」(全4回)も第3回まで聴きました。 2018年に読んだ梅原猛「古事記・増補新版」以来の「古事記」の世界。 色々と忘れてしまったことを思い出しながらの神話の世界が、王朝文学とともに興味深く楽しんでいます。 おまけですが、聞き逃し配信で聞いている「十勝の話題と音楽」に投稿した内容が採用されました。 「過冷却コーラ」今でもできるようですね。 もっとも学生時代は昼間にやってましたけど(昼間も氷点下10度だったりして)。
音楽は今月も演奏会をパスしたので話題はなし。 強いて言えば、ブログに音楽の記事を4つほど入れた事くらいでしょうか。 いずれも廉価盤レコードの記事。 やはりCDよりもLPレコードが好き。 ただ、愛用しているプレーヤ Technics SL-6 の回転数がちょいと遅くなってきたような感じ。 自力修理しましょうと速度調整ネジを強く押してしまったら、半固定抵抗が壊れてしまい、ターンテーブルが回転しなくなりました、とさ(壊しちゃいまった)。 お気に入りの赤い SL-6 でしたが、帯広での学生時代より使っている TRIO KP-7300 を復活させました。 やっぱり、こちらのほうが格段に音がいいですね。 ただこれまでみたいに演奏終了後にアームが勝手に上がって止まらない(止まるのに慣れてしまった)ので注意が必要です。 とにかく、ちょっと暖かくなってきたのでレコード鑑賞も増やしてゆきたいと思います。
DVDマガジンでの「じゃりン子チエ」Vol.4 がなかなか手に入らなくて、中断してましたがようやっと入手できたので、また頭の中で「虎のふんどし、羆のパッチ、ムカデの歯ブラシぶらさげて、茶臼山でドンコ釣り ♪」が連日巡っております。
はてさて、いつまで続くコロナ禍。 今月もまたアルコール燃料で乗り切るしかないですね。 がんばりましょう。
2021年03月01日
2021年02月01日
(辛丑1月の雑感)一月往ぬる二月逃げる三月去る
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、のとおり1月が行ってしまいました。
元日、初詣は今年もまた朝8時まで無料で開放される東大寺大仏殿へ行ってきました。
コロナ禍のため今年は大仏殿中門の開放ではなく、ふだん拝観料を支払って入る左側の入口から、まず係の人より手に消毒液の噴霧を受けての無料入場となりました。
電車の終夜運転はなく、また外国人観光客も居ないこともあって、大仏殿や奈良公園も人出は例年より少な目で、家族連れやカップルが多く目につきました。 とにかく毘盧遮那仏にコロナ退散を念じました。
2日、長弓寺まで小一時間かけて歩いて行ってきました。 正月三が日は、鎌倉時代に建立された国宝の本堂が開放。 黒漆厨子に入ったご本尊の木造十一面観音立像、左に阿弥陀如来坐像、右に釈迦如来坐像、そして左端に広目天・増長天、右端に多聞天・持国天の四天王立像が内陣の基壇にずらりと並んでいるのを拝ませていただくことは有難いことですね。 コロナの時節より今年は開けることのできる扉を開放、寒風が流れ込んでおりました(蝋燭の火が燃え移らないかと少々心配しましたが)。 とにかくここでもコロナ退散を念じました。
そのコロナ、年末より加速度的に感染者増となって緊急事態宣言も発出されましたが、やや勢いは抑えられているようですけれど、高止まりでしょうか。 このまま3月まで平行線、という意見になんとなくうなずいていたりします。 そして変異ウィルスも侵入しましたね。 元来ウィルスは変異するものなので、というか変異を繰り返して弱毒化し、普通の風邪になる、それを早く期待したいものです(ワクチンよりも)。
そんな正月三が日も欠かさず実家に行き、4日からのウィークデーはこれまでと同じく会社と実家と自宅のちょっといびつな三角形を日々くるくると回り、月末には高知に行って終わった、そんな感じ。 17日にはチケットを頂いていた演奏会がありましたけれど、緊急事態宣言が出ているし、実家の母親が高齢なので大事をとって不参戦といたしました(ごめんなさい)。
高知では、これまたいつもと同じように、高知大学北口、旭町三丁目と大阪の湊町バスターミナル間のバス往復。 それ以外はご近所マーケットを回っておしまい。 市街地には足を踏み入れません。 1月末、高知の感染者は連日一桁なのですけれど、大人しくしていました。
というのも、今月初めより、駅の階段を急いで降りたのが悪かったのか、左膝を痛めてしまいました。 しばらくして違和感も少なくなったのですが、油断したのか中頃より痛みがぶり返して長引いています。 高知ではちょっといびつな三角形を急いで回ることもなく、意識して外出も減らしたこともあって膝の状態は小康状態。 このままうまく回復すると良いのですけどね。
読書は、先月記したとおりNHKラジオの聞き逃し配信より「宗教の時間 選「百喩経(ひゃくゆきょう)の教え〜自分を見つめる」からの影響で、この番組で講師をされた宝泰寺住職藤原東演さんの著作「愚賢のすすめ・自省なき現代人への教訓 百喩経を読む」を読了。 さらにお経に興味をもって「法華経」の解説書を手にもしましたが、こちらは早々に挫折。 日本の古典にシフトしました。 田辺聖子の現代語訳による「竹取物語・伊勢物語」。 NHKラジオの聞き逃し配信では「古典講読・和泉式部日記」も継続して拝聴しております。 古文の朗読など原文を目にしても7〜8割意味がわかってませんけどね。
あと読書では、堀辰雄を継続的に読書中。 「菜穂子・楡の家」「大和路・信濃路」を読了して、現在「かげろふの日記・曠野」を読書中。 堀辰雄はフランス文学とともに日本の古典にも造詣深かったようですね。 昨年末の三島由紀夫の反動でしょうか、静かな読書が心地よく続いています。
音楽は先にも書いたとおり演奏会をパスしたので話題なし。 強いて言えば、DVDマガジンで「じゃりン子チエ」を捕獲して視聴中(現在 Vol.3)。 このテーマ曲の歌詞が連日頭の中を巡ってます「虎のふんどし、羆のパッチ、ムカデの歯ブラシぶらさげて、茶臼山でドンコ釣り ♪」
コロナ禍となって、季節が一巡しました。 いつまで続くコロナ禍。 今月もまたアルコール燃料で乗り切るしかないですね。 がんばりましょう。
元日、初詣は今年もまた朝8時まで無料で開放される東大寺大仏殿へ行ってきました。
コロナ禍のため今年は大仏殿中門の開放ではなく、ふだん拝観料を支払って入る左側の入口から、まず係の人より手に消毒液の噴霧を受けての無料入場となりました。
電車の終夜運転はなく、また外国人観光客も居ないこともあって、大仏殿や奈良公園も人出は例年より少な目で、家族連れやカップルが多く目につきました。 とにかく毘盧遮那仏にコロナ退散を念じました。
2日、長弓寺まで小一時間かけて歩いて行ってきました。 正月三が日は、鎌倉時代に建立された国宝の本堂が開放。 黒漆厨子に入ったご本尊の木造十一面観音立像、左に阿弥陀如来坐像、右に釈迦如来坐像、そして左端に広目天・増長天、右端に多聞天・持国天の四天王立像が内陣の基壇にずらりと並んでいるのを拝ませていただくことは有難いことですね。 コロナの時節より今年は開けることのできる扉を開放、寒風が流れ込んでおりました(蝋燭の火が燃え移らないかと少々心配しましたが)。 とにかくここでもコロナ退散を念じました。
そのコロナ、年末より加速度的に感染者増となって緊急事態宣言も発出されましたが、やや勢いは抑えられているようですけれど、高止まりでしょうか。 このまま3月まで平行線、という意見になんとなくうなずいていたりします。 そして変異ウィルスも侵入しましたね。 元来ウィルスは変異するものなので、というか変異を繰り返して弱毒化し、普通の風邪になる、それを早く期待したいものです(ワクチンよりも)。
そんな正月三が日も欠かさず実家に行き、4日からのウィークデーはこれまでと同じく会社と実家と自宅のちょっといびつな三角形を日々くるくると回り、月末には高知に行って終わった、そんな感じ。 17日にはチケットを頂いていた演奏会がありましたけれど、緊急事態宣言が出ているし、実家の母親が高齢なので大事をとって不参戦といたしました(ごめんなさい)。
高知では、これまたいつもと同じように、高知大学北口、旭町三丁目と大阪の湊町バスターミナル間のバス往復。 それ以外はご近所マーケットを回っておしまい。 市街地には足を踏み入れません。 1月末、高知の感染者は連日一桁なのですけれど、大人しくしていました。
というのも、今月初めより、駅の階段を急いで降りたのが悪かったのか、左膝を痛めてしまいました。 しばらくして違和感も少なくなったのですが、油断したのか中頃より痛みがぶり返して長引いています。 高知ではちょっといびつな三角形を急いで回ることもなく、意識して外出も減らしたこともあって膝の状態は小康状態。 このままうまく回復すると良いのですけどね。
読書は、先月記したとおりNHKラジオの聞き逃し配信より「宗教の時間 選「百喩経(ひゃくゆきょう)の教え〜自分を見つめる」からの影響で、この番組で講師をされた宝泰寺住職藤原東演さんの著作「愚賢のすすめ・自省なき現代人への教訓 百喩経を読む」を読了。 さらにお経に興味をもって「法華経」の解説書を手にもしましたが、こちらは早々に挫折。 日本の古典にシフトしました。 田辺聖子の現代語訳による「竹取物語・伊勢物語」。 NHKラジオの聞き逃し配信では「古典講読・和泉式部日記」も継続して拝聴しております。 古文の朗読など原文を目にしても7〜8割意味がわかってませんけどね。
あと読書では、堀辰雄を継続的に読書中。 「菜穂子・楡の家」「大和路・信濃路」を読了して、現在「かげろふの日記・曠野」を読書中。 堀辰雄はフランス文学とともに日本の古典にも造詣深かったようですね。 昨年末の三島由紀夫の反動でしょうか、静かな読書が心地よく続いています。
音楽は先にも書いたとおり演奏会をパスしたので話題なし。 強いて言えば、DVDマガジンで「じゃりン子チエ」を捕獲して視聴中(現在 Vol.3)。 このテーマ曲の歌詞が連日頭の中を巡ってます「虎のふんどし、羆のパッチ、ムカデの歯ブラシぶらさげて、茶臼山でドンコ釣り ♪」
コロナ禍となって、季節が一巡しました。 いつまで続くコロナ禍。 今月もまたアルコール燃料で乗り切るしかないですね。 がんばりましょう。