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2017年05月07日

ウェルドン、グリーグ/北欧の抒情

GWの大半を病院で過ごし、残り1日となってしまいました。

季節は立夏をこえ、外は夏のようだと連日言われてきましたが、
病室はエアコンが効いて寒いくらいだったし、退院した昨日は曇って時おり雨。
清々しいGWなしに今年は終えるのかしら。

清々しい初夏らしい音楽でも、と取り出したのが、これ。

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P5076713 posted by (C)fronte360

グリーグ/「ホルベルク」組曲(ホルベアの時代から)op.40
グリーグ/2つの悲しき旋律 op.34
グリーグ/「ノルウェー舞曲」op.35 (*)
グリーグ/「抒情組曲」op.54 (*)

  ジョージ・ウェルドン指揮
      フィルハーモニア管弦楽団
      ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団 (*)

カラヤンと同い年ながら60歳になる前に亡くなってしまったこともあるし、
芸風も外面的な効果を狙う指揮者でもなかったので知名度は高くないけれど、
このグリーグの演奏は知る人ぞ知る、といった隠れ名盤。
さわやかさの中に毅然とした美しさのある名演奏です。

「2つの悲しき旋律」は「ホルベルク」組曲同様、弦楽合奏曲ですが、
第2ヴァイオリンとヴィオラが2つに分けた弦楽7部の第1曲「胸のいたで」
更に第1ヴァイオリンとチェロも2つに分け9部とした第2曲「過ぎた春」
しみじみと心に滲み入ります。


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2017年04月19日

クーベリック、モーツァルト/交響曲第38番「プラハ」・第39番

本日は会社を休み、早春らしい清々しい風が吹くなか、病院に行ってきました。
もっと良いところに行くべきだったのでしょうが、手術をした左手の抜糸をし、
保護するための装具を着け、晴れて水仕事も出来る予定でした。
が、装具が間に合わず、左手は添え木代わりの半分に割ったギプスを包帯で巻き、
これでは水仕事はまたお預けです。

少々落胆しての帰宅のあと買い物も済ませました。
部屋に外の風を入れながらのんびりと聴く音楽はまたしてもモーツァルト。

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IMGP0006 posted by (C)fronte360

モーツァルト/交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
モーツァルト/交響曲第39番 変ホ長調 K.543
  ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団

数あるモーツァルトの交響曲の録音の中でもトップクラスの名演奏でしょう。
覇気ある演奏ながら透明感のあるオケの響きには気品も感じさせます。

この後期交響曲集では第40番の交響曲の演奏に最初打ちのめされて、
3枚(6曲)すべてを集めることになりましたが、
第39番も素晴らしい演奏で、明るく元気さが前面に出てしまうところも
陰影に富み、豊穣な弦の響きで気品漂わせる演奏に仕上げていますね。

1980年録音、1982年度のレコードアカデミー賞の受賞も頷けます。
聴いていると幸せな気分になるレコードです。


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2017年04月16日

アルバン・ベルクSQ、モーツァルト/弦楽四重奏曲「不協和音」

昨日の休日出勤のあと、造幣局の桜の通り抜けに行こうかと思ってましたが、
種々のヤボ用を片付けた11時、新大阪のオフィスを出ると小雨模様・・・
そのまま帰宅しましたが、途中の生駒では土砂降りの通り雨に驚きました。

さて今日も休日というのに早朝覚醒で4時起き・・・
入院した当初こそバカほど眠ってましたが、後半はほとんど寝てなかったな。
愛用のメモリプレーヤやスマホに録音した音楽を聴いて時間を過ごしてました。

最近のメモリプレーヤでのお気に入りはモーツァルト後期10大弦楽四重奏曲集。
単身赴任時代、本駒込図書館より借りたアマデウスSQによる演奏です。
中庸で温厚なアンサンブルですね。

手元にあるディスクは、アルバン・ベルクSQのもの。

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IMGP0005 posted by (C)fronte360

モーツァルト/弦楽四重奏第18番 イ長調
モーツァルト/弦楽四重奏第19番 ハ長調「不協和音」
  アルバン・ベルクSQ
    ギュンター・ピヒラー(1.vn)、 クラウス・メッツル(2.vn)
    ハット・バイエルレ(va)、 ヴァレンティン・エルベン(vc)

1977年録音、明快で即物的で精緻なアンサンブルながら、歌心のある演奏。
相反するこれらを見事に融合された演奏、アマデウスSQがぬるく感じます。

「不協和音」第1楽章冒頭22小節、作曲当時の和声法や対位法の常識を破って
あってはならない音の組み合わせを使っているのでこう呼ばれていますが、
現代音楽の「不協和音」に馴染んだ耳には不安定には聴こえても
そんなに奇異には感じないですよね。

でもこの序奏のあとの快活で愛らしい主部、さっきまでの序奏とのギャップ、
お日さまが燦燦と降り注ぐような音楽が駆けて、さっきまでの不安な序奏を
すっかりと忘れ去ってしまう。 面白い音楽ですね。
ハイドン・セット、師と仰ぐハイドンにはこの斬新さが判って貰える、
そんな意気込みがあったのでしょうね。

変化といえば終楽章も面白いですね。
転調しながらの歌いまわし、そして、効果的な休符。
聴くことの楽しさを満喫しました。 これも春らしい曲みたい。

単身赴任より戻ってすぐに行った造幣局の桜の通り抜け。
春の行事のように以来毎年伺ってますが、明日が最終日となります。
今日は良い天気のようなので、やっぱり伺ってみたいですね。


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2017年04月15日

ブダペストSQ+トランプラー、モーツァルト/弦楽五重奏曲 K.516

花の盛りは入院中でしたが、花冷えが続いたせいで思いのほか桜も残ってますが、
昨日の奈良は23℃で大阪よりも暑く、今日の午後は雨でもうお仕舞い・・・
残る大阪の造幣局の通り抜け、今日行くか、明日行くか思案中です。

そんな春の名残を惜しむような曲を・・と、最近こればかり聴いているような、
モーツァルトの弦楽五重奏曲(全集)より

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P4026473 posted by (C)fronte360

モーツァルト/弦楽五重奏曲 ト短調 K.516
  ブダペスト弦楽四重奏団、ワルター・トランプラー(va)

先のハ長調の K.515 と対をなすト短調 K.516 の弦楽五重奏曲ですが、
交響曲第41番「ジュピター」と第40番との関係性やら、
小林秀雄の著書「モオツアルト」で「疾走する悲しみ」と表現したことなど、
老後の楽しみの室内楽、今更ながらに勉強しながら聴いていたりします。

深い憂いをたたえた曲とのことですが、このブダペストの演奏を聴くかぎり、
そこはかとない憂い、といった装いのような感じがしますね。
もっと深い部分を聴けていないせいかもしれませんが・・・

さて今日は久しぶりの休日出勤、とはいえ1時間ほどの立会いですけれど。
では行ってきます。


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2017年04月02日

ブダペストSQ+トランプラー、モーツァルト/弦楽五重奏曲 K.515

ようやく桜も咲き始めましたが、花冷えの奈良は気温2℃まで下がってます。

昨日は最寄駅前大学の入学式だったらしく、黒スーツ姿の女子学生多数に
男子学生も混じって少々華やいだ雰囲気が漂っていました。

そんな春らしい曲を・・と、最近のお気に入りが先日梅田で捕獲したこれ。
モーツァルトの弦楽五重奏曲(全集)より

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P4026473 posted by (C)fronte360

モーツァルト/弦楽五重奏曲 ハ長調 K.515
  ブダペスト弦楽四重奏団、ワルター・トランプラー(va)

ヴァイオリンが愛らしい旋律を歌いまわしてゆく終楽章、見事な構成で、
ジュピター交響曲の終楽章にも比肩されるのもうなずけます。
この明るさが春らしく感じられるのですね。

最近この全集をとっかえひっかえ聴いて勉強中。
老後の楽しみの室内楽ですから・・・

おっと今日はこれから外出ですので、手短ですけれど、このへんで。




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2017年03月20日

コンヴィチュニー、シューマン/交響曲第1番「春」、第2番

春分の日。
明日は雨らしいですが、春らしいお天気が2日続いています。
我が家のサクランボのサクラも開花寸前、「春」の曲を聴きたくなりました。
高校生の時に初めて買ったシューマンの交響曲第1番「春」

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IMGP0003 posted by (C)fronte360

シューマン/交響曲第1番「春」、第2番
 フランツ・コンヴィチュニー指揮 ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

レコードジャケットにコピー文字が書かれたフォンタナの 1,300円盤。
当時も今もダサイ体裁だと思いますが、演奏はオーソドックス。
堅牢なゴシック様式のようなシューマンの「春」です。

このレコードを買う前、テレビの「N響アワー」でこの曲を演ってたのを聴き、
指揮者はサヴァリッシュさんかスィトナーさんか忘れましたけど、
初めて聴いたとたん「面白い」って好きになったのでした。
この曲に青春の息吹のようなものを感じたように思って
わくわくしながらTVの前で聴いてた記憶があります。

このレコードもそんな思いで「春」を繰り返して聴いたものですが、
今では裏面の第2番に強く惹かれます。

今となっては「春」の演奏は少々重たく感じられてしまいますけど、
第2番のほうに堅牢なゴシック様式の演奏がより似合っているようです。
土台となる低弦、その上を中音弦、さらにその上の高音弦、
コンビチュニーらしく正攻法で重層的に響かせた素晴らしい演奏ですね。

この当時、シューマンはピアニスト出身なので管弦楽法に秀でておらず、
ユニゾンで音を重ねすぎて混濁した響きになる管弦楽法の失敗作・・・
そんな風に評論家の人によく言われていたものです。

これを買った当時、第2番もそんな感じにも思え、よく判りませんでしたが、
手持ちステレオ装置の進化、CD時代になって細部をより聴き込むようになり、
この音の重なりこそが悩める文学青年シューマンの響きだと思い至った次第。
今では第2番がシューマンの交響曲の中では1番好きな曲になりました。

「春」を聴きたかったのに、第2番にやっぱり興奮してしまいましたね。


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2017年03月19日

ファブリ世界名曲集14 モーツァルトV

このところ懐古趣味というか原点回帰。
クラシック音楽を聴き始めた頃の懐かしいレコードを再聴しています。

1971〜2年頃、平凡社より 680円で売られていたのが「ファブリ世界名曲集」、
25cm のLPがついてまして、1,000円盤を買うようになる前、
まだクラシック音楽ってどんなんやろ? そんな疑問に応えてくれました。
これが最初に買ったモーツァルトのレコードになります。

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P3196451 posted by (C)fronte360

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
  カレル・シェイナ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番 K.466
  イングリッド・ヘブラー(p)、
  カール・メレス指揮 ウィーン交響楽団

イングリッド・ヘブラー、巻末の演奏家紹介で現代最高のモーツァルト弾き、
そう書かれていたのが購入の引き金でした。 オーケストラも欧州ですし。

まず、カレル・シェイナの指揮する「フィガロの結婚」序曲が素晴らしいね。
快活ながらピシッと引き締まった演奏、当時はシェイナの事など知りませんが、
手慣れた職人的な演奏に心踊らしてもらった記憶が蘇ってきました。

そして薄暗い序奏が延々と流れて始まるモーツァルトの短調のピアノ協奏曲、
この曲・演奏との出会いも大きかった。 深い音楽ですね。
若きヘブラーさんのピアノは情感に流れることなくしっかりとしていますし、
第1楽章のカデンツァなどちょっと息を詰めて聴き込んでしまいます。
地味ながら伴奏のカール・メレス指揮ウィーン響もちょっと荒いけど誠実です。

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P3196453 posted by (C)fronte360

そして解説は海老沢敏。 初心者向けの物語調での解説を読み、図版を見て、
音楽を楽しむ・・・ではなく、覚える、そんな感じでしたけれども、
それもまた幸せな出会いでありました。

なおこれを買ったあと 1972年にアンネローゼ・シュミットさまが来日して、
大阪フィルの第99回定期演奏会に登場、この第20番を演奏されたのを
770円 だったかの一番安い席で聴いたのが、初コンサート。

当然のことながらアンネローゼ・シュミットさまの事もまだ知る由もなく
ドイツの女流ピアニストが第20番を演奏するから、というのが理由で、
それほどこの第20番、このレコードにハマっていたのでした。



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2017年03月18日

フリッツ・ライナー、「ルスランとリュドミラ」序曲

しばらく占拠されていたステレオ部屋も開放されて、三連休です。
早朝より先日捕獲した宗教曲など聴き、まったりした一日の始まりを味わい、
ずぅ〜と気になっていた事もあったので、ご近所病院にも行ってきました。

さて、このところ懐古趣味というか原点回帰。
クラシック音楽を聴き始めた頃の懐かしいレコードを再聴しています。

当時の1,000円盤ブームに乗り、1972年9月5日に一挙40枚が発売された
RCAグランプリ1000クラシカル」シリーズで最初に買った1枚ですね。

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P3186450 posted by (C)fronte360

チャイコフスキー/大序曲「1812年」
リスト/メフィストワルツ
ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」
チャイコフスキー/スラヴ行進曲
グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
  フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団

このレコードのタイトルは、”大序曲「1812年」”ですけれど、
個人的に「ルスランとリュドミラ」序曲、この演奏の凄さにハマってました。

「1812年」は、期待していた大砲の音が入ってないじゃないか・・・
そんな単純な理由でがっかりした記憶もあったりします。

これより先、ロックなどの音楽も積極的に聴き始めることになりますけれど、
クラシック音楽のドライヴ感もロック以上じゃないか、なんて思えてたのも、
このレコードとの出会いがあったからでしょう。

当時の貧弱なステレオ環境、今でもそんなに良い環境ではありませんが、
一糸乱れない引き締まった演奏に興奮しながらスピーカーの前でエア指揮・・・
お恥ずかしながら、今でも腕が動いてしまいますけどね。

そしていま聴き返しても、通俗名曲ながら底光りする演奏に興奮します。
何より演奏に冷たさを感じさせないところが凄いですね!!
スラヴ行進曲など珠玉の名演奏ではないでしょうか。

あと今回、久しぶりにレコードをターンテーブルに載せましたけど、
レコード盤がずっしりと重く感じられました。
別に重量盤ではないのですけど、オイルショック前のレコード盤ですしね。



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2017年03月05日

音のカタログ・第1巻

今日は久しぶりに休日出勤します。
本来の業務範囲か微妙ですけど、オフィス管理のいっかんとして立会いです。
昼から演奏会にも行く予定なので、ちょっと早めの移動といった感じですが、
作業が難航すると・・・演奏会は・・・そんな事は考えないことにしましょう。

このところ懐古趣味、というか原点回帰で、
クラシック音楽を聴き始めた頃のレコードを再聴しています。

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P3056358 posted by (C)fronte360

1972年、CBSソニーより発売されたベスト・クラシック100選
その拡販用サンプルレコードです。 「音のカタログ」と言われていました。
1枚500円。 郵便で現金書留か切手を送ると送付されてきました。
このレコードは本当によく聴き込みました。

とにかくまだクラシック音楽を聴き始めたころだったので、
演奏を聞き分けるというよりも、曲そのものを知る手がかりにしていました。
気に入った曲はFM放送で探して聴いたり、TVで見たり、
当時のN響アワーは水曜か木曜の夜に放映されていた記憶がありますね。

曲全体を聴いて気に入った曲や、有名そうな曲は、週刊FM誌の廉価盤コーナ、
この記事で推薦されているレコードを買うというのが通常のパターンでした。
CBSソニーのこのシリーズには全く貢献しませんでしたが、
個人的にはとてもお世話になったレコードです。

片面25曲、1曲あたり約2分ちょっと。
曲によって収録時間に幅を持たせていて、3分ほどの曲もあるため、
聴きどころをしっかりと押さえていて、また演奏もとても聴き応えがあります。

Side A

1 ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」冒頭
  バーンスタイン/NYP

2 ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」第4楽章中途
  バーンスタイン/NYP

3 マーラー/交響曲第1番「巨人」第4楽章冒頭
  バーンスタイン/NYP

4 ベルリオーズ/幻想交響曲第4楽章中途「断頭台への行進」
  バーンスタイン/NYP

5 ショスタコーヴィッチ/交響曲第5番第4楽章冒頭
  バーンスタイン/NYP


6 ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界から」第2楽章中途
  セル/クリーヴランド

7 モーツァルト/交響曲第40番第1楽章冒頭
  セル/クリーヴランド

8 ブラームス/交響曲第4番第1楽章冒頭
  セル/クリーヴランド

9-10 マーラー/交響曲第2番「復活」第5楽章冒頭
  ワルター/NYP


11 ブルックナー/交響曲第9番第3楽章中途
  ワルター/コロムビア

12 ガーシュウィン/「パリのアメリカ人」冒頭
  バーンスタイン/NYP

13 ムソルグスキー/「展覧会の絵」より「キエフの大門」
  バーンスタイン/NYP

14 ワーグナー/ワルキューレの騎行
  セル/クリーヴランド

15 ドビュッシー/交響詩「海」第3楽章中途
  ブーレーズ/NPO


16 チャイコフスキー/「白鳥の湖」より「情景」
  オーマンディ/PO

17 バッハ/管弦楽組曲第3番第2楽章アリア
  カザルス/マールボロ

18 ブラームス/ピアノ協奏曲第2番第1楽章冒頭
  ゼルキン/セル/CO

19 モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」第3楽章冒頭
  カサドシュ/セル/CO

20 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲第1楽章冒頭
  スターン/オーマンディ/PO


21 ラロ/スペイン交響曲第1楽章冒頭
  フランチェスカッティ/ミトロプーロス/NYP

22 ロドリーゴ/アランフェス協奏曲第2楽章冒頭
  ウィリアムス/オーマンディ/PO

23 シューベルト/ピアノ五重奏曲「ます」第4楽章中途
  ゼルキン他

24 ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第6番「アメリカ」第2楽章冒頭
  ジュリアードSQ

25 モーツァルト/フルート四重奏曲第1番第1楽章冒頭
  ランパル/スターン他


Side B

26 ショパン/バラード第1番中途
  ホロヴィッツ

27 モーツァルト/「トルコ行進曲」冒頭
  クラウス

28 バッハ/イタリア協奏曲第1楽章冒頭
  グールド

29 シューマン/「トロイメライ」冒頭
  アントルモン

30 リスト/「ラ・カンパネラ」冒頭
  ワッツ


31 ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」第1楽章冒頭
  バーンスタイン/NYP

32 チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」第1楽章中途
  バーンスタイン/NYP

33 ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」第1楽章冒頭
  セル/クリーヴランド

34 シューマン/交響曲第3番「ライン」第1楽章冒頭
  セル/クリーヴランド

35 モーツァルト/交響曲第39番第3楽章冒頭
  ワルター/コロムビア


36 グローフェ/「グランド・キャニオン」より「山道を行く」中途
  バーンスタイン/NYP

37 モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章冒頭
  セル/クリーヴランド

38 ショパン/ピアノ協奏曲第1番第1楽章中途
  ギレリス/オーマンディ/PO

39 モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」第3楽章冒頭
  スターン/セル/CSO

40 ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番第4楽章冒頭
  ブタペストSQ


41 シベリウス/交響曲第2番第4楽章冒頭
  バーンスタイン/NYP

42 ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」第1楽章冒頭
  ブーレーズ/NPO

43-44 ブルックナー/交響曲第8番第4楽章冒頭
  セル/クリーヴランド

45 ロッシーニ/「ウィリアム・テル」序曲中途
  バーンスタイン/NYP


46 バッハ/ブランデンブルグ協奏曲第5番第1楽章冒頭
  カザルス/マールボロ

47 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番第1楽章中途
  グールド/バーンスタイン/NYP

48 シベリウス/ヴァイオリン協奏曲第1楽章中途
  スターン/オーマンディ/PO

49 ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第7番「大公」第1楽章冒頭
  イストミン,スターン,ローズ

50 シューマン/「クライスレリアーナ」冒頭
  ホロヴィッツ



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2017年03月04日

コンヴィチュニー、ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」

先週末、風邪症状で大人しくしていたもの月曜未明より咳が止まらなく、
そのまま出勤するも会社の保健師に看てもらうと36.9℃の微熱。
前日日曜は35.8℃の平熱だったので1℃上がったらしんどいのは当然で、
会社の風邪薬をいただいてなんとか小康を得て週末にたどり着きました。

このところ懐古趣味、というか原点回帰、
クラシック音楽を聴き始めた頃のレコードを再聴しています。

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P3046327 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」
 フランツ・コンヴィチュニー指揮 ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズ
たぶん最初に買ったか2番目に買ったクラシック音楽の30cmのLPなので
中学2年生の頃、この 1,000円でひと月のお小遣いが飛んでしまう金額。
吟味に吟味を重ねての捕獲なので思い入れもまた大変大きなレコード。

当時、コンヴィチュニーのことなど知る由もなく、
またレコード盤には演奏者の来歴の記載もなく、本場ドイツの演奏だから、
そんな理由が決定打となって買った記憶がまだ残っています。

しかしその決断は結果的に正しくて、この演奏との出会いによって
更にこの後も続くクラシック音楽へのいざないとなりました。

しかし中学2年生には第2楽章がなんとも退屈に思え、第1楽章のあと、
レコード盤をひっくり返して第3楽章へと進めてよく聴いたものでしたが、
今でもこの第3から第4楽章へと入ってゆく嵐の場面、わくわくしますね。
ゆったりとしたテンポ、恰幅の良い堂々とした音楽ながらストイック。

そして質実とした終楽章、しっかりとした構成感で各楽器がゆるぎなく響く。
どこかにスポットライトを当てたようなうわべの音楽が流れてゆくのではなく、
いろいろな楽器の響きを包含したオーケストラが一つとなりゆっくりと歩む。
フィナーレも静かにそっと終わるのがいいですね。

中学生では退屈に思えた第2楽章もまた同様、
各楽器のフレーズが浮き上がっては消えて織物を紡いでゆくようですけれど、
そのつなぎ目がごく自然な風合いなんですね。
いわゆるゴツゴツとした頑固者の独逸音楽、そんなイメージではなくて、
渋い色合いで統一されていますけれど、とても上質な音楽です。

当時聴いていた電蓄ではこんなに細部まで聴き取れなかったと思うけど、
また最新録音とも比較にはなりませんが、隅々まで本当によく聴こえます。
しっかりと構成された音楽にまた感動を新たにしました。


posted by fronte360 at 08:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする