2016年12月31日

ベーム/ウィーン響、ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」

テレビは面白くないし、家人のいない一人我が家・・・
ステレオ部屋にやってきて、やはり年末なので第九を聴きましょう。

中学生だった頃に初めて買った第九のレコード、定価900円。 疑似ステレオ盤。
フォンタナのグロリア・シリーズで、レコード番号も FG-9 ですね。
後年、パイロットなんとかでダブル・ジャケットにもなりました。
こちらは統一ジャケット、しかもペラ・ジャケのものです。

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ベートーヴェン/交響曲第9盤「合唱」
  テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
  ヒルデ・レッセル=マイダン(A)
  アントン・デルモータ(T)
  パウル・シェフラー(Br)
    カール・ベーム指揮 ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団

小遣いが月1,000円だった中学生の頃、吟味に吟味を重ねて捕獲した1枚。
重心の低い演奏ながら若きベーム、溌剌として時に気負いも感じるようでもあり、
疑似ステレオという悪条件ですが、質実剛健としたドイツらしい堂々たる演奏。
久々に聴いた懐かしくもありますが、想像していたよりも悪い演奏ではないですね。

音楽に没入してしまうからかもしれませんけれど、録音の可否を述べる前に、
また演奏の善し悪しを評価する前に、自分の感性とヒットするかでしょうね。
とにかく来年も自分らしく生きたいものです。

皆さんいろいろとお世話になりました。 皆さん良いお年を!!!
そして世の中が平和で、よりよい世界になりますように!!!


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ニコレ、J.S.バッハ/フルート・ソナタ全集

大晦日の朝、いつもなら高知で正月を迎えているところだけれど、
今年は休みが短いことよりも昨年末のドタバタもあって高知行きを断念。
5年連続だったのですけれど・・・

落ち着いて自宅ステレオの前に陣取ってレコード鑑賞中。

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J.S.バッハ/フルート・ソナタ全集
 フルートとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ イ長調 BWV1032
 フルートとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ロ短調 BWV1030
 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
 フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
 フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
   オーレル・ニコレ(fl)
   クリスティアーヌ・ジャコテ(hpsi)
   藤原真理(vc)

1984年5月10/12日、ローテンフルー教会(スイス)での録音
日本コロムビアのスタッフがヨーロッパにPCM録音機材を持ち込んで
一連の録音をしたシリーズ。

ニコレにはカール・リヒターと組み、リヒターに煽られたかのような
ドライブ感に溢れた疾風怒濤の全集もありますけれど、
再録音となるこちらの全集は、ジャコテと藤原真理を従えた円熟の演奏。
心が温まるようです。

高知に行く家人を見送り、正月を迎える準備をしましょう。



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2016年12月25日

リヒテル&ムラヴィンスキー、チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番

京都より戻ってきました。
今日は早朝より年賀状作成にいそしんでおりました。

昨年頂いた年賀状や欠礼はがきと宛名一覧を突き合わせて今年の一覧を作成、
この時、昨年の年賀状をまた読んで、そうやったな、と記憶を掘り越すのもまた
楽しい時間でした。

今年の画像を選び、ほんの少し画像処理していつものWORD文書にはめ込んで印刷、
あて名も印刷してからが本番です。 すべてにコメントを入れて完成ですけれど、
この間ずっとステレオで音楽をかけてますが・・・

このレコードに思わず手が止まりました。
そして京都より帰ってきた、今もまた再聴しております。

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チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 (*)
 スヴャトスラフ・リヒテル(p)
   エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮、 クルト・ザンデルリンク指揮(*)
    レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

フォンタナのレコードの懐かしいジャケット、同年代には見覚えあるでしょう。
モノラル録音だったのでこれが出た時には買いませんでしたけれど、
2005年9月29日の出張時、お茶の水のディスクユニオンで3枚300円で捕獲。

懐かしくて買ってみたけれど、これまでほとんど聴いておりませんでした。
カラヤン/ウィーン響のDG盤も持ってますし、わざわざモノラル録音なんて…
そんな理由でしたけど、これのレコードが耳からウロコでありました。

とくにチャイコフスキーが凄い。
生命感溢れる演奏はカラヤン盤の比では無く、終楽章フィナーレ部分など豪胆!!
見事なテクニックで火花が出るような打音でバリバリと弾き切ってますし、
また暖徐楽章でポツポツと弾くニュアンスの見事さ、違う曲を聴くようです。

録音状態が悪い、という思い込みもありましたけど、普通に聴けますね。
もちろん最新の録音状態との比ではないですが、ガサガサではないですよ、
かえって野太い音がいい味になっているようにも思いました。
ムラヴィンスキーの鋭いほどの精神性の高さも緩和(?)されているかも・・・

ラフマニノフはその点録音の古さでザンデルリンク師が田舎臭くも感じて、
ちょっと損をしているような感じかも。

それにしてもこんな凄い演奏が忘れられていたんて、不覚でした。
本当に奥が深い世界ですね。


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2016年12月24日

ウィーン・フィルハーモニーSQ、モーツァルト/ホフマイスター

クリスマス三連休の中日、忙しかった12月の骨休め・・・
といきたいところですけれど、年賀状やら演奏会感想文など年貢が溜まっていて
気ぜわしい年の瀬でもあります。

この年末年始に高知に行きたいけれど・・・
行けないので高知で捕獲したレコードを聴くシリーズ第2弾
2014年の正月休みに高知で捕獲した「ウィーンの室内楽・名盤1300」より

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PC245480 posted by (C)fronte360

モーツァルト/弦楽四重奏曲第20番「ホフマイスター」
モーツァルト/弦楽四重奏曲第22番「プロシア王第2番」

  ウィーン・フィルハーモニー四重奏団
    ウィリー・ボスコフスキー(vn)、 オットー・シュトレッサー(vn)
    ルドルフ・シュトレンク(va)、 エマヌエル・ブラベック(vc)

ボスコフスキー率いるウィーンフィルSQ、叙情的で暖かな表現ですね。
よく歌うウィーンフィルSQ、ウィーン情緒を醸し出して肌触りの良い音楽。
心地よい時間が過ぎてゆきます。

モーツァルトの弦楽四重奏曲は6曲単位で書かれることが多く、でもこの曲は
「ハイドン・セット」6曲と、「プロシア王・セット」の6曲との間にあり、
ぽつんと1曲のみ。

友人であり出版業者であるホフマイスターへの借金返済のために書かれた・・・
そんな説もあるいわくつきの曲ですが、動機はどうであれ、
晴れやかさにほの暗さも感じられる晩年のモーツァルトの音楽ですね。

暖かなトーンでの流麗なアンサンブル、魅せられました。
今日も一日がんばりましょう。


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2016年12月23日

園田隆弘、J.S.バッハ/2声と3声のインヴェンション

11月は会社行事目白押しで忙しかったけれど、
12月中旬からは私的な事情でドタバタとやってきましたが、ようやく一区切り。
次は来年1月16日、19日とそれから一週間の間に一度お休みをいただき、
それから6週間たって一段落でしょうか。

この年末年始の休暇は短い6連休、ここ5年ほど過ごした高知のお正月は止め、
奈良・大阪でゆるりと過ごしましょう。

高知には行きたいけれど、7月に高知で捕獲したレコード聴いて過ごす年末。
半年前に買ったのに、ちゃんと聴くのは今朝が初めて。

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PC235478 posted by (C)fronte360

J.S.バッハ/2声と3声のインヴェンション BWV722〜801
  園田隆弘(ベーゼンドルファー)

いわゆる「インヴェンションとシンフォニア」と呼ばれている作品。
1974年6月6〜7日、青山タワーホールのベーゼンドルファー使用した録音。
日本ピアノ界の巨人と言われた園田さん、1988年にも再録音されているようですね。

違いなど知る由もありませんが、端正なタッチでのバッハ演奏ですね。
激情的な場面などなく、でもさらりとした中に深淵さや愉しさが感じられ、
偉大なバッハ像が浮かび上がるようで、これはけっこう好きな演奏ですね。
連続してもう2回も聴いていたりします。

バッハが子供たちの教育用に書いたとされる「インヴェンションとシンフォニア」
いくつかCDも持っているはずですが、こんなに真摯に聴いた記憶がなく、
楽譜も校正している園田隆弘さんの想いが詰まっているからでしょうか。

齢60歳を前にしてようやくこの曲の全貌が見えてきたようです。
クラシック音楽、とくにJ.S.バッハは深いですね。


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2016年11月27日

アントン・ナヌート、ショスタコーヴィチ/交響曲第7番

今月のメイン・イヴェントは予定通り19時半に終了。
順調に進み、もう少し早く終わっていたはずですが、運用面からの見直しがあり、
説明書の追加などやっていたら上述の時間、当初の終了時間になりました。

明日の始業より従業員が電話番号変更や電話機の機能変更でクレームを出すか、
もうちょっと気が緩められませんが、大きなヤマは越えた感じでしょうか。

さて先週、愛用のメモリプレーヤの内容を大きく変更していて、
かつて廉価盤CDの帝王として多数の録音が出ていたアントン・ナヌートさん、
彼の一連の録音を入れて鑑賞していますが、先日のマーラーに続いて、
昨日久しぶりに聴いて感動したのがこちらです。

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PB275163 posted by (C)fronte360

ショスタコーヴィチ/交響曲第7番「レニングラード」
  アントン・ナヌート指揮 リュブリャナ交響楽団

VOX ALLEGRETTO という彼にしてはまともなレーベルのCDですが、
演奏も集中力の高いとても見事な演奏を聴かせてくれます。

長大な第1楽章はメリハリをつけて行進曲調の主題、絶叫調の金管の咆哮、
じっくりと歌わせてからの盛り上がりなど最後まで飽きさせることありません。
第2楽章は美しくていいですね。 しっとりとした透明感の高い弦楽器、
クラリネットやピッコロが浮かび上がるようです。
緊張感の高い第3楽章もしっかりとした演奏で聴かせて、
終楽章もまた緩急つけた演奏で劇的な演出もツボにはまっていますね。
大いに感動させれてしまいました。

アントン・ナヌートさんの手腕、オーケストラを統率して全体をきちんと鳴らし、
まったくエキセントリックではないけれど、よく考え抜かれた演奏を聴かせます。
ロマン派の曲ではちょっとヌルく感じる面もありますけれど、
マーラーやこの曲のような長大なシンフォニー、ベートーヴェンの交響曲など、
構成感が問われるような作品にその手腕が発揮されているようですね。

いい演奏を聴くと気分も高揚しますね。

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2016年11月13日

アクセンフェルト、J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲

11月は忙しくて、昨日は休日出勤で朝8時出社でしたが、
平日など7時15分には出社しているので、自宅を6時前にていたりもしてて、
少々お疲れモードですね。

なんとか「12月の関西アマオケコンサート情報」をアップロードしましたが、
その時のBGMとしていたのが、このレコードです。

先週、「枚方フィルハーモニー管弦楽団 第84回定期演奏会」の感想文執筆時、
このレコードをBGMにして文章の推敲したら、途中から演奏に惹き込まれしまい、
しばし中断して聴き入ってしまいました。

今朝も再度聴きなおしてみて、素晴らしいな、と再認識したしだいです。

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PB135162 posted by (C)fronte360

J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲 BWV988
  エディット・ピヒト=アクセンフェルト(hpsi)

エディット・ピヒト=アクセンフェルトはドイツの女性奏者で、
チェンバロとピアノの両方を弾く人で、ここではチェンバロ演奏です。
カラヤン指揮のバッハの管弦楽組曲でもチェンバロを弾いていたりしますね。

ゴルトベルク変奏曲というとグールドの個性的な演奏で語られてしまいますが、
アクセンフェルトは、瑞々しく生命感のあふれる演奏を楽しませてくれます。
またときにオーソドックスでしみじみと聴かせたりもして、飽きることなど皆無。
レコード両面、どこをとっても惹きこまれてしまいますね。

各変奏曲をさまざまに弾き分けて奥深いバッハの世界をこれほどまでに
わかりやすくかつ親しみを感じさせる演奏はちょっとないと思います。



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2016年10月30日

ゲザ・アンダ、モーツァルト/ピアノ協奏曲第1番/第27番

昨日は木枯らしが吹いて、今朝の奈良は6.3℃まで冷え込んだようです。
気が付けば10月もあと少しとなってしまいました。

11月にはイベント満載、休日出勤も3日は約束されていますし、
先週末の状況より明日出勤するとその対応策検討・実施で慌ただしくなりそう。
嵐の前の安息日を先日の高知で捕獲したレコードを聴いて過ごしています。

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モーツァルト/ピアノ協奏曲第1番 K.37、第27番 K.595
  ゲザ・アンダ(p、指揮) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団

第1番の協奏曲は、少年モーツァルトが父レオポルドとのパリ演奏旅行に際し
入手した楽譜より編曲された曲です。 計画していたウィーンへの演奏旅行を
より効果的にするための意図があったようです。

第1楽章はヘルマン・フリードリッヒ・ラウバッハのクラヴィーア・ソナタ
第5番第1楽章アレグロ、第2楽章は不詳ながらヨハン・ショーベルトの作品、
第3楽章はレオンツィ・ホナウアーのクラヴィーア・ソナタ作品1-3の第1楽章、
であると解説に書かれていますね。

しっかりとした(時代の要求もあるからでしょう)後年のモーツァルトらしさ、
編曲によるため若書きのような感じはしないですね。
第2,3楽章のカデンツァはゲザ・アンダのもの、この演奏しか聴いてないので
違和感は当然ながらありません。

それに対して最後のピアノ協奏曲となった第27番、クラリネットやトランペット、
ティムパニまでも外した編成での白鳥の歌、透明感があり諦観も感じさせる音楽。
アンダは第2楽章でぐっとテンポをおとしてしみじみと歌いますね。
第1,3楽章のカデンツァはモーツァルトのものを使用。

硬質なタッチのアンダとややそっけない感じのするオケとの演奏ですが、
それぞれの作品の良さは十分に出ていると思います。



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2016年10月29日

ギレリス、コーガン、ロストロポーヴィッチ/大公

お疲れモードな1週間が終わった? いえいえ、積み残しとなりましたが、
昨夜は部署の送別会で久しぶりに紹興酒も頂いての帰宅となりました。

なんとなく頭の痛い(少々飲みすぎ?)週末
こんな時は宗教曲だとディーリアスのレクイエムを聴いたものの
彼の作品にしてはドラマティックな内容で食傷気味となったので室内楽に転向。

このところ通勤時にはベートーヴェンの弦楽四重奏曲を第1番より聴き進め、
現在第8番(ラズモフスキー第2番)が終わったところ、それもあって、
今朝もベートーヴェンとしました。

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ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 op.97「大公」
  エミール・ギレリス(p)
  レオニード・コーガン(vn)
  ムスチスラフ・ロストロポーヴィッチ(vc)

1955年モノラル録音、旧ソ連の録音を出していた新世界レコードです。
モノラル録音ですけれど、ナチュラルな感じで古さは感じさせません。
それよりも演奏者の若さ漲る演奏にぐいぐいと惹き込まれてゆきました。

いずれも既に鬼籍に入られた巨匠たちの演奏ですが、録音された1955年当時、
ギレリスが一番の年長の39歳、妹婿となるコーガンが30歳、
ロストロポーヴィッチにいたっては27歳であるようですね、平均年齢32歳。

「大公」という曲、ベートーヴェンのパトロンの一人だったルドルフ大公、
彼に献呈したことからの由来ですが、当時大公は21歳であったようです。
作曲したベートーヴェンも41歳。

作曲家、演奏者そして ARCHDUKE と書かれてしかめっ面のジャケットより
古色蒼然たる演奏の予想に反し、
三人の磨き抜かれたテクニックに裏打ちされた青春の血の漲る若々しい演奏、
心躍らされました。

清々しい朝となりました。

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2016年10月27日

アンドレ・プレヴィンの魅力

今週は色々とあって、すでにお疲れモードです。
今日も珍しく平日夜、ステレオに火を入れて聴いているのは、
高校2〜3年頃(1974-5年頃)に捕獲した東芝EMIの音のカタログです。

アンドレ・プレヴィンの魅力(Andre Previn Conducts)

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チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」より「パ・ドゥ・ドゥー」
エネスコ/ルーマニア狂詩曲第1番
ガーシュウィン/「パリのアメリカ人」【リハーサル風景】
ガーシュウィン/「パリのアメリカ人」
プロコフィエフ/カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」より「ブスコーフ入城」

 アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団・合唱団

このレコードのB面の「リハーサル風景」を興味深く聴いたものです。
もっとも英語がうまく理解できてませんけど・・・ヤン・パ・パ・パ・パーン!
と、繰り返すプレヴインの声を聴いて、なんとなく悦に入っていたものです。
ジャケットの解説にはプレヴィンの喋った和訳も記載されてます。

プレヴィンも今では老境となってしまいましたが、この頃はまだ45才前後。
ジャズ出身の異色若手指揮者、ロンドン交響楽団の指揮者・音楽監督として
この当時は若手注目株でバリバリでの時代でした。

そんなプレヴィンの音のカタログが東芝EMIから売り出されたこのがコレです。

このアルバム、たしか高校の文化祭をやっていたとき、学校を抜けだして、
心斎橋に繰り出し、ヤマハ心斎橋店で1,000円で捕獲したレコードです。
不良ですね。 学校行事・集団行動に反抗していた頃で、お恥ずかしい・・・
(今でも集団行動には引いてしまいますけれど)

エネスコやプロコのアンレクサンドル・ネフスキーに感じ入って
「パリのアメリカ人」もこのレコードで、これらの曲を知ったんじゃないかな。




posted by fronte360 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする