2015年01月18日

プリンツ、ブラームス/クラリネット五重奏曲 & 三重奏曲

昨夜は早めに床についたものの、1時過ぎに目覚めてしまって寝付かれなく、
仕方ないので部屋を明るくし、床のなかで軽く読書して眠くなるの待ちました。

かつては、眠く無くても目を閉じ、暗い中でじっとしていると身体が休まる・・・

そんな風に教えられましたが、最近この状態は「うつ病」を発症させるとか、
眠れないときには無理して眠ろうとしないのが良いそうです。

結局、3時すぎにうつらうつらしてきたので消灯、ラジオ深夜便を聴きながら、
4時台の朗読も聞ききって音楽になってから眠ってしまったみたいですけど、
6時前にはもうまた目が醒め、起床しました。

こんな気だるいような朝、先日の高知で捕獲した室内楽でまどろんでいます。

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P1189603 posted by (C)fronte360

ブラームス/クラリネット五重奏曲 op.115、クラリネット三重奏曲 op.114 -*
  アルフレート・プリンツ(cl)、
   ヘッツェル(vn)、メッツェル(vn)、シュトレンク(va)、スコチッチ(vc)
   デムス(p)、スコチッチ(vc) -*

ウィーン室内合奏団、ウィーン・フィルの首席メンバーなどで構成されていて、
CDではモーツァルトのクラリネット五重奏曲とのカプリングで持ってますが、
CDではモーツァルトばかり聴いているような感じでした。

こうしてブラームスの五重奏曲をメインに聴くことは無かった・・・
明のモーツァルト、暗のブラームスといった感じ、不利だったと思いますし、
黒い円盤のレコードをターンテーブルに載せる一種に儀式も含めて、
さぁ聴くぞ、といった心構えが作用しているのかもしれません。

とにかくこうして黒い円盤でブラームスを聴くと、
翳りのあるロマンティシズム、なかなかに味わい深いものを感じます。

寂寞感を感じさせて地味な三重奏曲も含めて、
実演で聴くと、もっと深く感じられる曲なのではないかな、と思います。
今年もこうして宗教曲と室内楽が中心、着々と爺ィ化が進行中です。


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2015年01月17日

カール・リヒター、モーツァルト/レクイエム

阪神淡路大震災から20年
あのとき奈良の自宅もたいそう揺れ、ガス・メータが遮断されてしまいました。
東日本大震災のときも、文京区の住まいのガス・メータが遮断されていましたが、
ともにその程度のことと幸運を感謝せねばなりませんね。

そしてこれら震災で命を亡くされた方のご冥福をお祈りしつつ、
本日はこのレコードから聴いています。

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P1179602 posted by (C)fronte360

モーツァルト/レクイエム K.626
  マリア・シュターダー(S)、 ヘルタ・テッパー(A)
  ヨーン・ファン・ケステレン(T)、 カール・クリスティアン・コーン(B)
  フランツ・エーダー(tb)
    カール・リヒター指揮 ミュンへン・バッハ管弦楽団・合唱団

高校生、たぶん3年生のときに買ったモツレク、愛聴盤です。
厳しい表情ながら結晶のような透明感の高い輝きを放っている演奏で、
ソロ・合唱・管弦楽そしてカール・リヒター渾身の演奏に惹き込まれます。

モーツァルトも死の床で、それこそ渾身の力を振り絞って作曲していた、
そのようにも思えてきます。

くしくも今日明日は大学入試センター試験です。
高校3年生には厳しくも乗り越えなければいけない日でもあります。

白状すると、自分は2年も浪人したので都合3年間受験生をやりました。
また大学4年の時、受験生となって当時の共通一次試験・二次試験を受け、
他大学に行くことも画策(あえなく失敗)、結局大学院の試験には合格。
数多くの受験体験をしてきました。 入学試験は大変です。

色々な方がこの日を乗り越えて明日に繋がることを祈ります。


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2015年01月10日

ケンプ、エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ

ようやく3連休・・・
実は体調イマイチ、珍しく風邪気味で、木曜あたりは咳き込むこともあって、
会社の同僚より無理せず金曜は休んで、との優しい言葉も頂きました。

結局、金曜朝はちょっと辛く、幾度も休もうかと逡巡しましたけれど
結局出勤して淡々と業務をこなしていたら治ってしまったようです。
もう咳も出ませんしね。

とにかくこれで3連休を健やかに過ごせます。

さて今日一日の景気付けの音楽

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P1109440 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 op.35
  ウィルヘルム・ケンプ(p)

11月に高知で108円で捕獲してきたレコード。
ケンプのベートーヴェンって質素ながら味わい深くて好きなので、迷わず購入。

表題のとおり、交響曲第3番「英雄」第4楽章の主題に基づいていますが、
実はこちらの方が作曲は早く、この主題そのものは舞踏音楽「プロメトイス」
その終曲から採られているそうです。

とにかく耳なじみの主題がベートーヴェンらしく質実に変奏されてゆき、
それを軽やかにケンプの暖かで気品あるピアニズムが彩っています。

さあて今日はちょっと足を伸ばしてみますか、18きっぷ最後に日だし・・
では


posted by fronte360 at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする