仕方ないので部屋を明るくし、床のなかで軽く読書して眠くなるの待ちました。
かつては、眠く無くても目を閉じ、暗い中でじっとしていると身体が休まる・・・
そんな風に教えられましたが、最近この状態は「うつ病」を発症させるとか、
眠れないときには無理して眠ろうとしないのが良いそうです。
結局、3時すぎにうつらうつらしてきたので消灯、ラジオ深夜便を聴きながら、
4時台の朗読も聞ききって音楽になってから眠ってしまったみたいですけど、
6時前にはもうまた目が醒め、起床しました。
こんな気だるいような朝、先日の高知で捕獲した室内楽でまどろんでいます。

P1189603 posted by (C)fronte360
ブラームス/クラリネット五重奏曲 op.115、クラリネット三重奏曲 op.114 -*
アルフレート・プリンツ(cl)、
ヘッツェル(vn)、メッツェル(vn)、シュトレンク(va)、スコチッチ(vc)
デムス(p)、スコチッチ(vc) -*
ウィーン室内合奏団、ウィーン・フィルの首席メンバーなどで構成されていて、
CDではモーツァルトのクラリネット五重奏曲とのカプリングで持ってますが、
CDではモーツァルトばかり聴いているような感じでした。
こうしてブラームスの五重奏曲をメインに聴くことは無かった・・・
明のモーツァルト、暗のブラームスといった感じ、不利だったと思いますし、
黒い円盤のレコードをターンテーブルに載せる一種に儀式も含めて、
さぁ聴くぞ、といった心構えが作用しているのかもしれません。
とにかくこうして黒い円盤でブラームスを聴くと、
翳りのあるロマンティシズム、なかなかに味わい深いものを感じます。
寂寞感を感じさせて地味な三重奏曲も含めて、
実演で聴くと、もっと深く感じられる曲なのではないかな、と思います。
今年もこうして宗教曲と室内楽が中心、着々と爺ィ化が進行中です。