自宅のCD棚よりあれこれと見繕ってPCに録音中
フォーレ/レクイエム、ディーリアス/管弦楽曲集、ミヨー/交響曲第1・2番
IMGP3307 posted by (C)fronte360
現在は、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンペン・ロワイヤルによる
フォーレのレクイエム、一般的に演奏されるものとは違う1893年稿によるもの。
小編成による演奏は、ゆったりとしたテンポ、しみじみと演奏されていて
祈りの世界が感じられます。 久しぶりに聴いて感動しています。
なお、ディーリアスは、シモノフ指揮によるロイヤル・フィルによる演奏、
ミヨーの交響曲は、プラッソン指揮トゥールーズの市立オケによるのもので、
いずれもとても良い演奏ですね。
自宅に置き去りですから、もっとちゃんと聴かないと・・・勿体無いなぁ。
とにかく静かに過ぎる自宅の年末です。
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2010年12月30日
2010年12月25日
ケント・ナガノ、ミヨー/屋根の上の牛
スキャナーの動作確認も含め、部屋では珍しくCDを聴きながら、
CDジャケットのスキャニングもやってみました。
ケント・ナガノ指揮リヨン歌劇場管弦楽団
ミヨーの作品集
1. 屋根の上の牛op.58
2. 世界の創造op.81
3. ハープ協奏曲op.323
MILHAUD と書いて、ミヨーですね。
スペルを見せて、どう読むか? と、よくイジワルしたものです。
さて、「屋根の上の牛」軽快でかつウィットに富んで面白いですね。
リヨン歌劇場管弦楽団という、フランスのローカルなオーケストラらしく、
開放的な感じもして、とても楽しめます。
その他の曲も、暖かな演奏が好ましいですね。
パリあたりのオケが演奏すると、ちょっとすました感じになるのでは・・・
などと、聴いたこともないのに(失礼)、想像してみたりしています。
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CDジャケットのスキャニングもやってみました。
ケント・ナガノ指揮リヨン歌劇場管弦楽団
ミヨーの作品集
1. 屋根の上の牛op.58
2. 世界の創造op.81
3. ハープ協奏曲op.323
MILHAUD と書いて、ミヨーですね。
スペルを見せて、どう読むか? と、よくイジワルしたものです。
さて、「屋根の上の牛」軽快でかつウィットに富んで面白いですね。
リヨン歌劇場管弦楽団という、フランスのローカルなオーケストラらしく、
開放的な感じもして、とても楽しめます。
その他の曲も、暖かな演奏が好ましいですね。
パリあたりのオケが演奏すると、ちょっとすました感じになるのでは・・・
などと、聴いたこともないのに(失礼)、想像してみたりしています。
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2010年12月10日
マリア・ジョアン・ピレシュ ショパン/ピアノ協奏曲第1番
今朝は東京でもこの冬一番の冷え込みだそうです。
極寒の地・帯広で学生時代を過ごしたので、この程度の寒さは応えません。
今日はこれから東京駅始発6:00の新幹線「のぞみ1号」で出発しますが、
昨朝のこと、川崎駅に降り立って、会社に向かって歩いていると、
ちょっと前まで降っていた雨のせいで、冷たい空気がしっとりとしていて、
いつもとは違う寒さで、なんだかとても気持ちよかったですね。
基本、寒いのが好きなこともありますけれど、愛用のメモリプレーヤから、
このような気分になってしまう音楽を聴いていたこともあるでしょう。
ポルトガル出身のピアノスト
マリア・ジョアン・ピレシュによる
ショパンのピアノ協奏曲第1番 第2楽章
かつては、マリア・ジョアオ・ピリス
と書かれていましたが、
今はより原音に近いジョアン・ピレシュと書かれてますのでそれに倣います。
その、ピレシュ持ち前の清潔なピアノの響きによって、
よく聴くショパンのピアノ協奏曲第1番ですが、
ここでは独特の世界を醸し出してます。
エマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏もよく合い、
中でも特筆すべきは、第2楽章と思います。
ピレシュのしっとりとした響きが情感の襞をなぞり、
柔らかなファゴットの音色も音楽のなかに溶け込んでいて・・・
すっかり冬景色となった街路樹、水溜りのある舗道、
青い空を低くながれる白い雲に、朝日に輝くオフィスビルもまた、
いつもとは違って見えました。 映画のシーンに出てきそうな感じ。
ちょっと眩暈がしそうなほどでした。
惜しむらくは仕事場に向かっていることで、どこまでも散歩したかったな。
では、行ってきます。
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極寒の地・帯広で学生時代を過ごしたので、この程度の寒さは応えません。
今日はこれから東京駅始発6:00の新幹線「のぞみ1号」で出発しますが、
昨朝のこと、川崎駅に降り立って、会社に向かって歩いていると、
ちょっと前まで降っていた雨のせいで、冷たい空気がしっとりとしていて、
いつもとは違う寒さで、なんだかとても気持ちよかったですね。
基本、寒いのが好きなこともありますけれど、愛用のメモリプレーヤから、
このような気分になってしまう音楽を聴いていたこともあるでしょう。
ポルトガル出身のピアノスト
マリア・ジョアン・ピレシュによる
ショパンのピアノ協奏曲第1番 第2楽章
かつては、マリア・ジョアオ・ピリス
と書かれていましたが、
今はより原音に近いジョアン・ピレシュと書かれてますのでそれに倣います。
その、ピレシュ持ち前の清潔なピアノの響きによって、
よく聴くショパンのピアノ協奏曲第1番ですが、
ここでは独特の世界を醸し出してます。
エマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏もよく合い、
中でも特筆すべきは、第2楽章と思います。
ピレシュのしっとりとした響きが情感の襞をなぞり、
柔らかなファゴットの音色も音楽のなかに溶け込んでいて・・・
すっかり冬景色となった街路樹、水溜りのある舗道、
青い空を低くながれる白い雲に、朝日に輝くオフィスビルもまた、
いつもとは違って見えました。 映画のシーンに出てきそうな感じ。
ちょっと眩暈がしそうなほどでした。
惜しむらくは仕事場に向かっていることで、どこまでも散歩したかったな。
では、行ってきます。
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2010年12月09日
デュトワ、ストラヴィンスキー/協奏曲ダンバートン・オークス
「ダンバートン・オークス」とは、依嘱者ウッズ・ブリスの住所であって、
そのウッズ・ブリス氏の結婚13年の祝賀音楽なのだそうです。
新古典主義音楽、3楽章構成のネオ・バロック様式の合奏協奏曲で
バッハのブランデンブルグ協奏曲に触発されて作曲されたのだとか。
なかなか聴きやすくて、面白い曲ですよ。
そしてストラヴィンスキーらしい変拍子、
オーケストラを小気味良くドライブさせるのは
シャルル・デュトワのお手の物ですね。
デュトワさんが縦ノリのリズムで指揮する姿、
それが目の前に浮かぶようです。
モントリオール・シンフォニエッタとは、モントリオール響の選抜メンバー。
さすがに磨き抜かれた美しい響きと確かな技術、先鋭的になりずぎず、
小気味良く曲を進めて、巧いですね。
なかでも第3楽章、低弦のリズム感がよくって、惹きこまれます。
この曲、実演では、ならチェンバーオーケストラ(プロオケ)と、
かぶとやま交響楽団(アマオケ)とで聴いたことがありますけれど、
小曲ゆえか、あまり演奏会にはかからないように思います。
面白いと思うのですけどね。
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そのウッズ・ブリス氏の結婚13年の祝賀音楽なのだそうです。
新古典主義音楽、3楽章構成のネオ・バロック様式の合奏協奏曲で
バッハのブランデンブルグ協奏曲に触発されて作曲されたのだとか。
なかなか聴きやすくて、面白い曲ですよ。
そしてストラヴィンスキーらしい変拍子、
オーケストラを小気味良くドライブさせるのは
シャルル・デュトワのお手の物ですね。
デュトワさんが縦ノリのリズムで指揮する姿、
それが目の前に浮かぶようです。
モントリオール・シンフォニエッタとは、モントリオール響の選抜メンバー。
さすがに磨き抜かれた美しい響きと確かな技術、先鋭的になりずぎず、
小気味良く曲を進めて、巧いですね。
なかでも第3楽章、低弦のリズム感がよくって、惹きこまれます。
この曲、実演では、ならチェンバーオーケストラ(プロオケ)と、
かぶとやま交響楽団(アマオケ)とで聴いたことがありますけれど、
小曲ゆえか、あまり演奏会にはかからないように思います。
面白いと思うのですけどね。
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2010年12月07日
別宮貞雄/交響曲第1番
「別宮」と書いて「べっく」と読みます。
別宮貞雄(べっくさだお)の交響曲第1番が最近ちょっとお気に入りで
今朝もこれを聴きながらブルーマンデーの出勤の友としました。
1961年に作曲された
いわゆる現代音楽なのですが
第1楽章の冒頭より
甘いメロディが流れて出てきますね。
ラフマニノフの交響曲の現代版・・・
そんな感じでしょうか。 ロマン主義音楽の延長線にあって聴きやすいです。
もちろん現代音楽なので、ちょっと込み入ってて、一筋縄ではいきませんが。
別宮さんは、作曲家としての理想像をベートーヴェンであるとしていて、
当時流行りの無調性で実験的な前衛音楽とは一線を画して(時には論破して)
調性があって、旋律のある音楽表現を求めているのだそうです。
第4楽章の疾走する音楽は、マリンバとオーケストラがとてもカッコイイな。
パリ音楽院へ留学されているので、フランス仕込みの色彩感覚でしょうか。
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別宮貞雄(べっくさだお)の交響曲第1番が最近ちょっとお気に入りで
今朝もこれを聴きながらブルーマンデーの出勤の友としました。
1961年に作曲された
いわゆる現代音楽なのですが
第1楽章の冒頭より
甘いメロディが流れて出てきますね。
ラフマニノフの交響曲の現代版・・・
そんな感じでしょうか。 ロマン主義音楽の延長線にあって聴きやすいです。
もちろん現代音楽なので、ちょっと込み入ってて、一筋縄ではいきませんが。
別宮さんは、作曲家としての理想像をベートーヴェンであるとしていて、
当時流行りの無調性で実験的な前衛音楽とは一線を画して(時には論破して)
調性があって、旋律のある音楽表現を求めているのだそうです。
第4楽章の疾走する音楽は、マリンバとオーケストラがとてもカッコイイな。
パリ音楽院へ留学されているので、フランス仕込みの色彩感覚でしょうか。
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2010年11月30日
サンソン・フランソワ、ショパン/ピアノ協奏曲第1番
ブルーマンデーの気が重い出勤の朝、ショパンのピアノ協奏曲をチョイス
でも、正統というか、異色というか・・・
サンソン・フランソワ
ルイ・フレモー指揮
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
ピアノ協奏曲第1番・第2番
久しぶりに聴きました。
あまりにも遅くはじまる第1番にのけぞりそうになりながら・・・
しかも個性的なテンポというか、即興みたいにも聴こえてくるフレーズ。
計算しているのでしょうか・・・
ルイ・フレモー指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団による伴奏
1965年録音ですから、高音弦はやや痩せた音みたいに聴こえますが
これもまた意外と、豪放磊落といった感じ。 重厚ですね。
かつては酔いそうになりながら聴いたように思いますが、
今回は第1番第1楽章の遅さも、けっこう面白く聴けました。 成長したのかな・・・
●
今週は月末月初の月次決算の週。
今宵から残業しての待機、定例チェック処理などを行います。
そして明日1日夜は、23時半〜26時頃まで月次締めのチェック処理ですね。
さて、出勤準備しますかね、気合入れてがんばりまっしょい。
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でも、正統というか、異色というか・・・
サンソン・フランソワ
ルイ・フレモー指揮
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
ピアノ協奏曲第1番・第2番
久しぶりに聴きました。
あまりにも遅くはじまる第1番にのけぞりそうになりながら・・・
しかも個性的なテンポというか、即興みたいにも聴こえてくるフレーズ。
計算しているのでしょうか・・・
ルイ・フレモー指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団による伴奏
1965年録音ですから、高音弦はやや痩せた音みたいに聴こえますが
これもまた意外と、豪放磊落といった感じ。 重厚ですね。
かつては酔いそうになりながら聴いたように思いますが、
今回は第1番第1楽章の遅さも、けっこう面白く聴けました。 成長したのかな・・・
●
今週は月末月初の月次決算の週。
今宵から残業しての待機、定例チェック処理などを行います。
そして明日1日夜は、23時半〜26時頃まで月次締めのチェック処理ですね。
さて、出勤準備しますかね、気合入れてがんばりまっしょい。
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2010年11月27日
ラローチャ&ショルティ、モーツァルト/ピアノ協奏曲第25番
パウル・デッサウによる、ゴテゴテとしたモーツァルトを楽しんだあと、
愛用のメモリプレーヤを適当にいじって出てきたのが
昨年、惜しまれつつ亡くなった
アリシア・デ・ラローチャ
その彼女が得意とした
モーツァルトのピアノ協奏曲第25・27番
特別なことは何もしていないように思えるのに
言葉に現せない魅力がそっとこぼれ出てくるように思えます。
これがラローチャの魅力でしょう。
でも・・・
ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の伴奏、
ショルティらしく、緻密に細部までしっかりと鳴らしていてますよね。
シカゴ響とは違って低弦に芯というか、粘りも感じるんですけれども、
余計な楽器を加えていないのに、デッサウみたいな印象が・・・
デッサウを聴いたあとだから余計そうなんでしょうけど。
もうちょっとニュアンス豊富なモーツァルトにならんかったのかな〜
特に第25番の協奏曲に力技顕著、なんて思ったしだいです。
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愛用のメモリプレーヤを適当にいじって出てきたのが
昨年、惜しまれつつ亡くなった
アリシア・デ・ラローチャ
その彼女が得意とした
モーツァルトのピアノ協奏曲第25・27番
特別なことは何もしていないように思えるのに
言葉に現せない魅力がそっとこぼれ出てくるように思えます。
これがラローチャの魅力でしょう。
でも・・・
ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の伴奏、
ショルティらしく、緻密に細部までしっかりと鳴らしていてますよね。
シカゴ響とは違って低弦に芯というか、粘りも感じるんですけれども、
余計な楽器を加えていないのに、デッサウみたいな印象が・・・
デッサウを聴いたあとだから余計そうなんでしょうけど。
もうちょっとニュアンス豊富なモーツァルトにならんかったのかな〜
特に第25番の協奏曲に力技顕著、なんて思ったしだいです。
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2010年11月26日
スウィトナー、デッサウ/交響的変態(1965)
パウル・デッサウ(1894-1979)、旧東ドイツを代表する作曲家。
ユダヤ人で左翼思想を持った彼は、ナチスが政権をとるとパリに移り住み、
レイボヴィッツに12音技法を師事、その後にアメリカに渡り、
同じく亡命中のブレヒトとともに劇音楽や映画音楽なども作曲していました。
初期のディズニー映画の音楽も手がけていたようですね。
さて、この「交響的変態」
モーツァルトの弦楽五重奏曲K.614を
オーケストラ曲に編曲した作品。
オトマール・スウィトナー指揮
シューツカペレ・ベルリンの力感ある演奏も
モーツァルトの軽やかな音楽を、エネルギーたっぷりに再構成しています。
古典派音楽が後期ロマン派音楽に「変態」した感じでしょうか。 面白い。
いわゆる現代音楽ですが、モーツァルトの音楽によっているからでしょうね、
聴きやすい音楽なのですが、刺激的な金管の強奏やら、打楽器の派手な打音に
彩られて、思わずニヤリとしてしまう、そんな自分も「変態」かもしれません。
これも小石川図書館で借りてきたCDですね。
パウル・デッサウは、PILZ のEGR「作曲家の肖像」のCDからのお馴染みで、
それで借りてきたわけですけれど、期待に違わず面白く聴けました。
久しぶりに、バッハ・バリエーションも聴きたくなってきました。
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ユダヤ人で左翼思想を持った彼は、ナチスが政権をとるとパリに移り住み、
レイボヴィッツに12音技法を師事、その後にアメリカに渡り、
同じく亡命中のブレヒトとともに劇音楽や映画音楽なども作曲していました。
初期のディズニー映画の音楽も手がけていたようですね。
さて、この「交響的変態」
モーツァルトの弦楽五重奏曲K.614を
オーケストラ曲に編曲した作品。
オトマール・スウィトナー指揮
シューツカペレ・ベルリンの力感ある演奏も
モーツァルトの軽やかな音楽を、エネルギーたっぷりに再構成しています。
古典派音楽が後期ロマン派音楽に「変態」した感じでしょうか。 面白い。
いわゆる現代音楽ですが、モーツァルトの音楽によっているからでしょうね、
聴きやすい音楽なのですが、刺激的な金管の強奏やら、打楽器の派手な打音に
彩られて、思わずニヤリとしてしまう、そんな自分も「変態」かもしれません。
これも小石川図書館で借りてきたCDですね。
パウル・デッサウは、PILZ のEGR「作曲家の肖像」のCDからのお馴染みで、
それで借りてきたわけですけれど、期待に違わず面白く聴けました。
久しぶりに、バッハ・バリエーションも聴きたくなってきました。
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2010年11月25日
マーツァル、ドヴォルザーク/交響曲第3番
これも、小石川図書館で借りてきたCD
ようやく、昨日の朝の通勤時に聴きましたが、ちょっとワクワクしました。
ズデニェク・マーツァル指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ドヴォルザーク/交響曲第3番
なかなか聴かない初期の交響曲ですが、
若々しい意欲が感じられる演奏ではないかなぁ・・
久しぶりに聴いたので、うまくコメントできませんが、
繰り返されるフレーズに、これでもか、という感じも受けました。
ドヴォルザーク 32歳のときの交響曲ですので、若々しさが溢れている・・
とも思えますので、マーツァルもそのように演出しているのかもしれません。
マーツァル、若くして有望であったなか 1968年のソ連のプラハ進攻で国外亡命、
アメリカで指揮活動を続けていたのですけれども、
2003年にチェコ・フィルの音楽監督に就任。
ここでは、通常の出版譜ではなく、チェコ・フィルが所有しているジムロック版
ドヴォルザークの生前に出された楽譜を使っています。
正直、版の違いは分かってませんが、
なかなかに、気持ちのこもった演奏であると思ったしだいです。
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ようやく、昨日の朝の通勤時に聴きましたが、ちょっとワクワクしました。
ズデニェク・マーツァル指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ドヴォルザーク/交響曲第3番
なかなか聴かない初期の交響曲ですが、
若々しい意欲が感じられる演奏ではないかなぁ・・
久しぶりに聴いたので、うまくコメントできませんが、
繰り返されるフレーズに、これでもか、という感じも受けました。
ドヴォルザーク 32歳のときの交響曲ですので、若々しさが溢れている・・
とも思えますので、マーツァルもそのように演出しているのかもしれません。
マーツァル、若くして有望であったなか 1968年のソ連のプラハ進攻で国外亡命、
アメリカで指揮活動を続けていたのですけれども、
2003年にチェコ・フィルの音楽監督に就任。
ここでは、通常の出版譜ではなく、チェコ・フィルが所有しているジムロック版
ドヴォルザークの生前に出された楽譜を使っています。
正直、版の違いは分かってませんが、
なかなかに、気持ちのこもった演奏であると思ったしだいです。
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2010年11月21日
ルプー、グリーグ/ピアノ協奏曲
先週の帰省時に録音したものを順次聴いています。
このところレパートリーが固定化しつつありますけれども、
これもシューマンのピアノ協奏曲狙い・・・
こちらも良かったのですが、グリーグのピアノ協奏曲、こちらに惹かれました。
ラドゥ・ルプー
多彩で透明感のある響きが素晴らしい。
「千人に一人のリリシスト」とも呼ばれた
ルプーですが、最近は名前を聞きませんね。
伴奏はプレヴィン指揮によるロンドン交響楽団。
雄弁ならがも引き締まった響きルプーと組み、詩情豊かに再現しつつも、
過剰に流されることのない、しっかりとした演奏を展開していますね。
久々に、聴いてよかったな、と思えた演奏でした。
レパートリーをふやしてゆかないと・・・もったいないですね。
なおこのCDは、かつて1,000円で出ていたもの。
ハイビット・リマスタリングされたものが、1,600円で出ているようです。
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このところレパートリーが固定化しつつありますけれども、
これもシューマンのピアノ協奏曲狙い・・・
こちらも良かったのですが、グリーグのピアノ協奏曲、こちらに惹かれました。
ラドゥ・ルプー
多彩で透明感のある響きが素晴らしい。
「千人に一人のリリシスト」とも呼ばれた
ルプーですが、最近は名前を聞きませんね。
伴奏はプレヴィン指揮によるロンドン交響楽団。
雄弁ならがも引き締まった響きルプーと組み、詩情豊かに再現しつつも、
過剰に流されることのない、しっかりとした演奏を展開していますね。
久々に、聴いてよかったな、と思えた演奏でした。
レパートリーをふやしてゆかないと・・・もったいないですね。
なおこのCDは、かつて1,000円で出ていたもの。
ハイビット・リマスタリングされたものが、1,600円で出ているようです。
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