2009年11月18日

カラヤン、バルトーク/弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽

今日は出張先の大宮より直帰したので6時過ぎに戻ってきました。
お昼ご飯をしこたま食べたので・・・夕食は湯豆腐と熱燗でおしまい。
あとはチビチビと飲んでいて、廃人化しております。

いつもながらテレビが面白くないので、
7時過ぎより、ステレオ・アンプに火を入れて音楽鑑賞ですが、
あれこれと、つまみ聴きして、結局のところ・・・

os3104.jpgカラヤン指揮ベルリンフィルによる
バルトーク弦チェレこと
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽

これに落着きました。

このレコード、日本コロムビア国内初期盤ですが
演奏もさることながら、とても音質が良くて、
ワクワクさせられながら聴いていました。

バルトーク弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽は、
フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団による、筋肉というか、
余計な脂肪分を削ぎ落としたような演奏に洗脳されてました。

でも、このカラヤン盤、集中力の高さもさることながら、
オケがグラマラスな響き、妖艶な感じもさせて、素晴らしいですね。
排除するようなライナーの音楽ではなく、巻き込まれてしまう・・・
そんな感じがしました。

でもって、ネットでカラヤンバルトークを調べてみると、
DGから出ているのがひっかかりますけど、こちらはEMI盤
さらに絞り込んでみると、中古レコードの販売サイトばかりですよ。

しかも数千円から、高いところだと3万円(さすがに売れてませんが)
いずれも輸入盤ですけどね、ま、こちらは国内盤。
カラヤン全曲集のCDも出たので、録音そのものの希少性など
もうないと思ってますけどね。

でも、このレコード、100円で捕獲したんですよね。
なんだか、とってもトクした気分です。
もっとも売れるとも思わないし、また売る気もありませんけど・・・

渋谷のレコファンBEAM店、ご無沙汰しているので、また行ってみようかな。
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2009年11月12日

バリー・タックウェル with オーディオテクニカ AT150Ea/G

今週は月火曜と飲み会でしたが、明日も飲み会なので
今日もとっとと会社を退散し、焼酎のお湯割り片手に音楽鑑賞です。

asd2985.jpgホルンの名手バリー・タックウェル
1973年に録音したホルン協奏曲集

ヒゲ面が印象的なジャケット

ファンならお馴染みの1枚でしょうが、
じつは当方それほど詳しくはありません。

でも、いずれも見事な演奏です。
なかでもフェルスターの協奏曲、馴染みのない曲ですが、いい感じ。
ウェーバーの超絶技巧もまた素晴らしいですけどね。

ところでカートリッジを ピカリング V-15 microW/AT から
オーディオテクニカ AT150Ea/G に換装しました。

091112_01.jpg

ピカリングのは中音域の押し出しが良くてヴォーカルには強いけれど
さすがにホルンの響きだとモタつくようで、モゴモゴ感もしましたしね。

で、シェルごと交換し、針圧調整するのですが・・・
このアーム、あまり感度よくないから、バランスもとりやすくて楽ちん。

換装したら解像度がアップして、見晴らしがよくなった感じ、
ホルンのテクニックもまた冴えて聴こえます。

とにかく、こおいった楽しみ方が手軽に出来るのも、
アナログ・プレーヤの良さ。 かつては皆そうしていたはずだけれど・・・
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2009年10月16日

「ベニスの愛」〜ジャズとバロックの対話

今日はこれから都内某所で催される某シンポジウムに行くので
部屋でのんびりとしてます(本日もまた5時前に起床ですが)。
最近、このパターンが多いですね(出社拒否症ですかね)。

今日のシンポジウムは文書管理というよりも資料保存なのですが
聞いてみたい講演があるし、業界調査といった面でも興味ありますね。

でも今日は午後から退散させていただいて、そのまま帰省しちゃいます。
そして月曜日は新大阪オフィスに出社、1ヶ月ぶりに自席を暖めます。

本当は、月曜日をお休みにして火曜日に新大阪出社のつもりでしたが、
この時期、早々にやらないといけないこともあるので月曜は新大阪、
でもって、火曜日は川崎、水曜日は町田となってしまったので
今日は半日休暇としたしだいです。
全部休んでも支障ないと思いますけど、シンポジウムも捨てがたいので。

さてさて、そんなこんなで、とにかく時間に余裕があるんで
またまた、ステレオに火を入れて聴いているのが

「ベニスの愛」〜ジャズとバロックの対話pl1009.JPG

これも1977年発売の1,000円盤レコード
販売促進用みたいな存在
グロリア・パイロット・シリーズです。

バロックの名曲を1曲毎に
スィングル・シンガーズのコーラスと
クラシック演奏を並べて演奏してゆくもの。

一見取り止め無さそうにも思いますが、これもいい線いってるアルバムです。
曲・演奏が良いからだと思いますけど、いずれもすんなりと入ってきます。

スィングル・シンガーズといっても今の人は知らないかもしれませんが、
スキャットでダバダバと歌うフランスのジャズ・コーラス・グループですね。
1970年頃には大いに人気があったので同年代の方ならご存じでしょう。

バロック音楽が、即興性に飛んだ独自の小宇宙を持っているからこそ、
いつの時代も人を惹きつけてやまない・・・
そんなことがどこかに書いてました。 まさしくそのとおりですね。

さて、そろそろ出発準備しましょう。
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2009年10月14日

冬支度

今日はこれから都内某所で催される某社のフェアに行くため
まだ部屋でのんびりとしてます(ちなみに本日も5時前に起床しました)。

目的はお仕事に関係する文書管理関連のセミナー受講なのですが
夕方には特別セミナーもあって、こちらの講師は田原総一郎とのこと、
こちらもちょっと楽しみだったりします。

さて、昨日は商談で昼前より外に出ていて少々暑かったのですが
先の3連休の最終日には冬支度をしまして・・・
部屋にはホットカーペットとコタツが出ていたりします。
コタツといってもカバーを掛けただけですし、
カーペットの電源も入れていませんけど、
カバーだけのコタツでも入っていると、安心しますね〜
このまま隠居してしまいたい感じ。

091014_01.jpg

さて、まだ時間があるので、部屋では音を消したTVを時々眺めながら
部屋のステレオに火を入れました。
pl1024.jpg
「恋人たち」〜スクリーン・ロマンティック・テーマ

映画音楽として採り上げられた
クラシック音楽の名曲を、
1楽章まるごと聴かせてくれるオムニバス盤。

1977年発売の1,000円盤レコードで
販売促進用みたいな存在だったのですが
選曲・曲順・演奏内容とも良く、とてもいい線いってるアルバムだと思います。
とくにこの時季に似合っているのではないかな〜

とにかくいつもは朝の慌しい時間ですが、
暖めたミルクなんぞ飲みながら英気を養っているのか、
たはたま単に怠惰をむさぼっているだけなのか、
それはまぁご想像にお任せしますが、今日も一日すごしてゆきましょう。

ちなみに取り上げられた映画と音楽、演奏者は以下のとおりです。

A面
@ みじかくも美しく燃え(1967年、スウェーデン)
  モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 第2楽章
  アンネローゼ・シュミット(p)
  オトマール・スィトナー指揮ドレスデン国立管弦楽団
A 恋人たち(1958年、フランス)
  ブラームス/弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 第2楽章
  ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
B さよならをもう一度(1961年、フランス)
  ブラームス/交響曲第3番ヘ長調 第3楽章
  ヴォルフガンク・サヴァリッシュ指揮ウィーン交響楽団
C 愛情物語(1955年、アメリカ)
  ショパン/ノクターン変ホ長調op9-2
  アダム・ハラシェヴィッチ(p)
D 禁じられた遊び(1952年、フランス)
  ロマンス
  レナータ・タラゴ(g)

B面
@ ベニスの愛(1970年、イタリア)
  マルチェッロ/オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章
  ベルナルト・シェンケル(ob)、イタリアン・バロック・アンサンブル
A 幸福(1964年、フランス)
  モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調K.581 第1楽章
  ジャック・ブライマー(cl)、アレグリ弦楽四重奏団
B 審判(1962年、フランス)
  アルビノーニ/弦楽とオルガンのためのアダージョ
  マリア・テレサ・ガラッティ(org)、イ・ムジチ合奏団
C ベニスに死す(1971年、イタリア)
  マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調 第4楽章
  ヴァツラフ・ノイマン指揮ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

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2009年09月25日

カラヤン、クライバー

外は夏のように暑いので、
昨日に続き、今日もまた自宅に引篭もってます。

そして昨日と同じく、レーザディスク鑑賞ですね。
今朝、居間で椿姫を見たので、オペラは遠慮し、選んだのは・・・

cslm903.jpgウィーンフィルニューイヤーコンサート
1987年カラヤンが唯一登場した年ですね。
キャスリーン・バトルがゲスト登場し
春の声」をリリックな声で歌って魅了
これも懐かしい話ですね。

カラヤンは2年後に鬼籍に入ってしまい
バトルは我侭がすぎて
メトロポリンタン歌劇場をクビになって表舞台から消えてしまいましたね。

さて、ここで見るカラヤンは、帝王カラヤンと称された壮年期とは違い、
好々爺、気さくなお爺さんといった感じも見受けられて、
音楽を心底楽しんでいるようですね。

アンコールのラデツキーでは、客席に向って指揮もしていますが、
これがなかなかもって本格的な振りで、
おざなりの大振りでないのにも好感が持てますね。

さて、続いてチョイスしたのがカルロス・クライバー
1989年のニューイヤーも持っていますが、
ウィンナワルツを続けて聴くのもナニなので・・・

phlp-5828.jpg1991年10月ウィーンフィルを振った
モーツァルトの「リンツ」と
ブラームス交響曲第2番

悪戯小僧のような笑みを浮かべ
しなやかに動くクライバー
これを見ているだけでも魔法にかかり
感動が湧いてくるような感じ。

ブラームス終楽章、左腕がぐるぐると回るいつもの仕草で盛り上げて
そしてエンディング、もう終わる、そんな表情も射したみたい。
そして終演後の笑み・・・

音楽を楽しんで演じているように見せていますが、
本当はどこか辛かったのかもしれませんね。
そんなことも考えてしまいました。
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2009年09月24日

グルベローヴァ、椿姫

せっかくの長い休みなのに自宅でレーザディスクも観られないのは・・・
と、1階にある長男の勉強部屋のテレビを拝借しちゃいました。
勉強部屋にテレビは不要だし、廃品で出すにも2階は不便との理由。

長男も「あっ、ええけどね」なんていう、関西特有の最後に「」を付け
責任の所在をはぐらかすような返事で応えたけれど、即決。
移動させました。

東京より持ってきたノートPCでDVDは観られますが、
やはりテレビ画面、ステレオ・アンプを通したスピーカから聴きたいので
椿姫でも、レーザディスクのを鑑賞
wpls4075-6.jpg
初演のヴェニスのフェニーチェ劇場でのライヴ
コロラトゥーラ・ソプラノで評価の高い
エディタ・グルベローヴァがお目当てです。

さすがに巧い演技で魅せ、
声のコントロールで聴かせますねぇ。

失礼ながら50歳手前でしょうか
横幅もあって(縦幅もついでにあって)
DVDの30歳手前のゲオルギューにもちょっと期待してみたり・・・(すみません)

でもこのレーザディスクでの収穫はアルフレート役のニール・シコフ
まったく知らない人でしたが、演技がとっても巧いし、
後半になるしたがって歌にも気迫が籠もってきて、惹き込まれました。
最初は、うらなりみたい、なんて思ってましたが
小柄みたいだけれどなかなかの実力派テノールですよ。 注目。

ところでこのレーザディスクの購入履歴を調べたら
2007年6月30日にレコファン渋谷BEAM店で580円で捕獲したものでした。
いつもながら安い買い物でした。
posted by fronte360 at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

レナード・バーンスタイン、マーラー/交響曲第4番

いつもコメント下さる岩崎さんのブログにマーラーの交響曲第4番の話題が・・
それで思い立ち、手元のレコードから引っ張り出して聴いているのがコレです。

レナード・バーンスタイン指揮os157.jpg
ニューヨーク・フィルハーモニック
レリ・グリスト(S)


名盤の誉れ高いものなのですが、
今日改めて聴きなおしてみて・・・
なんとか、そのことが感じれたかもしれません。

じつは、この演奏については、国内盤CDでも10年位前に捕獲し
聴いてはみたものの・・・ あまり印象に残らなかったんですよね。

というか、たいてい好きなニューヨーク時代のバーンスタインの演奏ですが
どうもマーラーって、この演奏以外でも、趣味に合わなかったいいますか・・・
判ってない、ってことに他ならないのですけれども、好きじゃなかったんです。

しかも、このレコードを昨年捕獲してみたのですけれども、
写真でもお分かりのとおり(黄色いシールが目印の)
レコファン渋谷BEAM店での、100円投売り(ゴミ箱)からの救出品。
時折、スクラッチ・ノイズは盛大に入ってきたりもしますし、
先の先入観もあって、これまでじっくりと聴いていなかったんですよね。

しっかし、今日改めて聴きなおしてみると、ノイズは時折入るものの、
なかなかもって華麗かつ彫りの深い演奏に惹き込まれています。

第1楽章のピーク
第5番の交響曲冒頭のトランペットが入る直前の盛り上がり方、
ここに重厚感も感じられるのは、アナログ・ディスクゆえでしょうか。
手持ちのCDでは、こんな盛り上がりは感じなかったように思ってます。
(現物は自宅に置きっぱなしで持ってきてません)

この第4番の交響曲については、
個人的に第1楽章のこのピークでの盛り上がり方、
ここで聴いている演奏全体の印象を左右してしまう癖がありまして・・・

理想は、ホーレンシュタインの演奏で、
遅いテンポで、大きな溜めを造ってから爆発する・・・
これが最高だと思っていたりします。

しかしこの演奏もなかなかもって多彩な管弦楽を駆使し、聴き応えあります。
これまで聴いていたCDの録音がショボかったのかもしれません。
第4楽章のレリ・グリストの歌唱も可憐さが際立っている感じだし、
弦楽器の艶の出方も違うみたい・・・と想像は膨らんでいったりもしますけど。

なお、このレコードは、マーラー生誕100年祭の行われた1960年
この年は、マーラーニューヨークフィル常任になった50年記念でもあって
ニューヨークフィルの記念事業の一環として企画・録音されたものであると
国内盤のペラ・ジャケットの裏に書かれてます(訳は、岡俊雄さん)。

なお (c)61.11 、価格は 2,000円ですね。
昭和36年頃の大卒初任給は3万円くらいでしょうか?
またこのようなお宝を100円で発掘しに渋谷まで行ってみましょうかね。
posted by fronte360 at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

ヘブラー、シューマン/子供の情景(作品15)

今朝、TVで「ぴあのピア」がかかってて(早起き=早朝覚醒なんです)
少々重々しいメロディが流れてきて、驚くとともに、心に沁み入りました。

今朝は、伊藤恵さんによる、シューマンの「子供の情景」でした。

シューマン、好きな作曲家です。

血気盛んな学生時代にはなかなか受け入れられなかったピアノ曲
今では、すっ〜と、心に沁みてきたりもします。

テロップにも流れていたように思いますが、
これは子供のための曲ではなく、
むしろ年とった人の回想であり、年とった人のための曲

そうシューマンが友人に述べているそうです。

さもありなん・・・

我輩も年寄りの一員として
そのことも感じることができる年齢になってしまったようですね。

ということで、手持ちのレコードよりfg267.jpg
イングリッド・ヘブラーさんによる
シューマンの「子供の情景
繰り返し聴いています。

とっても柔らかくて、綺麗ですね。
これは、子供ための曲のよう・・・

今朝耳にした、あの重々しい響き(TVでは「子供は眠る」だったかしら)
ギャップに少々ためらいましたが、
でもこれはヘブラーさんのスタイルそのもので
たしかに・・ といった納得感はあります。

さて今日は、十条への出勤をしてきました。

ここも今月いっぱいで引き上げるそうです。
我輩は既にレギュラーメンバーより外れてしまっていますが、
なんだか一抹の淋しさを覚えています。

ということで、今日は蔵出し原酒・都鷹を捕獲してきました。
先週の土曜は、地ウィスキー・OLD HALLEYも捕獲してますけどね。

世の中は移り、そして我輩は歳をとってゆく・・・
そんな感じですかねぇ・・・
posted by fronte360 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

ジル/レクイエム

ジャン・ジル(Jean Gille 1669-1705)
rel1509.jpgルイ14世の治世にあって、
パリ=ヴェルサイユとは離れた
南仏プロバンスで活躍した作曲家。

カンプラと同時代といっても判らないでしょう。
エラート・バロック宗教音楽名曲選の1枚です。

社会人になって買い求めた中古レコードには
宗教音楽というジャンルがありました。 時に惹かれるんです。
(いつもいつも、というわけではありません)

ヴェルサイユ楽派のドラランドカンプラ
一時期このようなジャンルにけっこうハマってました。

さて、ジルモーツァルトと同じ36歳でこの世を去ったのですが
20数曲しか現存しておらず、この「レクイエム」が大傑作なんでしょうね
自分もこの曲しか知りません。

ラモーの葬儀で使われたり、
プロバンス地方では、カンプラの「レクイエム」と一緒に仕立てられて
1曲として使われていたようです。

これらの薀蓄もレコード・ジャケットの解説のおかげですが
受験で世界史を選択したこともあり、けっこう興味深くもあったり・・・

とにかく、音楽がいいんですよ。
ルイ・フレモー指揮パイヤール管弦楽団フィリップ・カイヤール合唱団
ADFディスク大賞も受賞しているようですね。

それはともかく、言葉では巧くいい現せませんが、
すっと音楽が心に沁みてくるのですが、かといって宗教臭いわけではなく、
暗くなくって、音楽に明るさが感じらるのは、やはり南仏プロバンスの作曲家
だからでしょうかね。

さて、今日は11時前に川崎を出立
南武線を終点の立川まで行き、そこで青梅線に乗り換えて、福生へ。

福生というと、米軍基地、アメリカ音楽、大瀧詠一・・・
なんていうイメージなんですけどね。

今日なんか、ただただ、もう蒸し暑くて・・・
電車も、中央線と同じE233系ばかりで面白くなくて

それでも、お仕事はそれなりに手応えもありましたよ。
でも夕方前より雨も降ってきました。

現場視察が長引いて(雨のピークは越えましたが)、
16時すぎまで福生にいたので、そのまま帰宅しちゃいましたよ。

会社に戻っても17時半過ぎちゃうし、
だいいち会社に戻っても良いことなんてないですしねぇ。

そんなこんなで、ステレオに火を入れ、レコードを聴いて楽しんでいます。
しっかし、大瀧詠一のナイヤガラのレコードはまだ自宅・・・

posted by fronte360 at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

ペルゴレージ、歌劇「奥様女中」

久々にステレオに火をいれました。
uls3257h.JPG
コレギウム・アウレウム合奏団による
ペルゴレージの歌劇「奥様女中

歌劇というよりも喜歌劇かしら
そんなことはともかく、
聴いていて楽しいレコードです。

コレギウム・アウレウム合奏団
現代の古楽器演奏の礎を開いた団体といっても良いでしょう。

活き活きとした響きは、いま聴いても新鮮でうきうきとしてきます。

主人(ウベント)役のニムスゲルンのバスが甘く響いて素敵ですね。
女中(セルピーナ)役のボニファッチョはコミカルな感じながらも
少々固い感じがするのは、策士的な演技なのかも。

さて、このところ少々疲れ気味なんですね。
肉体的なものもありますが、精神的に面白くない感じざんす。

面白いことばかりじゃない世の中なんで、当たり前なことなんですけど、
体力が少々弱っているからかな、ぶつぶつと独り言を喋ってたり・・・
ということで今日は早々に退散してきました。

明日はまた新しい1日、せいぜい英気を養っておきましょう。

ところでこのレコード、帯広での学生時代に捕獲したもので、
今の我が部屋のステレオのスピーカとLPプレーヤも帯広時代からのもので・・・
いやぁ、長い付き合いですよ。
posted by fronte360 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする