今の気分にしっくりきたのは・・

ウィーン国立歌劇場管弦楽団による
J.S.バッハのマタイ受難曲(抜粋)
2005年に御茶ノ水ディスクユニオンにて
400円で捕獲した米国VANGUARDの輸入盤
VANGURD STEREOPHOINC DEMONSTRATION RECORD
ステレオ初期盤(1955年以降)でしょう。
モーゲンス・ウェルディケは、1897年デンマーク・コペンハーゲン生れ。
カール・ニールセンに学び、オルガン奏者としてスタートしたそうです。
この演奏もまた新古典というのでしょうか、意外とすっきりと纏めて、
スピード感も感じられて、気に入っていたりします。
ハイドンの名演奏家として往年のクラシックファンの方は覚えあるかしら。
この演奏は、国内盤キングより出ていた「バロック名曲1000」シリーズ、
なんとヘンデルのオラトリオ「救世主」とのカプリングされたB面より
お馴染みの演奏だったりします。
ソプラノはシュティヒ=ランダル、テノールはクメント、バスはベリー、
そしてオブリガートのヴァイオリンはウィリー・ボスコスフキー
オルガンはアントン・ハイラー、往年の名手が揃っていますね。
でも、個人的にはバッハの受難曲は、ヨハネ受難曲が好きだったりします。
今度、リヒターの抜粋版のLPを持ってきたくなりました。