2010年07月31日

リンデ、ヘンデル/ブロックフレーテ・ソナタ全集

暑さが戻ってきましたね。 慢性睡眠不足もあって、ちょっとヘバってます。

昨夜、自宅に戻ると眠くて仕方なかったのですけれど・・・
録画していた「交渉人 真下正義」を見ていたら、眠れなくなってしまいました。

映画のクライマックスを彩るクリスマスコンサートの演目が、
ベートーヴェンの「運命」、チャイコフスキーの「花のワルツ」、
そしてキモとなるメインが、ラヴェルの「ボレロ」でしたね。

誰でも知っている曲を並べた・・・って感じでしょうね。

シンバルを打つ音の周波数とシンクロして起爆装置が作動するってことなら、
ドヴォルザークの「新世界」のほうが、選曲的にはしっくりとくるかもな・・・
などと、どうでも良いことを考えてました。

あとテレビだからでしょうか、
エンドロールにオーケストラの名前が出ていなかったようです。
どこのオケだったのかな。 ちょっと気になってました。

さてさて、前置きが長くなってしまいました。

さっき、ちょっとだけうたた寝できて、ちょいと復活した感じ。
眠気覚ましも兼ね、久しぶりにアンプに火を入れ、黒い円盤を回し始めました。

uls3137h.jpgハンス=マルティン・リンデによる
ヘンデルのブロックフレーテ・ソナタ全集

ヘンデルの作品1番の表題のついたソナタ集より
ブロックフレーテのための4曲全てが収録
作品1番といってもヘンデルの最初の作品ではなく
最初に出版されたものですね。

当時のヘンデルは既にオペラやオラトリオなど
イタリアやイギリスでも人気を博していたようですが、
楽譜として出版されたのは、上流市民階級の家庭でも演奏できるもので、
作品1番には、ブロックフレーテ以外に、ヴァイオリン用のソナタが6曲、
フルート用が3曲、オーボエ用が2曲というグループに分かれているそうです。

リンデの笛は、のびやかな旋律を暖かな響きで歌って、心地よいものです。

これが録音された当時、フランス・ブリュッヘンによる斬新ともいえる
モダンで積極的な演奏が注目を浴びていたように思いますが、
リンデは、それよりも古いスタイルかもしれませんけれども、
同じ古楽器でも落ち着いた演奏ですね。 こころ休まるものを感じます。

ブロックフレーテ:ハンス=マルティン・リンデ
ヴィオラ・ダ・ガンバ:アウグスト・ヴェンツィンガー
チェンバロ:グスタフ・レオンハルト

録音:1962年

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2010年06月13日

アンセルメ、ボロディン/交響曲第3番イ短調「未完成」

小石川図書館が借りてきたボロディンの交響曲第3番

CDのところにはこの曲が無く・・・ でも黒い円盤のところには、
アンセルメとスヴェトラーノフのがあって、アンセルメを借りましたが、
これは大正解だったと思います。
slc1933.jpg
アンセルメらしく、リリックでしなやか
詩情豊かでかつ快活でエキゾティックな演奏

未完成で、2楽章しかなく
交響曲というよりも交響詩かバレエ曲みたい・・
そんな感じもして、アンセルメと合ってますね。

この曲、今週の水曜日6月16日
関西大学交響楽団で学生指揮者加藤夕実さんの指揮で演奏されるようです。
どんな演奏になるでしょうか、とても興味ありますが、伺えなくて残念です。
おまけにメイン曲の指揮者は、応援している井村誠貴さん
曲は、ドヴォルザークの交響曲第8番で、熱い演奏が容易に想像されます。

話は戻って、このボロディンの交響曲第3番
2004年12月8日 第56回定期演奏会でも採り上げられていて
その時も学生指揮者の織田映子さんの指揮でしたが、
素晴らしい演奏で、この曲の面白さを教えてもらったことを思い出します。

歴代の関西大学交響楽団の学生指揮者の方は、型にはまっていなくて、
もちろんきちっと演奏しようと思っておられるのでしょうが、
音楽を伝えることにちゃんと目がいっていて、聴き応えある演奏で、
いつも耳からウロコ状態だったことを思い出します。

遠く千駄木より演奏会の成功を祈りつつボロディンを聴いています。

関西大学交響楽団の演奏会に興味ある方がいらしたら
指揮者の井村誠貴さん経由でご招待できますので、メールくださいませ。

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2010年06月12日

カール・バンベルガー ワーグナー名曲集

「ローエングリン」の曲を探しましたが、こちらの手持ちのレコードになく
CDもマルコ・ムニー指揮リュブリャナ放送響による
第3幕への前奏曲〜婚礼の合唱しかなかったので
m2147a.jpg
カール・バンベルガーの「ワーグナー名曲集」
オーケストラは、バーデン国立歌劇場管弦楽団

歌劇「タンホイザー」〜序曲と大行進曲
歌劇「さまよえるオランダ人」〜序曲
楽劇「神々のたそがれ」〜夜明け、
   ジークフリートのラインへの旅、葬送行進曲

モノラル録音、音像がややボケ気味なコンサートホール盤らしい感じですが
意外と拡がりはあって、実直な感じの聴きやすいワーグナーです。

田舎のワーグナー、そう田端一丁目のワーグナーって感じでしょうか。
コンサートホール盤らしいジャケットも素敵です。

カール・バンベルガーの略歴について、引用しておきましょう。

1902年2月21日に生まれた指揮者で、音楽理論とピアノをシェンカーに学び、またウィーン大学で音楽学を修めて、1924年から30年までダンツィヒとダルムシュタットのオペラの指揮者をつとめ、1931年から35年までロシア、1937年にはエジプトの歌劇場の指揮者をしました。その年にアメリカに渡り、1939年からニューヨークのマンズ音楽学校で管弦楽とオペラ科の主任教授をつとめ、翌年マンハッタン・ニュー・コラール・ソサエティとブルックリン・オラトリオ協会を創立して、1945年まで両者の指揮者を兼務しました。NBC交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニー、デトロイト交響楽団その他に客演指揮者として招かれ、ヨーロッパでもドイツ、オランダ、フランスなど多方面な活躍を続けています。
(藁科雅美)

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2010年06月08日

ヨーゼフ・カイルベルト、ブラームス/交響曲第4番

ヨーゼフ・カイルベルト指揮ハンブルグ国立管弦楽団

ハンブルグ国立歌劇場のオーケストラで、wpcs-6050.jpg
ウィーン国立歌劇場とウィーンフィルの関係同様
ハンブルグの歌劇場のオーケストラですね。

ウィーンフィルのような技量の巧さは感じませんが、
一発録りしたような熱気が何より素晴らしい演奏です。
久しぶりに聴いてワクワクしてしまいましたよ。

これは初めて聴いたブラームスの交響曲のレコードで
黒い円盤のレコード盤の両面に第2番とともに収録されたレコードで、
キング名曲1000シリーズでした。 中学生の頃ですねぇ。

gt1058.JPGレコード1枚に交響曲第2番と第4番の組合せ
お金のない中学生には魅力的でした。

少々録音レベルを低くカッティングされてましたが
第2番のベルリンフィルとの演奏も良かったけれど
個人的には第4番の熱気溢れた演奏
これに魅かれた中学生なのでした。

愛用のメモリプレーヤに
カイルベルトの演奏を集めてみましたので、これからの楽しみが増えました。

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2010年05月23日

チマローザ オーボエ協奏曲(ベンジャミン編)

アーサ・ベンジャミン(1893-1960)が、
ジョン・バルビローリの婦人イヴリン・ロスウェルのために
4曲のソナタ(第29,31,23,24番)よりオーボエと弦楽合奏用に編曲した曲。

era1039.jpg愛らしいメロディ、
ほの暗さもたたえて始まる序奏から
バロック様式の 緩−急−緩−急 の形式で進み
これが20世紀に編曲されたものとは思いにくい、
いかにも、らしい作品ですね。

ピエール・ピエルロのオーボエ
パイヤール室内管弦楽団による伴奏は
ロココ調を映し出して鮮やかでもあります。

さて、東京ではそろそろ雨が降りだすころでしょうか
今日は散歩というより所用を片付けるためにちょいと足を伸ばしましょう。
雨ならば人出も少ないと期待して、レコードを聴きながら準備中。

人出が少ないといえば、いつも若者でごったがえす渋谷も人出少ないかしら。
渋谷レコファンBEAM店の100円ごみ箱、このレコードを救出したところですが
久しぶりに行ってみますかね。

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2010年05月05日

再聴 ルドルフ・ケンペ、ブラームス/交響曲第1番

京都 13:09発 のぞみ号に乗り、16:00に東京の部屋に戻りました。

出掛け間際まで、自宅のオンボロ・ノートPCをメンテナンスしていたので
暖かい紅茶をつくっていた保温水筒を忘れてしまったのは残念ですが・・
明日までのしばしの時間、一人でゆっくりといたしましょう。

夕食は、ご近所の肉のハマナサで調達したカツオのタタキに
田端銀座で買ってきた胡瓜と大根を使った、胡瓜の酢の物と大根サラダ
菜食ですが、主食はもちろん日本酒、でもちょいと控えめにしましょうかね。

ulx3198b.jpgいつもどおり面白くないTVを消し、
持ち帰った黒い円盤のレコード
ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィル
ブラームス/交響曲第1番

テイチク・レコードよりリリースされたもので
赤い「BASF」という西独の化学メーカのマーク
これもまた懐かしいですね。

黒い円盤に針を降ろしたあと、すぐにミスマッチと気付きました。
ピカリングのカートリッジから、オーディオ・テクニカの AT150Ea/G へと換装

100505_01.jpg

換装したことで、音抜けがよくなり、馬力もそこそこ感じるのが良いですね。
これが、アナログ・オーディオの楽しみ!!
でもね、本格的に酔っ払わないうちにこれは収めないといけません。

酔っ払って、かつて何本カートリッジをお釈迦にしたことやら!!!

それはともかくケンペ/ミュンヘン・フィルによるブラームス交響曲全集に
ブルックナーのロマンティクも持ってきたので、当面楽しめることでしょう。

ただいま第1番の第4楽章、そろそろ終結部、わくわくしております。


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2010年04月20日

アンソニー・コリンズ、シベリウス/交響曲第1番

廉価盤CDの盟友というか先輩の林侘助さんのサイトで知りました。
アンソニー・コリンズによるシベリウスの交響曲全集が
パブリック・ドメイン化されていることを。

mz5021.JPGさっそく、ダウンロードして聴いてみました。

シベリウス/交響曲第1番
アンソニー・コリンズ指揮ロンドン交響楽団

1952年2月21〜22日録音

この演奏、レコードでお気に入りでしたが、
ダウンロードしたものは音が痩せてませんかね?
手元にレコードが無いので、音質の確認はできませんが・・・

第2番もレコードで持っていますが、こちらのダウンロードは瑞々しさがあり
デッカ録音らしいグラマラスさも感じます。

ともかく、第1番を久々に聴きましたけれど、
かつて記載した「豪快なだけではなく、胆力のすわった見事な演奏
ということを再認識。 これが自分にとってのシベリウス原点かもしれません。

そして全曲をダウンロードし、聴き進めています。 ようやく願いが叶いました。

でも週末、小石川図書館に置かれてある黒い円盤のレコードの中に
アンソニー・コリンズのシベリウスのレコードが無いかと探しましたけれど・・

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2010年04月08日

診療所のBGMに、プロコフィエフの交響曲第5番

今日もまた慌しく、何かやろうとすると、すぐに割り込みが入り、
しかも、トラブルの連絡だったり、発注元の管理職からだったりと
なかなか気の抜けない1日でしたが、なんとか20時直前に帰宅しました。

本当は19時過ぎに帰宅できましたが、
定期メンテナンスをしに、部屋の近くにある診療所に立ち寄って、
お薬をいただいてきました。 血圧を下げるクスリですね。

若くしてクモ膜下出血で逝かれた方のニュースも最近ありましたし、
お世話になった、ゆらむぼさん、彼も若くしてクモ膜下出血で早世され、
かくいう当方、循環器は要注意人物で、新たな生命保険に入れない身です。

ただし東京に単身赴任する直前、脳のCTを撮影してもらいましたが、
脳の血管には異常なし、との診断を得ていますけどね。
でもこちらの循環器の先生によると、血圧は低いにこしたことはない、
とのこと、クスリが切れないようにしておくにこしたことはありません。

前振りが長くなりました・・・

診療所の受付を済ませ、ちょっとづつ読んでいるドラッカーの著作を開いて、
え?、気付いたら、待合室のBGMに耳慣れた陰鬱かつ重厚なメロディー・・

vic5152.jpgプロコフィエフの交響曲第5番
第3楽章でした。

最初はよく分からずにいましたが、
第4楽章になって、ようやく気付きました。

このところのプロコ・マイ・ブームに見事に呼応!
こんなこと、稀にありますよね。
不思議な偶然、必然、でしょうか・・・

とにかく部屋に戻った今、
先日捕獲したレコード、ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団
これによる第5番を聴いています。

なかなかに聡明な感じのする演奏ですね。

金管など咆哮させているようで、しっかりと手綱を引いてもいて、
思わぬ内声部のメロディが聞こえてきたり、緻密さも兼ね備えますし、
終楽章のフィナーレの盛り上がり方も、ダイナミクスに富み、リズムも冴え、
高揚感があっていいですね。

アマオケですが、
2004年に奈良交響楽団の定期演奏会
2008年に吹田市交響楽団の定期演奏会で聴いたことがあります。
またナマで聴きたくなりました、どこかの団体で演ってくれませんかねぇ〜

なお診療所のBGM、プロコの後は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」
ロシア音楽特集だったのかしら・・・

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2010年02月05日

ヴェニスの愛/バロック・オーボエ協奏曲集

今日は有給休暇を頂きまして、のんびりとしています。

週末、法事があるための帰省ですが、
今回もお昼の新幹線で帰省するので、アンプに火を入れて音楽鑑賞中。

昨年11月に渋谷レコファンBEAM店の100円ごみ箱より救出した
バロック・オーボエ集です。

最近流行のバロック・オーボエではなくモダン楽器によるものですが
昔より馴染んでいることもあって、穏やかな気分で楽しめます。

era1039.jpgオーボエは、ピエール・ピエルロ
伴奏は、パイヤール室内管弦楽団
お馴染みのエラート原盤で
1975年にリリースされたものです。

バロックと銘打たれていますが・・・

チマローザのオーボエ協奏曲は
アーサ・ベンジャミン(1893-1960)がソナタなどより編曲したもので
ジョン・バルビローリの婦人イヴリン・ロスウェルのために書かれたもの。
両者の演奏によるレコードも持っていて、ある意味懐かしい曲でもあります。

マルチェロのオーボエ協奏曲は有名なのでおいておいて、
ドメニコ・ツィポーリのオーボエ協奏曲は知りませんでした。
チェロとオルガンを巧く使って、しっとりとしてなかなか良い曲でした。
これはジョバンニーニの編曲によるところ大とも思えますけれど。

またオペラ作曲家として有名なベルリーニのオーボエ協奏曲もあり、
これは学生時代の習作であったようです。
オペラ・アリアを思わせるオーボエ、高貴で可憐な感じの曲ですね。

朝の爽やかな気分に相応しい一枚でした。
そろそろ帰省準備を始めますかね。
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2010年01月31日

モンドンヴィル/詩篇第149番「主に向って新しき歌を歌え」

ジャン=ジョセフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル
(Jean-Joseph Cassanea de Mondonville 1711-1772)
ヴェルサイユ宮殿の音楽上の総帥ドラランドと
人気を二分した宗教音楽の作曲家。

エラート・バロック宗教音楽名盤選のレコードを聴いています。
バロック宗教音楽に少々興味をお持ちの方ならば
ドラランド、カンプラなど、けっこう有名人だったりするのですけれどね、
このモンドンヴィルについては、ほぼ無名でしょう。
当方もこのレコードを買ったので知っている・・・ そんな感じです。

rel1529.jpgモンドンヴィルの宗教曲は
コンセール・スピリチュエル(演奏会)で
27年間に39曲、510回の演奏記録があって
ドラランドの
45年間に31曲、421回と双璧を成しています。

コンセール・スピリチュエルとは、
宗教音楽との意味ですが、
宗教上の休日に、年に32回催された演奏会のことで、
フランス革命の翌年(1790年)まで、1280回も開催されたとのこと。
市民に音楽が提供される場であったようで、
ハイドンやモーツァルトの作品も演奏されたようです。

そんなレコードの解説を読みながら、今日は、魂の安息日です。
テレビを消し、早朝より、宗教曲を聴いてます。

ルイ・マルティーニ指揮パイヤール管弦楽団、フランス青少年合唱団ほか

清楚で洗練された華やかさがあっていかにもフランス的(意味不明ですが)
とにかく美しい演奏です。 安息日の朝によく似合っております。
posted by fronte360 at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする