2012年01月09日

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第5回演奏会

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第5回演奏会
2011年12月25日(日) 19:30 めぐろパーシモンホール・大ホール

マーラー: 交響曲第4番
マーラー: 交響曲第1番

独唱:紺野恭子(S)

指揮:小柳英之

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「巨人」の終楽章に感動しました。 演奏会が終わった帰路でもまだしばらく演奏の余韻が残るほど、見事な集中力と迫力に酔いしれました。 とにかく素晴らしい演奏会でした。

モーニングフィルなのに、前回は 20時開演でマーラーの交響曲第6番でしたが、今回は19時半の開演、しかもマーラーの交響曲第4番と第1番の2曲プログラム。 しかも驚くべきことは、これらの演奏が練習4回ほどで仕上げられていること。 加えて、10分間の休憩を挟んんだだけの連続演奏で、管打楽器主席メンバーはもちろんのこと、弦楽器のプルトもまたほぼ同じだったこと(第1番で 2nd.ヴァイオリンが1名増えて10名になったのみでしょうか)。 技量はもちろんのこと、持続する体力も必要です。 凄い連中ですね。

お馴染みでしかも好みのマーラーの交響曲、しかも2曲連続演奏ですから、演奏について思うところは所々ありましたけれども、大きなミスは皆無。 しかも冒頭で述べたとおり、第1番「巨人」の終楽章の集中力と迫力にすべて吹き飛んだ、そんな感じですね。 あの演奏のような燃焼度はなかなか味わえるものではありません。

演奏終了後、オケの皆さんからこぼれた満足そうな笑顔も清々しく、一年の最後を締めくくるのに相応しい良い演奏会でした。 素晴らしい演奏を有難うございました。

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<詳細> http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20111225.htm

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2011年12月26日

モーニングフィル、第5回演奏会

昨夜、目黒のパーシモンホールにモーニングフィルの演奏会に行きました。
午前中に1曲だけの演奏会をするために有志が集まったアマオケですが、
前回に続き夜の演奏会、しかも、19時30分開演という遅い時間です。
終演は21時50分、家に着いたのは23時前でした。

IMGP7112
IMGP7112 posted by (C)fronte360

前回は、20時開演でマーラーの交響曲第6番でしたが、
今回は、なんと、マーラーの交響曲第4番と第1番の2曲ですよ。
指揮はいつもと同じく小柳英之さん、ソプラノ・ソロは紺野恭子さん。

結論から言って、「巨人」の終楽章に感動しました。
演奏会が終わってからも、演奏の余韻が残るほどの素晴らしい集中力と迫力。
今年最後を締めくくるのに十二分な演奏でした。

驚くべきことは、これらの演奏が練習4回ほどで仕上げられていることと、
10分間の休憩を挟んんだだけの2曲連続演奏なのですが、
管打楽器主席メンバーが不動であったこと、弦楽器のプルトもまた同じ
(第1番で 2nd.ヴァイオリンが1名増えて10名になりましたけれど)。

これだけのプログラムですから、思うところは色々とありましたけど、
大きなミスは皆無で、しかも先にも述べたとおり第1番終楽章の見事な演奏、
すべて吹き飛んだ、そんな感じでした。 ほんと素晴らしい演奏を有難う。

来年は5月6日あたりに演奏会が予定されているそうで、楽しみです。

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2011年12月10日

新日本交響楽団 第87回定期演奏会

新日本交響楽団 第87回定期演奏会
2011年11月27日(日) 13:30 文京シビックホール

ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲とイゾルデの愛と死
グリーグ: 「十字軍の兵士シグール」よりオーケストラのための3つの小品 Op.56
シベリウス: 交響曲第1番ホ短調 Op.39
       (ティモ・ヴィルタネン校訂によるシベリウス全集、ブライトコプフ版)
(アンコール)シベリウス: アンダンテ・フェスティーヴォ

指揮:新田ユリ

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shin-nippon-SO_87th.jpg新日本交響楽団、素晴らしい技量を持ったアマチュアオーケストラです。 そのなかでもシベリウスの交響曲第1番、気持ちの入り方が違っていましたね。 オケのすべての楽器が重層的に鳴り響いた素晴らしい演奏でした。

とりわけ第1、2楽章が素晴らしかったように思いました。 前半プログラムでは、巧いけれども何か足りないナ・・・と感じていただけに、後半プログラムが始まった瞬間より、熱気に目を見張りました。 深い呼吸、音色、そして絶妙な間の取り方といい、惹き込まれてしまいました。 指揮者の新田さんの動きも心持ち大きくなってエモーショナルだったでしょうか。 抑揚のつけ方が大きくなっていたように拝聴しました。 とにかく本場仕込みですものね。 ずんずんと前に乗り出すようになって聴いていました。

もちろんオーケストラの機動力は満点です。 しかも、金管、打楽器などが不用意に突き抜けて響くようなことなどなく、全体の響きの中に収まっていました。 響きが横に広がってゆく感じ。 素晴らしい演奏に感謝。 感動的でもありました。 さすがに当日の朝、高知より帰った疲れも出てきましたが、それを忘れさせてくれた演奏に満足し、ホールを後にしました。

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<詳細> http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20111127.htm


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2011年10月22日

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第4回演奏会

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第4回演奏会
2011年9月25日(日) 20:00 杉並公会堂・大ホール

マーラー: 交響曲第6番

指揮:小柳英之

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押し出しの強い響きによる意欲的な演奏、重層感のある見事な演奏でした。 これをプロ並みの4回程度の合奏で演りとげるとは見事なものです。 熱い演奏でした。

午前中に演奏会を行っているのでモーニングフィルという名前だそうですが、今回はなんと20時からの演奏会とのこと。 お昼に行っていたすみだトリフォニーからいったん田端に戻り、腹ごしらえと休憩をとってから杉並公会堂へと向かいました。 聴くのにも体力が必要ですものね。

その腹ごしらえは正解。 熱い演奏が展開されていて、低弦はゴリゴリと鳴り、突き抜けるラッパの響き、常に前向きで挑戦的な演奏。 やはり少々疲れましたが、心地よい疲労でした。 細かな所までは判りませんが、今回もほとんどノーミスだったのではないでしょうか。 そして今回もまた、もうちょっとコクやタメが欲しい、などと思える部分はありましたけど、熱気と気迫は素晴らしいものがありますね。

次回はクリスマス(12/25)にマーラーの第1番と第4番を採りあげるべく準備を進めておられるようです。 次回も期待。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20110925-2.htm

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2011年10月15日

ブルーメン・フィルハーモニー管弦楽団 第36回定期演奏会

ブルーメン・フィルハーモニー管弦楽団 第36回定期演奏会
2011年9月25日(日) 13:15 すみだトリフォニーホール

ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲
ブルックナー: 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」

指揮:ゲルハルト・ボッセ

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ゲルハルト・ボッセ教授、杖をついて登場。 しかも後ろに介助者とおぼしき女性(奥さまとのこと)とともに出てこられたのに驚きましたが、繰り出されてきた音楽にまた驚かされました。 枯れた音楽とはまったく無縁。 若々しく、瑞々しい音楽に心を大きく揺さぶられました。 すごい爺さんです。

そして、そのボッセ教授の少ない動きによく反応し、各パートがよく纏まって深みのある響きを醸し出した弦楽アンサンブル、引き締まってパワフルながら突出することのない管打楽器群、真摯な演奏を展開したオーケストラもまた素晴らしかったですね。 終演後、割れんばかりの拍手に包まれたのも大いに納得。 素晴らしい演奏会でした。

個人的にはやはりロマンティックの終楽章、押し出しの強い響きがよく制御されたクライマックスも見事でしたが、その合い間に届けられる木管の響き、それに柔らかなピチカートが絡み、美しくも力強い弦アンサンブルを特筆しておきたいですね。 そして最後の最後まで集中力が切れることがなく、3階席の上から見ているとよく分かるのですが、最後までオーケストラの各パートがよく纏まった動きをしていて、それを見ているだけでも気持ち良く、音楽に酔い、痺れました。

演奏に参加された皆さん、お疲れさまでした。 そして素晴らしい演奏を有難うございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20110925-1.htm

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2011年09月23日

大阪市民管弦楽団 第74回定期演奏会

osaka_shimin_74th.jpg大阪市民管弦楽団 第74回定期演奏会
2011年9月11日(日) 14:00 ザ・シンフォニーホール

ラヴェル: 古風なメヌエット
マーラー: 交響曲第9番ニ長調

指揮:井村誠貴

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響きの調和を大切にし、大きなうねりの中でオーケストラを集中させてゆくのが井村さんの真骨頂。 それが大阪市民管弦楽団とともに素晴らしい演奏として結実した今回のマーラーの第9番でした。 しばし放心状態となったあと、大きな拍手を贈りました。

特筆したいのは第4楽章。 重層的な弦アンサブルがとても素晴らしく、これにオーケストラの各楽器群が加わり、層を成して届けられてくる音楽に深く感動しました。 そして、いずれの響きにも思いがこもっているのが判りました。 何故か、長い道のりを歩いてきた、そしてこれからも歩いてゆく、そのようなことがふっと頭に浮かびました。 井村さん、大きく身体をうねらせながら、この曲の中に演奏している方々の思いを込めさせているのでしょうね。 それによって演奏をより大きなもの、真正なものにしているように感じました。 重なり合って届けられる響きに涙が出そうにもなりましたし、弦楽器のソロがまた可憐で美しくありながらも落ち着いた響きに惹かれました。 音楽の中に静寂さをも感じられた素晴らしい演奏。 そっと、そっと・・・そして祈るような終結となって、本物の静寂がホールに広がっていった感動的な幕切れでした。

演奏に参加された皆さん、お疲れさまでした。 そして素晴らしい演奏を有難うございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20110911.htm

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2011年05月12日

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第3回演奏会

久しぶりに頑張って演奏会感想文を書いて
本家ホームページに入れてみました。 ほぼ半年振りの更新。
 ↓
http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20110507.htm

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2011年05月07日

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第3回演奏会

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第3回演奏会
2011年5月7日(土) 10:15 杉並公会堂・大ホール

マーラー: 交響曲第5番

指揮:小柳英之

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午前中に演奏会を行っているモーニングフィルの演奏会があることを知り、
小雨降るなか、杉並公会堂へ行ってきました。

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IMGP4556 posted by (C)fronte360

朝から演奏会をされるなんて、いい企画ですね。
しかもマーラーの交響曲第5番、1曲のみのプログラムにも惹かれました。
最近、夜遅いのと、時間が長いのがしんどくなってきてますものね。
年取った証拠なんですが・・・

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IMGP4557 posted by (C)fronte360

10時開場、10時15分開演。
開場5分前に到着、開場後すぐに3階席の1列目中央に陣取りました。
お客さんには若い人が多い感じ、あと中年男性も多いみたい。
オケ関係者の方が多いのかもしれませんね。

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IMGP4558 posted by (C)fronte360

ステージでは談笑とともに練習されている方もいらっしゃいましたが、
定刻1分前に引き上げられて、10時15分のチャイムとともに整列入場。
アナウンスはありません。 なお会場には看板もなく、パンフもなし。
ひたすらに音楽を演奏することに集中した感じです。

そして肝心の演奏ですが、これが実に見事、素晴らしかった。
ゲネプロを入れてもわずか4回の練習みたいですが、ほとんどノーミス、
しかも熱気と気迫ある演奏に、土曜朝から打ちのめされました。

冒頭のトランペットも素晴らしかったし、ホルンの力強さも特筆、
コントラバス・トップ奏者の方の気持ちの乗った演奏も印象的でした。

モーニングフィルは、昨年3月に結成、
5月4日に合奏練習わずか4回でマーラーの交響曲第9番を演奏され、
その後も12月29日にマーラーの交響曲第7番を演奏されています。
練習回数を少なくすることで、集中力を高めるとともに、
財政的な負担の軽減にもなるとのことです。
また午後がフリーになるので、他のオケと掛け持ちも可能になる・・・
このことで技量の高いメンバーが集まっているのでは、と思いました。

とにかく今後も注目です。

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2010年10月31日

新日本交響楽団 第85回定期演奏会にて

日時:2010年10月31日(日) 13:30開演(13:00開場)
場所:すみだトリフォニーホール・大ホール

曲目:マーラー/さすらう若人の歌
   (アンコール:マーラー/不思議な子供の角笛
                     〜「高き知性への讃歌」

   マーラー/交響曲形式による音詩「巨人」(1893年ハンブルグ稿)

独唱:小松英典(Br)

指揮:山田和樹

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マーラーの交響曲第1番の原型といえる交響曲形式による音詩「巨人」(1893年ハンブルグ稿)の演奏会があるので、こちらに来て初めて、すみだトリフォニーホールに行ってきました。
オーケストラも指揮者も初めての、山田和樹指揮日本交響楽団。 素晴らしい集中力による演奏と熱気、特に「巨人」のフィナーレに感動しました。 新日本交響楽団、素晴らしい技量を持ったアマチュアオーケストラですね。 管楽器も素晴らしかったけど、中低音弦の充実ぶりに目を見張るものを感じました。

shin-nippon-SO_85th.jpg交響曲形式による音詩「巨人」(1893年ハンブルグ稿)は、パンフレットによると、日本で4回目の演奏になるとのことです。 そうならば、当方は3回目になる京都フィロムジカ(指揮:金子健志)による演奏も聴いているので、2回目、半分を聴いたことになります。 京都フィロムジカもアマチュア・オーケストラ。 いまだスコアがまともなものではなく、強い志しを持ったアマオケでないと演奏できない、そのような類の曲でもあります。 京都フィロムジカでも書かれていましたが、このオケでも送付されてきたレンタル楽譜より間違いを訂正し、余計な書き込みを排除するなど、ここでも困難を極めていたようです。

それだけに演奏にかける情熱は強いものがあったのだと想像しますが、演奏はクールかつ着実なものでした。 冒頭こそやや緊張気味に思える場面もありましたけれども、基本的な技術力は十二分、しかも各パートの団結力は強いことが印象に残りました。 そして指揮の山田和樹さんのリードにも忠実にそい、見事な見せ場を構築しつつも、けっして前のめりになったり、熱気を引きずることのない、見事な演奏を展開していました。

稿の違いによる聴き所・聴かせ所もありましたが(例えば、第1楽章冒頭の狩のテーマがクラリネットではなくホルンが吹き、バンダのトランペットがステージ上で吹くとか、終楽章のエンディングが4小節長くティムパニと太鼓の連打が長いとか)、それらを置いておいても、やはりオーケストラの健闘ぶりが強く印象に残った演奏会でした。

なお、これに先立って演奏された「さすらう若人の歌」、独唱の小松英典さんの余裕を感じさせる歌唱。 ただ、力が入ると少々声質が硬くなるのは気になりましたけれども、感情を込める声のコントロールが素晴らしかったですね。 オーケストラもまた、やわらかな管楽器、中低音弦が芯になった演奏で充実した響きを堪能しました。

素晴らしい演奏会をありがとうございました。

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IMGP2911 posted by (C)fronte360

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2010年09月20日

吹田市交響楽団 第69回定期演奏会にて

一筋縄ではいかないショスターコヴィチの交響曲第9番、いつもながらの新谷さんの意欲的な指揮に、オケも余裕を感じさせる集中力で応えた素晴らしい演奏でした。

suikyo_69th.jpgショスターコーヴィチの交響曲第9番。 第2次世界大戦の戦勝と、ベートーヴェンの第9のなぞられてショスタコーヴィチの第9と期待された音楽が、簡素でおどけたような音楽だったため、スターリンを揶揄したとも受け止めらた問題作です。 あまり一般には演奏されることのない曲でしょうが、個人的には好きな曲で、プロオケで2度ほど聴いた記憶もありますが、いずれも10年程前でした。 久しぶりに聴きたくて、吹田に足を伸ばしました。

指揮者の新谷さん、大きな動きでいつもながらの意欲的な指揮。 オケもこの指揮によく応えて、聴きやすいこの音楽の底に裏が一枚も二枚もありそうな感じをよく表現していたように思います。 金管の重量感もさることながら、木管楽器が大健闘。 深い音色のクラリネット、渋い響きのフルートも良かったし、最後はファゴットの響きが素晴らしかった。

弦楽器も、第1楽章のヴァイオリンのソロもやわらかな響き。 第2楽章では低弦のピチカートが深遠さもよく出していました。 素晴らしい集中力。 重心のある弦楽器の響きがベースになっているので、この曲の深遠さもよく表現できたのではないか、と思います。 だから、小馬鹿にしたような軽妙なソロも引立っていたように感じました。 とにかく、十二分に満足しました。

なおこれに先立って演奏されたフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲と、モーツァルトの交響曲第39番は、米山さんの指揮のもと、ちょっと落としたテンポで丁寧に繋ぐ演奏でした。 ともにやわらかなホルンの響きに、モーツァルトではタイミングよく打つトランペット、そして軽やかなティムパニの好演が光っていました。 正直、モーツァルトでの高音弦は少々生煮えのような感じで、やはり難しいなぁ、と思っていましたけれど。

でもショスタコーヴィチの素晴らしい演奏に、練習量の違いではないかと認識しました。 終わりよければすべて良し。 そんな演奏会でした(個人的に)。

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吹田市交響楽団 第69回定期演奏会
2010年9月18日(土) 18:00 吹田市文化会館メイシアター・大ホール

フンパーディンク: 「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 (*)
モーツァルト: 交響曲第39番変ホ長調 (*)
ショスタコーヴィチ: 交響曲第9番変変ホ長調 op.70
(アンコール)ショスタコーヴィチ: 「ジャズ組曲」より第2ワルツ

指揮: 米山 信(*)、新谷 武

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