2012年08月22日

こんぴら・金丸座

11日、こんぴらさん(金刀比羅宮)への石段を登り初めて少しすると
金丸座を示す案内板。 これに従って参道を外れて歩きます。

しとしとと雨が降って蒸し暑く、しかも上り坂なんですね。
何度も、断念しようか…、と思いつつも、なんとか金丸座へ到着。

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P8111365 posted by (C)fronte360

天保6年(1835年) に建てられた現存するわが国最古の芝居小屋。
芝居小屋としては初めて国の重要文化財にも指定されています。
この石段を登って、入場料 500円を払って見学。

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P8111368 posted by (C)fronte360

この小さな木戸を潜って中に入りました。

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P8111372 posted by (C)fronte360

すると、ちょうど解説をして下さるところでした。
お時間のある方はどうぞ・・・ あまり時間ないけど、せっかくなんで
お話を聞かせてもらうことにしましたが、これがなかなかの名調子。

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P8111371 posted by (C)fronte360

たくさん歌舞伎を観られているのでしょうね。
説明の台詞回しの口調もどこか芝居の解説風でもあって明快、
しかも詳しく、興味をそそる内容で、とても分かり易くて、得した気分。
それに帰りには、お土産として木札まで頂きました。 感謝・感謝。

説明では、大阪三座の一つ浪花座を模したものだそうです。
昭和45年に「旧金毘羅大芝居」として国の重要文化財に指定され、
昭和47年から4年の歳月をかけ、現在の場所に移築復元されたとのことです。

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芝居中は付き人でも入ることのできない花道に上って説明が続きます。
平成15年、いわゆる耐震補強工事によって発見された痕跡を検証し、
「ブドウ棚」と「かけすじ」が復原されました。

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P8111376 posted by (C)fronte360

「ブドウ棚」は竹で編んだ天井の棚で、ここから花吹雪・紙吹雪を撒き、
「かけすじ」は花道の真上で宙吊りをするための木の梁のようなものですね。
毎年開催される人気の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」では、
何年に誰が宙吊りをしたかなども、詳しく説明して下さいました。

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P8111387 posted by (C)fronte360

天井に吊るされた提灯は「顔見世提灯」と呼ばれる役者の番付の代わりだとか、
これも実際にどの役者さんの紋所かを教えて下さいましたが、へぇ、ほぉ、と
言うだけですっかり忘れてしまいましたけど・・・

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P8111381 posted by (C)fronte360

舞台の上で解説を終え、あとは自由散策で奈落へと降りました。 奈落の底。
この垂れ下がった棒を人力で押して、回り舞台を廻すのですね。
左にある角材で組んだ部分は「セリ」の部分。 これも人力で押上げてます。
光量が足りないのでフラッシュを使ってみました。

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P8111383 posted by (C)fronte360

この地下通路を使って、花道へスタート地点「鳥屋」へと続きます。

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P8111385 posted by (C)fronte360

写真は振り返って、奈落の底を見たものですけどね。

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P8111389 posted by (C)fronte360

そして、解説の方より教えていただいた皇太子妃雅子さまが座った席より
劇場後方を見下ろしました。 花道への出口、幕がかかった所が「鳥屋」。
まるで鳥が飛び立つように花道に出る所なので「鳥屋」だそうです。

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P8111390 posted by (C)fronte360

天井の提灯も目の前ですね。

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P8111377 posted by (C)fronte360

金丸座、たっぷりと堪能いたしました。
いよいよこれから、こんぴらさん(金刀比羅宮)への石段へと戻りましょう。
降っていた雨も止んだようです。 いい時間を過ごすことができました。

(つづく)

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2012年08月21日

こんぴら・参道・金陵

11日、JR琴平駅を出てこんぴら参りへとスタート。
駅前の道を真っ直ぐに進んでゆくと、大きな灯篭、高灯篭があります。

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P8111358 posted by (C)fronte360

1860年に建てられた、高さ28m、日本一の高さを誇る燈籠で、
その昔、瀬戸内海を航行する船から見えるようにと造られた燈籠だそうです。

その隣、琴平電鉄の琴平駅。 ちょっと行き過ぎてから気付きました。
とにかく先を急ぎます。

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P8111359 posted by (C)fronte360

駅前の道路を直進し、T字路の突き当りを左折すると商店街、
そこをしばらく歩くと、右に参道の文字が見えたので右折すると・・・

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P8111362 posted by (C)fronte360

琴平を代表する銘酒「金陵」。 「金刀比羅宮御神酒」と書かれてますね。
ここは「金陵の郷」と言う一種の展示施設になっています。
昔の酒造の道具や酒造りの方法などを通じて、日本文化を考える施設、
なんだそうです。

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P8111448 posted by (C)fronte360

大きな瓶から枡へ、なみなみと注がれる金色のお酒(?)迫力ありまっせ!
そして、御神木の楠がある「くすのき広場」へと入ってゆきました。

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P8111449 posted by (C)fronte360

なかなかいい空間ですね〜
ここには「歴史館」「文化館」などあるようですが・・・

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P8111450 posted by (C)fronte360

列車待ち合わせの時間があり先を急ぐので、またの機会としましょう。

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P8111447 posted by (C)fronte360

さあて、ここから参道の始まり始まり〜♪
手前のそば屋さんで、うどんを食べました。 勢いつけて、いざ出発。

(つづく)

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2012年08月20日

こんぴら・JR琴平駅

11日、最寄り駅を始発電車5時25分にてスタート。
鶴橋駅より「青春18きっぷ」の旅、大阪駅で姫路行きの快速で終点まで。

ここで通常は、隣のホームで待ち合わせの4両編成の岡山行きにダッシュ・・・
機転の効く人は姫路の手前の駅で乗換え易い車両に移動しますけれども、
当方はこの後に来る播州赤穂行き、弁当を買う余裕を持って乗換えました。
案の定、岡山行きは満員でラッシュ状態。 ごくろうさま。

播州赤穂経由ですと岡山まで1時間ほど余分に時間はかかりますが、
岡山駅で瀬戸大橋線・快速マリンライナーにも余裕で乗換えられるのですね。
姫路からの岡山行きだと岡山での乗換えもタイトで、皆さんまたダッシュ・・・
しかし座れないことの方が多く、姫路からずっと立ち続けはツライですよ。

またこの日は新幹線が遅れた影響で、四国への列車は接続待ちで軒並み遅延。
マリンライナーもホームが人でごった返す中、列の先頭に並び座席確保OK、
しかし通勤ラッシュを上回る混みかたで、これは異常ですね。

多度津から琴平行き普通電車も接続待ちで遅れて、慌てて乗換えましたが、
先頭車両はガラガラで、こちらも余裕で琴平到着。

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P8111453 posted by (C)fronte360

これまで何度か琴平駅を通過してましたが、降りるのは初めてです。
文化財にも指定されたそうですね。 一度降りてみたかった琴平で途中下車。

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P8111353 posted by (C)fronte360

微妙に雨が降ったり止んだりな天気が残念ですが、可愛らしい駅舎をば。

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P8111350 posted by (C)fronte360

こんぴらさんへのお参りの駅ともあって、注連縄もしてありますよ。

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P8111352 posted by (C)fronte360

駅前には、狛犬に石灯籠まであります。

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P8111356 posted by (C)fronte360

一度この駅に降りてみたかったんですね。
そして琴平といえば、こんぴらさん、出来ればお参りしたいなぁ、と。

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P8111456 posted by (C)fronte360

ここでの乗換え時間、2時間ならば、阿波池田乗換えで高知到着18時43分
4時間待ち合わせなら、阿波池田または大歩危乗換えで高知到着20時27分
どにかなるさ・・・と、小雨降るなかこんぴらさんへと向かいました。

(つづく)

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2012年07月24日

高知より戻ってきました

今回の高知、連日いきなり雨が降る天気でしたが、
22日夕、赤岡町はなんとか天気ももってよかったですね。

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今回は、絵金まつり、に行きましたが、それはまたのちほど・・・
時間切れ

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2012年07月12日

明石・魚の棚

旅の最後は、淡路島を離れて明石へ

お昼ごはん代りに、明石焼き(現地では玉子焼き)を頂きましたけど、
その前に、明石の台所とも呼ばれる 魚の棚 商店街へ。

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P7080872 posted by (C)fronte360

七夕の飾り付けで、賑やかになってますけど・・・

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P7080869 posted by (C)fronte360

お魚も生きてハネているし、タコも脱走しようとしているんですね。
なかなかにワイルドで、さすが明石・漁師町、といった感じ。

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P7080880 posted by (C)fronte360

魚屋と明石焼きのお店の間に弁財天

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P7080881 posted by (C)fronte360

入っていきませんでしたが、興味深いところです。

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P7080876 posted by (C)fronte360

ここもまた来てみたいスポットとなりました。
なかなかいい旅行でした。

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2012年07月11日

淡路SAから明石海峡大橋を望む

淡路島を去る前にサービスエリアで休憩
来た時もここで休憩していたけど(下り線のハイウェイオアシス)、
カメラを持って出るのを忘れたので、上り線から橋の記念撮影をば・・・

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P7080866 posted by (C)fronte360

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P7080862 posted by (C)fronte360

明石海峡大橋は、明石海峡を横断して架けられた世界最長の吊り橋ですね。
それを吊っているメインケーブルの実物が置いてました。

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P7080864 posted by (C)fronte360

5.23mmのワイヤーを127本束ねて正六角形のワイヤーとし、
これをさらに290本束ねて、直径112.2cmのメインケーブルとなっています。

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P7080865 posted by (C)fronte360

風雨から保護し腐食を防止するため、表面をゴムで覆い、
その内部に脱塩・乾燥した空気を常時送風しているのだそうです。

もしケーブルの張替えが必要になったら・・・なんて思ったんですけど、
これで半永久的に大丈夫なのでしょうねぇ。 凄い技術ですね。

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2012年07月10日

あわじ花さじき

千年一酒造は東浦、淡路島の東海岸ですが、そこから西海岸の尾崎へ移動、
そこで一泊した翌朝、また東浦の方に戻り「あわじ花さじき」に行きました。

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P7080818 posted by (C)fronte360

淡路島北部丘陵地域の頂上部
標高298〜235mの海に向かってなだらかに広がる高原に一面の花畑!!

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P7080821 posted by (C)fronte360

ちょっと煙って写ってますけど、海の向こうは大阪湾ですね。

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P7080826 posted by (C)fronte360

展望台にも登ってみます。

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P7080824 posted by (C)fronte360

するとこんな感じ・・・

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P7080829 posted by (C)fronte360

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P7080830 posted by (C)fronte360

この向こうには、明石海峡大橋が見えるのですね。 22倍望遠の威力。

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P7080832 posted by (C)fronte360

面積が約15ヘクタールもあるそうです。
これだけの花が綺麗に植えられていて、なんと入園無料ですから、凄いなぁ。

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P7080839 posted by (C)fronte360

天気にも恵まれて、最高ですね。

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P7080842 posted by (C)fronte360

虫たちものんびりとしていましたよ。

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P7080854 posted by (C)fronte360

こんな綺麗な所があったなんて・・・、不覚にも知りませんでした。

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P7080845 posted by (C)fronte360

是非ともまた季節を変えてやって来たい所となりました。

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2012年07月09日

淡路島・千年一酒造

深夜の物凄い豪雨が過ぎ、梅雨の晴れ間となった七夕の7日
淡路島に行ってきました。

まずは、北淡路・東浦町にある酒蔵・千年一酒造
昔ながらの製法で酒造りを続けておられる蔵です。

予約なし、飛び込みでの酒蔵見学をさせて頂きましたが、
じつに丁寧に説明していただき、感心することしきり・・・

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P7070796 posted by (C)fronte360

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2階はギャラリーになっていて、古い道具の展示に囲まれて、
おまけに、色々なお酒の試飲もさせていただきました。

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大吟醸は30%まで精米したお酒、精米したお米を見せていただき、
試飲ではさすがに一番美味しかったのですが、4合 4,7250円では手が出ず、
大吟醸の酒かすを購入しました(300g 350円やったかな)。

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P7080882 posted by (C)fronte360

原酒「淡路」アルコール度 19〜20度、4合瓶で 1,050円
お手ごろながら、華やかな味わいが試飲でも気に入ったのでした。

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P7070807 posted by (C)fronte360

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2012年06月01日

五台山展望サービスセンター

展望台は五台山展望サービスセンターの屋上にあります。

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P5030336 posted by (C)fronte360

ここから展望台が、にゅ〜と突き出ているのですが、
五台山展望サービスセンターの屋上は、更に高くなっていて
高知市街の反対方向を見ると、竹林寺の五重塔を望むことが出来ます。

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P5030344 posted by (C)fronte360

後方に土佐湾の水平線が見えてますね。

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P5030346 posted by (C)fronte360

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ブログの手抜きをしている間に6月になってしまいました。

自宅に戻って早や2ヶ月が経ちましたが慌ただしくて部屋もまだ荒れ放題、
いやはや、大変ですわ。 仕事はうって変わって楽なんやけれど・・・

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posted by fronte360 at 05:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展

26日の土曜日、ご近所の草刈りで汗を流したあと・・・

脱線しますが草刈りとはいうものの、自宅の庭木の剪定・刈込みなんですね、
お隣の方々からの助言に従って、放置された庭木など、お邪魔にならないよう
刈込む年中行事になってしまってます。 なんとかせな・・・

それはさておき、汗を流して、当初予定どおり、佐川美術館に行きました。
「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展」ですが、お目当ては「記念対談」

笹戸千津子さん
佐藤忠良さんの代表作でもある「帽子・夏」などのモデルでもあり
亡くなるまでの40年間アシスタントも務められ自身も彫刻家

山根基世さん
元NHKアナウンサーで、NHK初の女性アナウンス室長。
生前より佐藤忠良さんとも長く親交



このお二人の記念対談があるのであくせくと行ったわけですが、
20分前に会場に行くと満席、1時間の対談も含めて1時間20分の立見・・・

疲れましたが、生前の佐藤忠良さんのお人柄を偲ばれる良い時間でした。

ああ、今日もここで時間切れ・・・
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posted by fronte360 at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする