2011年07月03日

カラヤン、マーラー/交響曲第9番

節電の夏、それに反して、サンスイのアンプに久しぶりに灯を入れました。
このご時勢、中国製のデジタルアンプが良いのでしょうけれども・・・

それはともかく先日の帰省時に持ってきたカラヤン指揮ベルリン・フィルの
マーラーの交響曲第9番を聴いています。

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1979年10月バーンスタインがベルリン・フィルを振った伝説のマーラーの第9、
その直後の11月から翌年にかけて録音されたカラヤンのマーラーの第9、
スタジオ録音によるものですね。

当時はアンチ・カラヤンでしたし、レギュラー盤レコードなんて買えなくて、
後年中古で入手したレコードですが、けっこう気に入っていたりします。
こちらも他のカラヤンのマーラーと同じく、とても美しい演奏ですね。

バーンスタイン、かつてはファンでしたけれど、今は?が付いていて、
マーラーの第9も図書館で借りて聴きましたが、やはり大きな?マーク・・・
やんちゃ坊主が良くなる楽器を手にしたと言っては言い過ぎでしょうけれど、
とても疲れてしまうのです。

それに比してカラヤンのは磨かれた美しさと馬力が共存していて、
曲の世界にすっと入ってゆけるのです。

この曲については、ノイマンがチェコフィルを振ったのが好きで、
1982年録音と1995年録音のもの、両方とも大好きで、ともに理知的な演奏で、
そしてチェコフィル特有の艶のある低音金管楽器が惚れ惚れとするほど、
とても美しい演奏ですよね。

このカラヤン盤、もうちょっと打楽器にリズミカルな感じが欲しい・・・
そんな感じもしますれど、整った美しさ、これに尽きます。

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2011年06月25日

オーマンディ、ブルックナー「ロマンティック」

昨夜も暑かったですねぇ〜
ついに試運転と称してクーラーを稼動させて、そのままうたた寝してしまい、
少々身体が冷えたみたい・・・ 少々気だるい朝を迎えました。

7時、ゴミ出しをしてから、まだ元気なうちにと、だるい身体にムチを入れ、
部屋の掃除に着手、ようやくホットカーペットなども撤去しましたし、
台所の食器カゴもお風呂で洗って、夏を迎える準備は整いました。

汗をかいて身体を動かすと体調もなんとか戻ってきたようです。
買い物もすませましたし、音楽を聴いてしばし休憩です。

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オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による
ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」
巧みなオーケストラ・コントロールによる、見晴らし良い演奏で好きです。

ネット検索してみると、拙文が2番目にヒットするのが残念ですけれど・・・
もっと聴かれても良い演奏だと思うのですけどね。

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posted by fronte360 at 12:14| Comment(3) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

ようやくの週末、シューマン/子供の情景

曇り空、昨日の雨はあがったものの、空気はしっとりとしています。

帰省した翌週は何かと忙しく、やっと自室でのんびりとコーヒーなどを頂き、
シューマンの「子供の情景」聴いてくつろいでいます。

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子供ための曲ではなく、子供の頃を思ったシューマンの「子供の情景」
年齢を重ねるにつれて好きになってきました。

平易で簡素なメロディのなかから、深い詩情が感じられるのは、
孤児であった当時26歳の多感な青年エッシェンバッハによるところでしょうか。

明日は早朝より出勤なので、今日は安息日ですけれども、
帰省のためにできなかった掃除・洗濯に買い物などもこなさねばなりません。

それに、あそこにも行かないと明日で終わってしまいます。
とにかく、今はゆるりと朝の時間をすごしましょう。

そしてこおいうときは1分間に33回転するアナログレコードが似合います。
CDは目が回ってしまいます(見えないけれど)。

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posted by fronte360 at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

シューリヒト、モーツァルト/プラハ交響曲

今日はいい天気でした。

天気に誘われ、レインボーブリッジを歩いて渡ってお台場に行きましたけれど、
それはまた後日として、一日の終わり、TVを消してレコード鑑賞(死語)です。

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カール・シューリヒト指揮パリ・オペラ座管弦楽団による「プラハ交響曲」、
宇野功芳さんの強力なバックアップにより今では誉れ高い名盤になりましたが、
おおもとは、このコンサートホール・ソサエティのレコードですね。

これは日本盤ですが、1年半ほど前、渋谷レコファンBEAM店のゴミ同然の中から
偶然発掘したもの。 ということで100円ですけれどノイズも無くて楽しめます。

シャキっとしたモーツァルト、心地良く響いてきます。
かなりの快速で飛ばしているので気持ちが良いのですが、ニュアンスも豊か。
起伏を大きくとってますけれど、わざとらしさもなく自然でナチュラルな感じ。

あまり上手くないパリ・オペラ座管ですが、だからこそ、といった感じかな・・・
杓子定規に演奏されるとかえって生気が失われるモーツァルトの世界です。

で、ネット検索していたら、懐かしい方のブログの記事に当たりました。
中川岳志のブログ  http://trefoglinefan.jugem.jp/?eid=158

パソコン通信(死語)のNIFTY-Serve、FCLA〜クラコンの常連さんですね。
今でも地道に更新されているようです。 脱帽。

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posted by fronte360 at 20:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

清水まゆみ、ブラームス/ヴァイオリンソナタ「雨の歌」

「ブラームス・イン・小樽」とタイトルされたCD
2004年5月20-21日、小樽市民センター・マリンホールで収録された
清水まゆみ(vn)、廻由美子(p)のコンビによるブラームスのヴァイオリンソナタ

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たっぷりとした響きながらシャープな演奏はドラマティックです。
深々としてつややかで美しい清水さんのヴァイオリン、
しっかりとして熱い想いの感じられる廻由美子さんのピアノも巧いなぁ。

室内楽は老後の楽しみ、と20〜30歳のころに言い放ってましたけれど、
室内楽が楽しめる年齢になってしまいました。

とくに第1番「雨の歌」がお気に入りです。
冒頭よりうねるような旋律が高揚して、色々な想いが渦巻いてゆきます。

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posted by fronte360 at 10:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

グリーンハウス、ドヴォルザーク/チェロ協奏曲ロ短調

今回のレコファン渋谷BEAM店での最大の発見は・・・
バーナード・グリーンハウス(vc)によるドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調、
伴奏は、ハンス・スワロフスキー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。

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日本コンサートホール盤、顧みられることの少ないレーベルですが、
ジャケット・デザインを中心にして、元来のマイナー指向ゆえ
愛してやまないシリーズなのですが・・・

ゆえあって手持ちのレコードが鹿児島の霧島に旅立ったのは、2006年でした。
販売枚数が多くないので、2度と出会えないと諦めていましたけれど、
100円のゴミ箱のようなダンボールの中で、なんと、出会えました。
まさに救出です。

オンマイク風な録音なこともあって、素朴で力強い表現で押してきます。
懐かしさがこみ上げてくる、そんな感じの演奏です。

ドヴォルザークのチェロ協奏曲は演奏会でもよく耳にしていますけれど、
実はあまり積極的に聴く曲ではありませんが、このレコードは別格でした。

ジャケットの剥げた感じ、しかも底抜け・・・
それとは裏腹に、ノイズも少なく、救出されるのを待っていたかのようでした。

この1枚だけで、渋谷まで歩いて行ったかいがあった、というものです。

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posted by fronte360 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月03日

ヘンリク・シェリング、ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲

先日、レコファン渋谷BEAM店で100円で捕獲してきたレコードをかけながら
ドリップで入れたコーヒーをロイヤル・アルバートのカップで頂いています。
貧乏人の貧相なプチ贅沢ですかね。

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ヘンリク・シェリングによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮によるロンドン交響楽団の伴奏で、
シェリング、2度目の録音によるものです。

正直、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は苦手です。

風格と崇高さを持って大仰に響くと、長大なこの曲を退屈に感じること度々で、
この曲がヴァイオリン協奏曲の王者という意味がよく分からないでいます。
第1楽章は勢いで聴いても、ここで疲れてしまって退屈な第2楽章で撃沈・・・
このパターンをもう何度も繰り返しているでしょうか。

しかしこのシェリングによる演奏は、それを覆す素晴らしい演奏でした。
ヨアヒムのは聴いたことがありませんが、初めて満足する演奏になりました。

シェリングによる演奏が硬質な響き、緻密かつ格調の高さが何よりいいですね。
しかもそれが自然と心に響いてくるのは何だろう・・・
作品に真摯に向き合い、作品自らを語らせるような演奏態度だからでしょうか。

第1楽章の雄大さも肩肘張るところの無い自然なスケール感があります。
第2楽章、美しくそして可憐ですね、そして幸福感に包まれながら第3楽章へ、
自然に流れ込んでゆくあたりイッセルシュテットの棒によるところ大でしょう。

イッセルシュテットによるベートーヴェンの交響曲も聴きたくなりました。

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posted by fronte360 at 10:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

アルゲリッチ&デュトワ、チャイコフスキー/ピアノ協奏曲

これも昨日、レコファン渋谷BEAM店で100円で捕獲してきたレコードです。

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)が、1970年、29歳のとき、
当時の夫であった、まだ無名に近い、シャルル・デュトワ指揮との録音です。
オーケストラは、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。

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豪放磊落かと思いきや、表現の幅は広いけれども、落ち着いた感じもして、
この曲を見事に演じきっているように思います。

伴奏のデュトワがまたいいですね。
壮麗に盛り上げたり、溌剌と流したり、伸び伸びとしている感じです。
こちらもこの曲によく似合っているかもしれません。

この曲、大仰に構えて聴いてしまうせいでしょうか、
なかなか楽しめなかったりするのですけれども、この演奏は掘出しもの。
繰り返し聴いてみたくなります。 実はこれで今日2回目だったりします。



今日は朝から風が強く、部屋の窓がガタガタと揺れ、
おまけに地震の余震も何度もあって揺れ、風か地震か区別つきません。

本当は、東京国立近代美術館に岡本太郎展を観に行きたく思ってましたが、
そんなこんなで出かけるのが億劫になって(強風のなか歩くのは辛いのね)
ご近所にお買い物、昼過ぎに秋葉原・巣鴨に出た程度で戻ってきました。

昨日はけっこう歩きましたしね。
明日は23時まで待機勤務となってますし、大人しくレコード鑑賞ですわ。

ん、レコード鑑賞、これって死語ですか?

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posted by fronte360 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

バウムガルトナー、ヴィヴァルディ/四季 という夜

本当に久しぶりに禁酒とした夜は、グラスにツツジの花を生けてみました。

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音楽はルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン弦楽合奏団による「四季」、
ヴァイオリンの独奏は、団員で当時29才のグナール・ラルセンス(vn)、
バウムガルトナー2度目の録音で、1979年の来日時、石橋メモリアルホールで
日本コロムビアが誇るPCMレコーディングされたものです。

ちょっと深めの残響ながら小編成の合奏による瑞々しい録音がまず印象的、
そして演奏もまた快活で爽快、清新な響きの中にロマンの香のするのは、
ラルセンスの独奏によるところが大ではないでしょうか。

「四季」って、この年齢になったせいかほとんど聴かなくなってましたけど、
ツツジの花には「四季」やね、っとやや短絡的にかけてみたのですが、
録音の良さもあって、なかなか面白く聴けました。

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posted by fronte360 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

アナログな朝、アーム交換しセルのマーラー4番を聴く

昨夜呑み過ぎたせいか、風邪もまだ残っているせいか、少々頭痛があります。
テレビを消して、ステレオに灯を入れて音楽を聴いていましたけれど、
思い立って、レコード・プレーヤーのアームを交換しました。

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オーディオテクニカの AT-1100 ストレートアームの軽量タイプ。
カートリッジも同じくオーディオテクニカの AT-F3U に換装してみました。
MC型の普及品ですね。

純正アームはユニヴァーサル・シェルが使えたのでカートリッジ交換が便利で、
音楽に合わせ、カートリッジを交換して音を変える楽しみもありましたけれど、
そこまでして聴くこともあまりなかったし、しばらくコレで楽しみましょう。

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そして今、楽しんでいるのは、
セルが手兵クリーヴランド管弦楽団を振ったマーラーの交響曲第4番。
1965年10月1,2日録音です。
1970年に鬼籍に入られたセルにとっては晩年の録音になります。

かつては冷徹な演奏とも言われたセル/クリーヴランドの演奏ですけれど、
このマーラーは、緻密でバランスの良さはそのままに、
透明度の高い演奏のなかにそこはかとなく漂うロマンの香がします。

硬い音が多いEPIC録音ながらここではとても柔らかな響きで録音されていて
なかでもゆったりと綴られてゆく第3楽章の自然な流れも素晴らしいですね。

終楽章のジュディス・ラスキンのソプラノもまた柔らかで美しい声です。
ただ個人的にこの曲はもうちょっと透明感の高いのが好みなのですけれど。

とにかく、アームとカートリッジを交換して見晴らしが良くなった・・・
そう思っておきましょう。
そんなたいしたシステムではありませんしね。

久しぶりに聴いたセルのマーラーの第4番、隠れた名盤の印象はそのままです。

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posted by fronte360 at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする