2011年10月23日

マゼール/ベルリンフィル、ベートーヴェン/田園交響曲

マゼール30歳になったばかりの録音、
この前年、同じベルリンフィルで録音した運命交響曲に続く田園交響曲。
才気煥発、そんな言葉がぴったりとくる演奏ですね。

IMGP6387
IMGP6387 posted by (C)fronte360

マゼール、最近ではちょっと鳴りを潜めている感じですが、
同年代にとって彼は、国際化時代の寵児であったように思えます。

ユダヤ系ロシア人の父とハンガリーとロシアのハーフの母との間でパリに生れ。
生後ほどなくアメリカに移住して音楽教育を受け、10代半ばまでに、
全米ほとんどのメジャー・オーケストラの指揮台に上がった天才ですね。

その彼がベルリンフィルと初めて録音したのが1958年、
28歳のときで、運命交響曲と未完成交響曲、これはまだ未聴ですが
1959-60年、30歳になったばかりの録音、田園交響曲を先日捕獲しました。

推進力を感じる前向きな演奏が清新さを感じます。
といっても正攻法なので、聴き飽きしないしっかりとした演奏ですね。
運命交響曲も聴きたくなりました。

 ●

昨日救出してきたレコードをとっかえひっかえ聴いてます。
来週より10月度決算対応が徐々に立ち上がってきますので魂の安息日です。

.

posted by fronte360 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

アンネローゼ・シュミット、シューマン/ウィーンの謝肉祭の道化

今週は日曜の早朝より仕事をしたこともありますが、
週末が近づいて、どっと疲れが出てきた感じなのは加齢なる変身ですね。
昨夜、ケンミン・ショウの途中で意識不明となってしまい、
早めに寝たものの、早めに目が覚めて4時起きなのも加齢のなせる技です。

久しぶりにアンプに灯を入れ、ヴォリュームを絞り、
先日の帰省時に持ってきたアンネローゼ・シュミットさまの弾くシューマン、
クライスレリアーナは、早朝からちょっと重い感じなので
B面の「ウィーンの謝肉祭の道化」をかけています。

IMGP6369
IMGP6369 posted by (C)fronte360

演奏のよしあしまでは判りませんが、構成感のしっかりとした演奏ですね。
タイトルが示す通りシューマンがウィーンで楽しんだ謝肉祭の賑やかな様子が、
冒頭の主題からあふれ出てくるようです。

そして幻想的でもあって、朝からちょっと元気を頂きました。
細かな問題は山積していますけれども、あと少し頑張りますか、ね。

.

posted by fronte360 at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月16日

アンネローゼ・シュミット、ブラームス/ピアノ協奏曲第2番

早朝7時前に出社して一仕事してきましたよ。
本来なら、帰路に散歩でもするところですが、蒸し暑いので気持ちが萎え、
11時に部屋に戻ってからはゴロゴロと・・・ デブ性(出不精)満開です。

さて、先週末の帰省時に持ってきたレコード、
アンネローゼ・シュミットさまによるピアノ演奏で
ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団による
ブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いています。

IMGP6365
IMGP6365 posted by (C)fronte360

旧東ドイツを代表するピアニストのアンネローゼ・シュミットさまは
自分にとってクラシック音楽の素晴らしさを教えてくれた一人ですね。
1973年の初来日時、大阪フィルとの競演で聴いたモーツァルトの協奏曲第20番、
指揮は秋山和義さんで、もう40年近く前になりますね。
演奏のことはよく覚えていませんが、フェスティヴァルホールに現れた
すらっとしたブロンドの美人だったことはよく覚えています。

話は横道にそれますが・・・
今度、国立西洋美術館でプラド美術館のゴヤの展覧会があって
「着衣のマハ」が40年ぶりにやってくると宣伝されていますけれど、
「裸のマハ」とともにやってきた40年前のゴヤ展を観ているのですよね。
多感な中学生時代でした。 が、あっという間の40年って感じですわ。

さて演奏ですが・・・
美人ピアニストにありがちな華麗で温和なお嬢さん芸の要素は皆無、
凛としてシャープで、何より力強い響きが素晴らしいですね。
ピアノとオケがせめぎあいながらクライマックスへ昇りつめていくあたり、
カッコイイんです。
もちろん第3楽章などの情感あふれる表現や、力感ある演奏であっても、
デリケートさを失わずクリアで美しい響きが魅力的です。

また伴奏のケーゲル指揮によるドレスデン・フィル
モーツァルトの協奏曲でのマズア指揮による落ち着いた演奏もいいですが、
ケーゲルの指揮によるこの演奏では所謂ドイツ的で堅牢な響きが滲み出て、
このピアノ協奏曲とは名ばかりの交響曲みたいな要素をよく出してます。

これと対峙するピアニストは大変なので、
実演ではあまり多く演奏されないのだと聞いたことがあります。
また何よりブラームスのピアノ協奏曲ってとっつき難い感じですが、
ここではカッコイイ音楽として展開されて、名演奏だと思っています。
世間の評価はほとんど無視状態ですけれども。

使っているアンプは、
単身赴任してから秋葉原で中古で買ったサンスイ AU-D707F

IMGP6367
IMGP6367 posted by (C)fronte360

この当時、ブラックフェイスが主流だったサンスイ製品にあって
珍しくシルバーフェイスなのがお気に入りです。

.

posted by fronte360 at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

ローゼン、J.S.バッハ/ゴールドベルク変奏曲

ピアニストにして音楽学者、チャールズ・ローゼン
ソニーから出ている1,000円盤CDシリーズのゴールドベルク変奏曲
全体をしっかりとした構成感をもちつつ、明快で甘美に歌わせてゆきます。

IMGP6118
IMGP6118 posted by (C)fronte360

ピアノ演奏によるゴールドベルク変奏曲では、何といってもグレン・グールド、
新旧盤ともに持っていますけれど、ローゼンもお気に入りです。

スリリングに気分を高揚させたいときにはグルードでしょうが、
落ち着いて味わいたいときにはローゼンでしょうか。

不眠症に悩むカイザーリンク伯爵のためのゴールドベルク変奏曲
この伯爵の元でチェンバロを弾いていたバッハの弟子ゴールドベルク
毎夜この曲を弾いて慰めていたとのこと。

昨夜は珍しく禁酒、秋の夜長を読書して過ごしたあと
締めの曲として、ローゼンによるゴールドベルクをチョイスしましたが、
しみじみと聴き入ってしまって、結果的に睡眠に失敗。

アルコールを抜くと深夜覚醒もなくなって熟睡できるかと、
期待したのですけどね、仕方ないですね、演奏には罪はありません。
退屈で眠くなるような演奏・曲を選ぶべきでした。

 ●

今夜は決算対応のため、深夜2時過ぎまでのお仕事当番です。
ホテル泊で、明日も早朝よりお仕事ですが、淡々とこなしてゆきましょう。
ではでは

.

posted by fronte360 at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月02日

ケンプ、ベートーヴェン/3大ピアノ・ソナタ

9月度決算対応、先週の月曜から始まっていて、
明日の締め日をピークに決算が終わる6日まで待機勤務という長丁場なので、
今日はアンプに灯を入れ、大人しく部屋でピアノ曲に耳を傾けています。
昨夜、少々飲み過ぎたこともありますけれど・・・

ウィルヘルム・ケンプによるベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタ
《悲愴》《月光》《熱情》

IMGP6333
IMGP6333 posted by (C)fronte360

一気に秋らしくなったからでしょうか、
ケンプによるこれらソナタもまた一段と格調高く聴こえるような気がします。

ドイツ風の少々ゴツゴツとした感じなのだけれども、
剛毅なのとはちょっと違った味わい深さが気に入っているのですが・・・
そんなにピアノ曲を聴いていないので語る言葉を持っていなのが残念です。

とにかくお気に入りは《悲愴》第2楽章、ゆったりと秋を過ごします。

.

posted by fronte360 at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

追悼 クルト・ザンデルリンク

去る9月18日、98歳で鬼籍に入られたクルト・ザンデルリンクさん。

クラシック音楽を聴き始めた中学生時代より名前を知っていた名匠ですが、
実際に音盤を手にできたのはCD時代になってからとなります。

シュターツカペレ・ドレスデンを指揮したブラームスの交響曲全集、
チャイコフスキーの後期交響曲、そしてベートーヴェンの交響曲全集・・・

そのベートーヴェンのはタワーレコードの安易な全集に大いに憤慨し、
EMI正規盤の優秀さに熱弁をふるっていたことも思い出します。
田園交響曲第4楽章、本当に素晴らしかったのですね。

またご子息であるトーマス・ザンデルリンクさん、
大阪シンフォニカー(現大阪交響楽団)の特別会員であった頃、
機会がある限り指揮に立会い、その音楽に大いに薫陶を受けましたが
時に執筆されるプログラムの文章において、父親クルト氏は当時ロンドン在住、
心臓病で長時間の旅行はドクターストップがかかっている事など伺い知れて、
懐かしく思ったことも思い出します。

coco78497-500.jpgそして今、単身赴任となり
手元に音盤はなく、
図書館より借りたベルリン交響楽団を振った
ブラームスの交響曲全集より、交響曲第4番。
これを今朝の通勤時に聴き、追悼としました。

遅いテンポで骨太なブラームス、
澱むところなど皆無、悠然と進む音楽に身を任せて聴き進んだ終結部
そのスケールの大きな終始、久しぶりにブラ4を聴いたなぁと、
充足感に満たされました。

黙祷

.

posted by fronte360 at 16:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

「恋人たち」〜スクリーン・ロマンティック・テーマ

日本フォノグラムのグロリア・シリーズから出ていたパイロット1000。
1977年の1,000円盤ですが、2004年にお茶の水DUで100円で捕獲したもの。

IMGP6114
IMGP6114 posted by (C)fronte360

かつてこの種のオムニバス盤は敬遠していましたが、拘りが無くなりました。
歳なんでしょうね。

とにかく、オムニバスでも無造作に寄せ集められた物と、ではない物があって、
これは、選曲・曲順・演奏内容といい、なかなかいい線いっていると思います。
解説も、ポピュラー音楽にも明るい出谷啓さん(通称デーヤン)です。

映画音楽として採り上げられたクラシックの名曲を、1楽章まるごと聴かせて、
それもまた素晴らしい演奏なので、自然と惹き込まれてゆきます。

-----

みじかくも美しく燃え(1967年、スウェーデン)
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 第2楽章
アンネローゼ・シュミット(p)、スィトナー指揮ドレスデン国立管弦楽団

恋人たち(1958年、フランス)
ブラームス/弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 第2楽章
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団

さよならをもう一度(1961年、フランス)
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調 第3楽章
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ指揮ウィーン交響楽団

愛情物語(1955年、アメリカ)
ショパン/ノクターン変ホ長調op9-2
アダム・ハラシェヴィッチ(p)

禁じられた遊び(1952年、フランス)
ロマンス
レナータ・タラゴ(g)

ベニスの愛(1970年、イタリア)
マルチェッロ/オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章
ベルナルト・シェンケル(ob)、イタリアン・バロック・アンサンブル

幸福(1964年、フランス)
モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調K.581 第1楽章
ジャック・ブライマー(cl)、アレグリ弦楽四重奏団

審判(1962年、フランス)
アルビノーニ/弦楽とオルガンのためのアダージョ
マリア・テレサ・ガラッティ(org)、イ・ムジチ合奏団

ベニスに死す(1971年、イタリア)
マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調 第4楽章
ヴァーツラフ・ノイマン指揮ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

 ●

明日は有給休暇をいただきますので、今週は今日でお終い。
今夜出発の準備を整えましたので、後はつつがなく今日を乗り切るのみ。 

旅先の天気がイマイチのようなですけれどね、
基本ハレ男、そう思っているので、なんとか天気持って欲しいものです。

とにかくまた携帯からの投稿となります。

.
posted by fronte360 at 05:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

ドホナーニ、メンデルスゾ−ン/交響曲全集

クリストフ・フォン・ドホナーニがウィーンフィルを振った
メンデルスゾーンの交響曲
このところ、通勤時にハマって聴きこんでいました。

IMGP6115
IMGP6115 posted by (C)fronte360

当初、全集を聴くつもりはなかったのですが、第3番の奇を衒わない正攻法、
しかもウィーンフィルの管楽器群、芯のある演奏が自然な流れてゆくさまに、
第4番はどうか、第1番もやっぱりいいな、第5番はやはり名曲だよな・・・
そして第2番も一気、大曲もダレることなく締め上げた手腕は見事です。

メンデルスゾーン、かつてはベートーヴェン後のロマン派なので、
少々軽く見ていた傾向にありましたが・・・
いえいえどうしてベートーヴェン後、しっかりと範をつないでいる印象です。

しなやかでかつ強靭、伝統の重み、それを軽々と超える颯爽としたこの演奏、
やはり素晴らしい。

.

posted by fronte360 at 05:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月07日

ジョン・バルビローリ、ニールセン/交響曲第4番「不滅」

これも前回の帰省のときに持ってきたレコード
高校生時代に買ったテイチクの廉価盤シリーズの1枚、35年来の付き合い。

IMGP6110
IMGP6110 posted by (C)fronte360

このレコードの解説も、三浦淳史さんによるもので
不滅とは、消すことのできないもの、という意味であること、そして、
ニールセンは「音楽は生命である。そして、生命のように不滅である」のだと、
大いに感じ入って(訳もわからず・・・今も同じですが)聴き入っていました。

1959年9月1日録音、高音弦が少々痩せて聴こえることもあって、
バルビローリにしては、かなり熱のこもったストレートな演奏に聴こえます。

終楽章、レコード内周で音が歪み気味なのは、これまで沢山聴いてきたからで、
ここはほとんど刷り込みに近い演奏なのですけれども・・・

この年齢になると、ダブル・ティムパニで疾走する終楽章も面白いのですが、
木管の歌う第2楽章、厳しさが交じり合う第3楽章に興味が移りました。

奥深いクラシック音楽の世界を実感する懐かしい演奏です。

 ●

月次決算は無事終了しました。
昨夜はイカのお刺身と日本酒で一人打ち上げ・・・って、いつものメニュー、
「さんま御殿」を見てしばし呆けてました。

決算対応はようやく終わりましたけどね、
終わったら終わったで、やらないといけない資料作成などなど・・・
9月の終わりは、上期の終わりですから、資料だけじゃなく実績も残して、
ある意味きちんと帳尻合わせもしておかないとなぁ〜

.
posted by fronte360 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月05日

オウェイン・アーウェル・ヒューズ、ディーリアス

1942年ウェールズ生まれの英国人指揮者オウェイン・アーウェル・ヒューズ
「A SONG OF SUMMER」と題されたディーリアスの管弦楽曲集を聴いています。
オーケストラは、フィルハーモニア管弦楽団。 1988年4月録音です。

IMGP6109
IMGP6109 posted by (C)fronte360

このレコード、2000年頃にバークシャ・アウトレットから個人輸入したもので、
英国盤のデジタル録音のDMMながら、1.99ドルでした。 お買得品です。

生粋のアナログ・ファンならDMMは論外かもしれませんけれど、
当方は安ければ問題なし。 それに何より、夏にこだわった選曲が見事です。

  ブリッグの定期市
  夜明け前の歌
  楽園への道
  夏の歌
  夏の庭園にて
  河の上の夏の夜

自国の音楽ですから、ちょっと思い入れが強いのかもしれませんね。
ぐいぐいとオケを引っ張ってゆくような場面もありますけれど、
常に美しさがあって、いい、と思います。

節電の夏もそろそろ終わりと思いきや、
ここに来て台風が運んできた湿気にやられていますが、
ディーリアスの夏の音楽を聴いて、夏の名残も楽しみたいと思います。

 ●

ブルー・マンディですが、今日明日とまだ決算対応が続きます。

お盆休みに出勤して新システムに乗り換えて初めての決算対応ですが、
ここまで運用側のミスでしくじった意外は順調に進んでます。
このまま上手く終わるよう、気を引き締めましょう。

では出社準備します。

.

posted by fronte360 at 05:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする