2012年11月21日

阪急服部・服部駅

11月10日、会社の所用を終えて、服部天神宮。
七五三のご家族連れが多いので、帰路としましたが、駅のホームに立ちますと・・・
プラットホームの真ん中に楠が立っています。

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神棚も備え付けられております。

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前から気づいてはいたのですけど、よく見てみると
「阪急服部駅御神木由緒記」の入った額が置いてありました。

(前略)元来、現在の服部駅は服部天神宮の境内地でありました。阪急電車の前身箕面電気軌道が明治四十三年に駅を設置する際、地元服部の人達が親しんでいる木を伐採することなく残すかたちの駅をつくり、「服部天神駅(現「服部駅」)が設置され(中略)大事に残されてきました。
右記由来によって、神棚・注連縄を設け、阪急電車をご利用される皆様の安全を祈願しています
(後略)。

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阪急電車の安全も祈願されているとのこと、
そのご加護に守られた電車に乗って帰ることにしました。
(おしまい)
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2012年11月20日

阪急服部・服部天神宮境内

11月10日、会社の所用を終えて、服部天神宮へと向かい、
うろうろしてから、改めて正門と思しきところより境内に入ります。

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七五三のシーズン真っ最中。
ちょっと分かり難いけど、写真左の旗の向こうにパンダの着ぐるみも居ます。
これがちょっと貧相なのが残念なんですけど・・・

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この神社の祭神は少彦名命(医薬の祖神)と菅原道真(学問の神)。
菅原道真公は前述の通りですが、そもそもこの辺り、渡来人の秦氏が住居し、
服部の地名も「機織部(はたおりべ)」から成り立ったとしているとのこと。
この秦氏一族が崇拝していたのが「少彦名命」であったそうです。

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拝殿前は七五三の親子がひきもきらずいらっしゃるので遠慮。
なんでも本殿・・幣殿は、文政10年に寄進によって造営された建物らしく、
内陣は仏教的な色彩が多いとのことを後で知ったので今は興味津々・・・
今度また来てみましょう。

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境内にある祖霊社。
中央に魚名公の墓、右に祖霊社、左に招魂社をお祀りしてあります。
振り返ると、奉納額がたくさん飾ってあり、これも興味津々。

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この牛に使われているのは、硬貨なんでしょうけど、
何の硬貨なのか、寛永通宝みたいですが、よく分からなくて、くやしいな。

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祖霊社を出た隣の手水舎のところに、菅原道真公がいらっしゃいました。

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そして、草履堂。
病気が完治した御礼参りに来られた方々が奉納した草履をお祀りしているお堂。

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初酉稲荷社(十二支稲荷配祀)

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まだまだ興味深くはありますけれど、七五三のご家族連れが多いなか、
おっさんが一人でウロウロしているのもナニなんで・・・
帰路につくことにしました。
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2012年11月19日

マジカル・スターライト・パレード

17日のUSJ、バックドラフトを出て外を歩いていると・・・
電飾(古っ)のスヌーピーが動いているので、パレードが始まったようです。

わけのわからないまま(知らないだけですが)写真撮影
まずは不思議の国のアリス

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アラビアンナイト

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シンデレラ

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ということでパレード終了、20時前なので帰路としました。

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今回は(も)手抜き・・・(おしまい)

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2012年11月18日

ユニバーサル・ワンダー・クリスマス

昨日はUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ってきました。
生憎の雨でしたが、会社行事でしかも仕事なのだから仕方ありません。
会社行事はUSJゲート前のハードロックカフェでした。

行事は10時半に終り、多少のトラブルはあったものの大過なく終了、ひと安心。
スタッフも片付けのあと解散となったので、遅れて来た奥さんと合流し、
食事などゆっくりとっていたら13時半を回って、土砂降り・・・

入園辞めようか・・・と思いつつも、せっかくなので中に入りましたが、
人の多い所が苦手な二人、アメリカ映画にもそもそも興味ありません。
ぶらっと一周したものの内心「失敗した、帰ろう」二人とも思ってましたが、
雨宿りのつもりで入った1時間待ちのモンスターたちが踊って歌うショー
「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」
ビートルジュースの大阪弁交じりのトークが何より面白く、大満足。おもろい!!

16時半頃になって雨もいく分弱まってきたこともあって、
客足の少なくなったUSJ内をうろうろとして、結局20時まで居ました。
これがギネス認定のクリスマスツリー。

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近づくと迫力あります。

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色も変化して、とっても綺麗でした。

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しっかし疲れました。
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2012年11月16日

阪急服部・服部天神宮訪問

11月10日、会社の所用のため、土曜日なのに阪急服部に行ってきました。
用事は10時から約1時間で終了、駅の近くにある服部天神宮へと向かいました。

大阪・梅田方面への改札口のある駅東側、ちょっと歩いたらご覧のアーケード。
梅鉢の紋、いかにも天神さんへの参道への入口です。

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アーケードをくぐり、次の角を右折すると、先に鳥居。 あっという間。

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あとで分かりましたが、こちらは裏口にあたるようです。

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鳥居の上部は新しい石材にて修復されていますが、
石灯篭とともに、年季の入った時代物のようなので近くで確認すると・・・
石灯籠は、安政四年丁巳正月(1857年)、鳥居は文政八乙酉三月(1825年)
との刻印がありました。

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社殿の脇を抜けて境内へと向かいます。

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七五三ともあって、着飾った親子連れが沢山いらっしゃいます。
お子さん向けでしょうか、ご近所の幼稚園で作った(?)お神輿が出てました。
オリンピックの旗と日の丸を持った龍でしょうか。 かわいらしいですね。

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境内を抜け、正門への参道入り口と思しきところまで行って、撮影します。
でかでかと「足の神様」。 先のアーケードにも書かれていましたね。

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大宰府に左遷される途中の菅原道真公、このあたりで持病の脚気により、
足がむくんで歩くことが出来なくなったそうです。
村人に少彦名命をお祀りしてある天神祠に詣でるよう勧められて来てみると、
100年程前、大宰府に左遷された藤原朝臣魚名公がここで病により亡くなられ、
その五輪塔があったとのこと(いまでも境内に残っていました)。

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「昨日は他人の身、今日は吾が身にふりかかる定めか」
と嘆ぜられて自身の脚気平癒とともに魚名公の霊も弔われたところ、
病がいえ、大宰府に赴任されたとのこと。

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その故事に由来して「足の神様」。
この神社の絵馬は小判ではありません、藁草履の形になっていたりします。

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さて、正門の参道入り口ところに戻って・・・ここの石灯篭も立派なものでした。
刻印を見ると元治元甲子年五月(1864年)。
この年の3月には水戸天狗党、6月に池田屋事件 8月に下関戦争などなど、
幕末ですね。

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面白くなってきました。 正門より境内に再度入ってみましょう。

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2012年11月09日

大阪ミナミ・ジャンジャン横丁

27日(土)、新世界・通天閣の下を通り、「づぼらや」の提灯を見上げ、
かつてはこの先にある動物園に子供とともに行ってました。

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今回は、ここを右に折れて、細い道を進んだ先にある「ジャンジャン横丁」
ここを抜けて帰路とします。

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ジャンジャン町と書いてますがジャンジャン横丁、正式には「南陽通商店街」。
林芙美子の小説「めし」、この作品で初めて「ジャンジャン横丁」が使われて、
「横丁」の表記が増えていったとの由緒ある町。

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かつてこの先に飛田遊郭があり、歓楽街の新世界との通り道で大いに賑わい、
猥雑な雰囲気の店が立ち並び、三味線の音がジャンジャンと聞こえたとか。
でも今では観光スポット、若者や家族連れも多く目につきます。

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元ボクサーで俳優・タレントの赤井英和がTVでよく紹介している「だるま」、
そのジャンジャン店、えらいぎょうさんの人が並んでまっせ。

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さて、ここからアーケードの中に入ると、レトロな雰囲気でいっぱい。

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なかでも、新世界といえば坂田三吉、将棋ですわな。

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全長180メートル、賑わう横丁を写真を撮りながら歩いていましたけど、
あっという間に南口までやってきました。

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ガード下より振り返って・・・

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JRの線路をくぐってから、また振り返って・・・

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ディープな大阪には違いないでしょうけれども、かつての横丁とは・・・
ちょっと雰囲気が違うようになりました。
 
ここから地下鉄御堂筋線「動物園前」駅に降りて目的地に向かいました。
(おしまい)
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2012年11月07日

大阪ミナミ・新世界

27日(土)、浪速寺を出て、恵美須町の交差点より通天閣を望みます。
久しぶりぶりブロッコリー、5〜6年ぶりでしょうか。

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通天閣本通りのアーケードをくぐって、新世界に突入です。

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子どもが保育園に通っていた頃、動物園に連れて行く時、ここを通ってました。
15年位前かしら。 更にその前、独身時代もここをよく通ってましたけどね。

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この玩具屋さん、以前は「かお・かお・かお」だったかな、文字もあったはず。
「かお」・・・大阪弁の判る人なら「買おう」が「買お」ってことですね。

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「通天閣高い」「高いは煙突」「煙突は黒い」・・・って判る人には判るはず。
うちの子供が保育園の頃、ここから動物園に行くとき、コレを教えたら・・・
「通天閣タカイ(高い)」を「通天閣カタイ(硬い)」って、大笑いしたなぁ〜

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坂田三吉の「王将碑」、また金ぱくが剥げてきているようです。
ちょいと残念。
しかし、子供を動物園に連れに来ていた頃や、その前の独身時代と違い、
若い人が多くて、賑わってますねぇ。

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浅草も独身時代だから25年程前と今では賑わいが全然違ってますけど、
ここも同じような感じですね。 これはいいことですな。

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PA272211 posted by (C)fronte360

オーロラ輝子・叶麗子で有名な通天閣下の劇場は松竹の小屋になったのですね。
安田大サーカス、親近感ありますけど、 HIRO くんはどこに行った??
しっかし、お昼どきとはいえ、若者が多いですねぇ。
かつては労働者のおっちゃんが昼間から赤ら顔で怖い街やったんやけどね。

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さあて、ここまで来たら・・・先を急ぎましょう。
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2012年11月06日

大阪ミナミ・浪速寺

27日(土)、今宮戎神社を出て、通天閣目指して歩いていると・・・
ミニ楼門のあるお寺を発見。 なんじゃいな、とまずは記念撮影。

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楼門をくぐって、見上げると鐘・・・鐘楼だったのですね。

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境内に入って見上げます。 都心の小さな敷地に見事な配置であります。

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調べてみると、ここは摂津八十八ヶ所の第28番・浪速寺でした。
1945年(昭和20年)の戦災で焼失、寅年の1950年(昭和25年)に再建され、
今宮戎の十日戎と同じ1月9〜11日に福寅授与と開運護摩供がされていて、
ここも大勢の人々が参拝するそうです(知らなんだ)。

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境内正面が毘沙門堂、毘沙門天は寅とは縁が深いそうですね。
このお寺では、福寅、福袋、絵馬を笹につけてお授けしているそうです。

境内に入った右側には、お不動さん、一願不動の提灯が下がっています。
水掛不動さんのようです。

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毘沙門堂に向かって左側に賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)がいらして
その奥にも不動明王の提灯がかかっています。

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お不動さんのご尊顔・・・なかなかのイケメンではないでしょうか。
そして仏足石もあります。

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アップにしてみました。 ミロみたいな絵ですな。
インド・ブッタガヤ釈尊成道の金剛宝座の南に安置されている仏足石、
その拓本から制作したとのこと。

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PA272190 posted by (C)fronte360

狭い境内ながら、なかなか見所満載。 
名残惜しいですが、でも、ちょいと先を急ぎましょう。
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2012年11月02日

大阪ミナミ・今宮戎神社

27日(土)、廣田神社の鳥居をくぐって境内を出て、そのまま真っ直ぐ歩き、
阪神高速の下を抜けて次なる目的地、そこは今宮戎神社。

毎年1月9日から11日にかけて十日戎(とおかえびす)が開催されて賑わいますが、
逆に言うと「えべっさん」以外はひっそりとして、意外と小さいのに驚きます。

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この写真で奥に写っているのが廣田神社、手前が今宮の「えべっさん」。
西宮にある西宮神社(えびす宮総本社)と西宮の廣田神社も同じ位置関係で、
何らかの繋がりがあるようです。

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南側の鳥居に回り込んでみます。 向こうに南海電車高野線の今宮戎駅。
南海本線では止まらない小さな駅ですね。

この神社、聖徳太子の四天王寺建立の際、西方の守護神として建てられたとか。
江戸時代中期、天下の台所と称された商業都市・大坂、
この今宮戎神社より十日戎が盛んになっていったのだそうです。

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戎神は、左脇に鯛、右手に釣竿をもっているように、もともと漁業の守り神。
先の廣田神社では、アカエ(アカエイ)が神社の使徒であったように、
この地もかつては海岸沿いであったことが分かります。
鮮魚市が山野の幸も集まる「市」になり、商売繁盛を祈念する神様が鎮座、
今でも十日戎の3日間で約100万人もの参詣者がこの神社に押しかけます。

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PA272173 posted by (C)fronte360

当方が幼稚園の時かな、広島から出てきた祖父に連れられて来て以来なので、
約50年ぶりの再訪となりました。
はっきり言って、人が多かったことと、前に進めない人が投げるお賽銭、
後ろからびゅんびゅんと飛んで来た事しか覚えていません。

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狛犬さんは、銅で作られているようですが、堂々として立派です。

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境内には「陋巷を好ませたまひ本戎」との阿波野青畝の句碑。

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立て札には以下のように書かれていました。
陋巷(ろうこう)は狭くて古い町のこと。庶民性のある句。昭和56年作。阿波野青畝(あわのせいほ)明治32年奈良県生。後、大阪より西宮に移住。俳誌「かつらぎ」主宰。この句碑は56基目にあたる。

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手水舎には、地図とおぼしき立札があるのですけれど、
そこに「今宮戎神社の授与品」の紙がビニールに包まれて貼ってあります。
色々なお守りとか、左側には福笹に付ける縁起物の説明だったのかな・・・
とにかく、戎神社がいちばん商売繁盛、ということですな。

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東側の門より境内を出て、次は通天閣目指して歩きましょうか。
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2012年11月01日

大阪ミナミ・廣田神社

27日(土)、赤土稲荷大明神より朱塗りの鳥居をくぐって入ると、拝殿脇に・・・
おっと失礼と、いったん境内の外に出て、南側へ回り込みました。
廣田神社です。

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鳥居をくぐって境内に入ると、綺麗に掃き清められていて、厳かな雰囲気。
いったん境内の外に出て入り直したのも判っていただけるかしら。

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お百度石。 文字に趣がありますね。

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入口脇にあった蔵の前に、ここに来た目的ともいえる説明板がありました。
エッセイストの額田武氏の文章によるものです。

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「アカエ」とは「アカエイ」のこと。
この神社の使徒とされているアカエについて書かれています。
(写真をクリックしてゆくと拡大して確認することができすます)

とにかくお参りを済ませ、拝殿の中を失敬して写真を撮らせていただきました。

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この神社のことを知ったのは、ネットの大阪日日新聞の記事 → ココ
アカエの絵馬があります。 これを見たかった。

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アカエの絵馬について、wiki では以下のように書かれています。

痔疾の平癒を祈り、全快の報賽にアカエの絵馬を捧げる。この神は土地を守る神で、地と痔と音が通じることから痔疾平癒を祈るものとなったものか

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新聞記事にも、土地の氏神さま、どこにでもある神社のように書かれてますが…

由緒を探ると、神功皇后の諸国征伐の帰途にまで話は遡っているようです。
海路を難波に帰る途中、船が海中をぐるぐると廻って前に進まなくなり、
占ってみると、天照大神から摂津国廣田の杜に祀れとの神告があったとのこと。
よってこの廣田の地に天照大神の荒魂「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命」
(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)」を祀ったことが、
この廣田神社の起源。

神功皇后の諸国征伐の帰途ならば、6月に訪れた坐摩神社(いかすりじんじゃ)
ここもその由縁の神社で、由緒をたどると相当な古社であるようです。
境内の隅には江戸時代のものと思われる石灯篭が並んでいます。

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江戸時代の「浪花百景」には、うっそうとした森の中の廣田の社として描かれ、
紅白二種の萩を植えた茶店があって萩の茶屋と呼ばれていたそうです。

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祭神の「賢彦名命」(さかひこなのみこと)は、アカエに乗り訪れる智恵の神様、
無病息災・痔疾をはじめ難病治癒にご利益があり、
叡知の“エイ”に通じることから合格・必勝の祈願を叶えるとのこと。
長男のことをお祈りしましたけど、通じるかなぁ。

名残惜しいですが、先を急ぎましょう。
posted by fronte360 at 05:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 12-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする