27日(土)、廣田神社の鳥居をくぐって境内を出て、そのまま真っ直ぐ歩き、
阪神高速の下を抜けて次なる目的地、そこは今宮戎神社。
毎年1月9日から11日にかけて十日戎(とおかえびす)が開催されて賑わいますが、
逆に言うと「えべっさん」以外はひっそりとして、意外と小さいのに驚きます。
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(C)fronte360この写真で奥に写っているのが廣田神社、手前が今宮の「えべっさん」。
西宮にある西宮神社(えびす宮総本社)と西宮の廣田神社も同じ位置関係で、
何らかの繋がりがあるようです。
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(C)fronte360南側の鳥居に回り込んでみます。 向こうに南海電車高野線の今宮戎駅。
南海本線では止まらない小さな駅ですね。
この神社、聖徳太子の四天王寺建立の際、西方の守護神として建てられたとか。
江戸時代中期、天下の台所と称された商業都市・大坂、
この今宮戎神社より十日戎が盛んになっていったのだそうです。
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(C)fronte360戎神は、左脇に鯛、右手に釣竿をもっているように、もともと漁業の守り神。
先の廣田神社では、アカエ(アカエイ)が神社の使徒であったように、
この地もかつては海岸沿いであったことが分かります。
鮮魚市が山野の幸も集まる「市」になり、商売繁盛を祈念する神様が鎮座、
今でも十日戎の3日間で約100万人もの参詣者がこの神社に押しかけます。
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(C)fronte360当方が幼稚園の時かな、広島から出てきた祖父に連れられて来て以来なので、
約50年ぶりの再訪となりました。
はっきり言って、人が多かったことと、前に進めない人が投げるお賽銭、
後ろからびゅんびゅんと飛んで来た事しか覚えていません。
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(C)fronte360狛犬さんは、銅で作られているようですが、堂々として立派です。
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(C)fronte360境内には「陋巷を好ませたまひ本戎」との阿波野青畝の句碑。
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(C)fronte360立て札には以下のように書かれていました。
陋巷(ろうこう)は狭くて古い町のこと。庶民性のある句。昭和56年作。阿波野青畝(あわのせいほ)明治32年奈良県生。後、大阪より西宮に移住。俳誌「かつらぎ」主宰。この句碑は56基目にあたる。
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(C)fronte360手水舎には、地図とおぼしき立札があるのですけれど、
そこに「今宮戎神社の授与品」の紙がビニールに包まれて貼ってあります。
色々なお守りとか、左側には福笹に付ける縁起物の説明だったのかな・・・
とにかく、戎神社がいちばん商売繁盛、ということですな。
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(C)fronte360東側の門より境内を出て、次は通天閣目指して歩きましょうか。
posted by fronte360 at 23:19|
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12-大阪散歩
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