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2012年08月09日

石上神宮(いそのかみじんぐう)・その2

かねてより行きたかった石上神宮(いそのかみじんぐう)
楼門をくぐって、拝殿を臨みます。 意外に小さい、という感じ。

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P8051333 posted by (C)fronte360

拝殿は、国宝です。
白河天皇が、鎮魂祭のために永保元年(1081年)に寄進されたものと伝えられ、
鎌倉時代初期の様式で、拝殿としては現存する最古のものだそうです。
国宝なので普段は昇殿できないようですが、
ちょうど祈祷されているご家族の方がいらしたのでこの日は人が入ってます。

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P8051326 posted by (C)fronte360

この拝殿の裏に本殿があるのですが、ここからは見えませんので回廊を出て
木立の中から本殿の屋根だけ撮ってみました。

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P8051329 posted by (C)fronte360

そもそも石上神宮には本殿はなく、
ご神体である神剣が土中深く埋められた禁足地があったそうです。

ここを明治7年に調査して掘り返したところ、多くの玉・剣・矛などが出土、
御神体である布都御魂(ふつのみたまのつるぎ)も発見されたそうで、
明治43年〜大正2年にかけて本殿建立、禁足地を整え、今日に至っています。

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P8051331 posted by (C)fronte360

禁足地の傍に立つこの杉は、神杉と呼ばれているそうです。
樹齢は350年を超えているようです。

川から泳ぐように流れてきた鋭い剣、
岩や木を二つに切りながら流れてきたのを、洗濯していた若い娘が見つけ、
これを避けようとした瞬間、白い布に剣が入って、布は切れず布に留まった。
剣を石上神宮に奉納し、布で留まった所から布留という地名になったとか。

また万葉集の「布留の神杉」の歌では、女が白い布を洗っていると、
上流から草木をなぎ倒しながら泳ぐように流れを下ってきた剣を白布で留め。
剣を川のほとりに立てて日ごとお祭りを欠かさずにしていましたが、
雨風にさらされて朽ち果てたので、その地に穴を掘り、埋めて祭りすると、
間もなくその地に杉が芽生え、天をもさすほどにすくすくと成長。
この杉が布留の神杉と言われるようになったということだそうです。

調べてみると色々とあって興味は尽きませんが、また後日。

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2012年08月08日

石上神宮(いそのかみじんぐう)

日曜日、天理シティオーケストラの演奏会の前、
かねてより行きたかった石上神宮(いそのかみじんぐう)へ参拝しました。

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P8051316 posted by (C)fronte360

日本書紀では、伊勢神宮と石上神宮のみ「神宮」と称しているとかで、
調べれば、調べるほどに興味が湧いてくる古社なのですね → wiki

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P8051317 posted by (C)fronte360

大和朝廷の武器庫、物部氏の総氏神であったようですが、
御祭神は、布都御魂(ふつのみたまのつるぎ)という神剣。
神武天皇の東征・熊野で危機に陥った時、これを挽回して大和を平定し
大和朝廷成立に大いに役だった剣なんだそうです。

この鳥居の脇には、柿本人麻呂の歌碑
未通女等之 袖振山乃 水垣之 久時従 憶寸吾者
(おとめらが そでふるやまの みずがきの ひさしきときゆ おもいきわれは)

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P8051318 posted by (C)fronte360

石上神宮の禁足地に垣が出来た昔からあなたのことを思っていました…
という訳になるみたいです。

そして境内に足を踏み入れると、
ぼんくらな自分でも何となく「気」のようなものを感じます。
そして鶏がお出迎えしてくれました。

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P8051320 posted by (C)fronte360

もともとは誰かが捨てていった鶏が野生化したものらしいですが、
神様のお使いとなっているようで、人間が近くに行っても悠然としてますね。
手水所の上にも鶏さんが居ますね。

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P8051323 posted by (C)fronte360

手を洗い、口を清めて、いよいよ参拝。 楼門の前に立ちます。
鎌倉時代末期、後醍醐天皇の時代、文保2年(1318年)に建立された楼門で、
国の重要文化財に指定されています。

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P8051340 posted by (C)fronte360

鐘楼門として上層に鐘を吊るしていたそうですが、明治の神仏分離令により、
鐘は取り外されて売却されたそうです。 そこまでせんでもええのに・・・
な〜んて思いますけどね、今となっては。

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P8051332 posted by (C)fronte360

扁額「萬古猶新」(ばんこゆうしん)の文字は、
明治・大正の元老として有名な山縣有朋の筆によるものとのこと。

これをくぐって、このあとはまた後日ということで。

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2012年08月07日

天理散策

日曜日、天理シティオーケストラの演奏会があったので天理駅へ。
前回の天理は大雨で難儀しましたけど、今回は暑いながらも曇りがち、
多少の風もあって、夏にしてはちょうどいい散策日和だったかもしれません。

天理駅前より、本通商店街のアーケードの下をずーっと歩くこと約20分
どどーんと出てきたのが、天理教教会本部

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P8051307 posted by (C)fronte360

教会本部前より南側を見渡します。 空が綺麗ですねぇ。
この日は、こどもナントカというのをやっていたらしく
参道の両脇に階段状の見物席が設けられていました。

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P8051310 posted by (C)fronte360

鳥居といってよいのか分かりませんが、大きな門をでて振返ります。

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P8051312 posted by (C)fronte360

南の空には青空があるのに北の空は曇ってます。
青空に映えると綺麗だったろうに、ちょっと残念ですね。

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P8051313 posted by (C)fronte360

さて、ここから東に進路を定めて歩きます。
足元にはこのようなプレートがあり、いわゆる「やまのべの道

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P8051314 posted by (C)fronte360

こんな道標もありました。
さぁ、いよいよ目的地に近づいてきましたが、それはまた今度・・・

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2012年08月04日

中将姫生誕霊地・北向庚申堂

日曜日、早朝散歩を終えていったん自宅に戻ったのち、
午後より奈良市写真美術館を目指して歩いた途中、しかしよく歩きますが、
ここにあったのが中将姫生誕霊地。 中将姫については、wiki 参照

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P7291288 posted by (C)fronte360

藤原豊成の屋敷跡で、この場所で 747年8月18日中将姫が誕生したことより
誕生寺と呼ばれていますが、戸が閉ざされてました。
境内には産湯をつかったと伝えられる井戸が今も残されているそうです。

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P7291289 posted by (C)fronte360

個人的には、誕生寺の山門横に建つ「北向庚申堂」に興味津々。
ならまちの庚申堂とは別で、北向きに建つので「北向庚申堂」だとか。

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P7291291 posted by (C)fronte360

堂の中には弘法大師像、青面金剛像、薬師観音像が安置されているようです。
この逗子の淵をよく見ると・・・お猿さんが彫り込んでありますね。

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P7291292 posted by (C)fronte360

お堂の前の石碑の三猿

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P7291290 posted by (C)fronte360

何の記念で、何が記載されていたかは、まったく分かりませんでした。
東京散歩より、石仏に興味を持って歩くようになりましたけれど、
こちらに戻ってからはなかなか庚申塔に出会えませんね。
東京にはそこここにあったように思うのですが・・・

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さて今日は久しぶりに休日出勤
とはいえ、こちらに戻って仕事内容が変わって、肉体系ですな。

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2012年08月03日

野神神社

日曜日早朝のご近所散歩の続き、
八所御霊神社を出て、近鉄奈良線の線路を越え、西大寺へと歩く途中に、
野神神社を見つけました。

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P7291287 posted by (C)fronte360

ご近所の方でしょう、おじさん二人が掃除をされていたのでいったんパス、
西大寺へ先にお参りしたあと、また野神神社に戻って参拝しました。
綺麗に掃き清められていて、気持ちがいいですね。

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P7291280 posted by (C)fronte360

右の石灯籠には「元禄壬午十五年(1702年)奉造立野神社」
左の石灯籠には「元禄壬午十五年(1702年)奉造立愛宕大権現」
と刻まれているようです。

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P7291281 posted by (C)fronte360

隣のお堂には十一面観音の石仏がいらっしゃいます。
光背に「野神村観音講中 享保十五庚戌(1730年)」と刻まれているそうです。

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P7291282 posted by (C)fronte360

神さまと仏さまがご一緒で神仏習合、
人類一家みな兄弟、ってところでしょうか、いいですな。

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P7291283 posted by (C)fronte360

しかし、なんともやさしいお顔だこと。 これは名品ですね。

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P7291286 posted by (C)fronte360

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2012年08月02日

八所御霊神社(はっしょごりょうじんじゃ)

日曜日早朝、ご近所散歩の定番、秋篠川源流より歩いて秋篠寺へと行き、
お隣の八所御霊神社(はっしょごりょうじんじゃ)にもお参りしてきました。

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P7291265 posted by (C)fronte360

秋篠寺の鎮守、本殿は宝亀十一年(780年)創建、保延元年(1135年)類焼し再建。
現在の社殿は室町時代に増築されたものだそうです。
当初は御霊神社と称していたそうですが、貞観年間(859〜877年)に
八所御霊神社と改称されたようです。

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P7291256 posted by (C)fronte360

この神社の砂利、いつも綺麗に整備されていて、むやみに入れない感じ・・・
そして何やら霊験あらたかというか人を寄せ付けないものも感じませんか。
御祭神は、八所御霊神(はっしょごりょうのかみ)

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P7291263 posted by (C)fronte360

785年9月24日長岡京の造宮使藤原種継を暗殺した首謀者の疑いをかけられた
桓武天皇の弟で冤罪で憤死した皇太子の早良親王、
謀反のかどで自殺した桓武天皇の第三皇子伊予親王をはじめ、藤原吉子、
橘逸勢、文屋宮田麻呂、藤原広嗣、吉備大臣、火雷神の御霊八所をお祀り
しているのだそうです。

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P7291258 posted by (C)fronte360

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P7291261 posted by (C)fronte360

平安時代初期、御霊は人に祟りをなす怨霊で、異常な死に方をしたもの、
恨みを抱いて死んだものは、霊威をもつ神となって人に働きかけると
信じられていたことによるものとのこと。

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P7291259 posted by (C)fronte360

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P7291262 posted by (C)fronte360

狛犬もまた威厳ありまくりです。

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2012年08月01日

入江泰吉記念奈良市写真美術館

奈良公園のはずれ、閑静な高畑の住宅街にある奈良市写真美術館。

奈良大和路の風景や仏像などを撮りつづけた写真家入江泰吉さん
その作品を中心に展示・保存されていることより
2007年に入江泰吉記念奈良市写真美術館と改称されています。

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P7291302 posted by (C)fronte360

建物の設計は黒川紀章さん。
新薬師寺の隣、住宅地でもある環境に留意されて半地下方式の建物です。
そして屋根が瓦葺きになっている素敵な建物ですね。

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P7291299 posted by (C)fronte360

展示室への階段を下りて見上げたところ。
降りたところの壁には、レリーフがいくつも貼ってありますが、
よく見ると、いずれの中央に仏像みたいな像があしらってあったりします。

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P7291301 posted by (C)fronte360

展示室の写真は撮ってませんが、展示室を出た所から中庭を臨みます。
あいにくこの日はいきなり雨が降ってきてました。

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P7291296 posted by (C)fronte360

1992年、この素敵な美術館の開館を待たず逝去された入江泰吉さん。
亡くなられた病院から自宅へ戻るとき、この建物の前を通ったのですね。
そんな新聞記事を読んでから早や20年・・・時の経つのは早い。

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2012年07月30日

入江泰吉 神宿る大和

昨日、奈良市写真美術館に「入江泰吉 神宿る大和」を観てきました。

記紀・万葉プロジェクトとあるように、古事記を例にひいて、
入江さんが撮られた大和の風景写真(1970年代が多かったですね)が
展示されています。

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P7301303 posted by (C)fronte360

この美術館、夏の節電対策として、8月31日までの夏休み期間、
正午からの観覧料が、無料、となっています。
正午からの電力を抑えるため、家庭でのエアコンを使わずに、
美術館に行って涼んでちょうだい、という素晴らしい取り組みです。

今日月曜日は休館ですけれど、興味ある方はいらしてください。
なお、8月8日(水)、15日(水)は、19時まで開館延長されてます。

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2012年07月20日

生駒駅前・点描

15日、3連休の中日に宝山寺登ったあと、下界も少し散策しました。
前にも書いたとおり生駒駅前は、20年ほど前に住んでいた所です。

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P7150960 posted by (C)fronte360

参道が坂になる手前にあるお風呂屋さんと向かいの木造3階建てのお家。
この反対側にあるマンションに住んでましたが、この辺りは変わりませんね。

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P7150962 posted by (C)fronte360

この立派な楠下商店、米酒店でしたね。 ここも以前と同じ。
看板の文字は右から書かれてますね、「店商下楠」となってますよ。

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P7150963 posted by (C)fronte360

貼り紙がかわいかったので・・・

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P7150964 posted by (C)fronte360

ここから駅に向かう所に、滋養亭、昭和6年創業の老舗レストラン。
外壁が綺麗になったみたいですね、以前は食堂風で、
ハヤシライスが名物だったと記憶してます。

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P7150965 posted by (C)fronte360

さらに駅に向かうと、幾世屋(いくよや)、創業90年とかの老舗
ここの店舗も新しく綺麗になりましたねぇ。

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P7150967 posted by (C)fronte360

生駒名物「宝゛多餅」
「宝」の文字に濁点「゛」が付いてまっせ・・・ 「ぼたもち」ですな。

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P7150968 posted by (C)fronte360

ここから路地に入ると、以前は芸者さんの置屋もあったように記憶してますが
見つけられず・・・ 駐車場になったのかな・・・

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P7150970 posted by (C)fronte360

で、奥まったところにあるこの立派な建物、
「くろねこ」の屋号があります。 実はここ、質屋さんなんですね。

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P7150971 posted by (C)fronte360

小粋な看板ですが、以前住んでいたころから変わってないですね。
利用したことはないですが、呉服を得意としてるらしく、
昔は芸者さんも居た生駒らしい質屋さんでしょうか。

最後は、駅前の商店街「ぴっくり通り」
吃驚(びっくり)でなく「ぴ」、「ぴっくり通り」ですよ。

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P7150972 posted by (C)fronte360

何故「ぴっくり通り」というのか、
かつて「探偵ナイトスクープ」の小枝探偵による小ネタ集だったかで
小枝探偵がワーワーと言いながら商店街をあっと言う間に通り抜け・・・
「ぴっくり」

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P7150976 posted by (C)fronte360

そんなことがありましたね、これも20年位まえのことですけど。
おわり

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posted by fronte360 at 04:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 12-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月19日

生駒・宝山寺(聖天さん・生駒聖天)

15日、3連休の中日に宝山寺(→公式HP)に行ってきました。

えっちらおっちらと、参道を歩いて登って、ようやく境内に近くなりました。
でも、ここお寺なのに、向こうに大きな鳥居がありますよ。

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P7150909 posted by (C)fronte360

扁額には「歓喜天」と書かれているようです。
宝山寺の本尊は不動明王。
鎮守神として歓喜天(聖天)を天堂(聖天堂)に祀っているんだそうです。

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P7150915 posted by (C)fronte360

ここから振り返って下界はこんな感じ。

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P7150919 posted by (C)fronte360

さて、前をむいて、惣門を抜け・・・

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P7150920 posted by (C)fronte360

中門を抜けると、境内です。

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P7150926 posted by (C)fronte360

手前が本堂、向こう側が拝殿・・・こちらに聖天さんがいらっしゃいます。

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P7150927 posted by (C)fronte360

本堂の背後に切り立つ岩壁をよく見ると・・・ 般若窟 だそうです。

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P7150933 posted by (C)fronte360

拝殿には、沢山の方が入ってらっしゃいますね。

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P7150941 posted by (C)fronte360

この手前には線香場がありまして、少々煙っております。

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P7150935 posted by (C)fronte360

こちらは本堂、聖天さんに比してひっそりとした感じ。

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P7150943 posted by (C)fronte360

この写真手前の小さなお堂の周りに、沢山の牛がいて、梅鉢の紋・・・

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P7150944 posted by (C)fronte360

天神さんまでいらっしゃいました。 恐るべし宝山寺、神仏習合ですな。

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posted by fronte360 at 04:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする