本日より年末年始の休暇がスタート。
休みといっても色々とやる事があり、これから本番という心持ちカナ・・・
さて、ブログ更新はネタ切れ継続中なので、今朝もちょっと前の奈良散歩
これでお茶を濁しておきます。
東大寺大仏殿の西にある「戒壇堂」
P6240725 posted by (C)fronte360
中学生の時、初めて自分の意思で仏像を見たのが、ここの四天王立像で、
以来、仏像ファンとなったという思い出深いところなのですが、
当時は「戒壇院」と呼ばれていました。
P6240732 posted by (C)fronte360
天平勝宝6年(754年)、渡来した鑑真より、聖武上皇らが戒を授かり、
翌年、我が国初の正式な授戒の場として、ここに戒を授ける場、
戒壇院が建立されたのですね。
P6240729 posted by (C)fronte360
当方が中学2年生の時だから、1972年頃です。
土塀が崩れかかって、萎びた場所ながら、古寺巡礼の趣がありました。
お堂の中には照明はなく、藁草履を履いて拝観したことを思い出します。
P6240731 posted by (C)fronte360
今は整備されて綺麗になっていますが、これも時代の流れですね。
2012年12月29日
2012年12月28日
東大寺大仏殿・香炉鬼
今年の出勤もいよいよ今日まで
今年からは仕事納めの準備側に回るなど最後の慌しい一日となりました。
ブログの更新はネタ切れになったので、こんなものを探し出してきました。
東大寺大仏殿・中門のところにある香炉
P6240720 posted by (C)fronte360
「邪鬼足外香炉(鬼足香炉)」と呼ばれるものだそうで、三体の鬼が支えてます。
なんでも東大寺の香炉を支えている鬼は「邪鬼」と呼ばれているもので、
夜叉神(善神)で、仏法を守る護法神なんだそうです。
あと少し今日も一日平穏で年末が迎えられますように。
今年からは仕事納めの準備側に回るなど最後の慌しい一日となりました。
ブログの更新はネタ切れになったので、こんなものを探し出してきました。
東大寺大仏殿・中門のところにある香炉
P6240720 posted by (C)fronte360
「邪鬼足外香炉(鬼足香炉)」と呼ばれるものだそうで、三体の鬼が支えてます。
なんでも東大寺の香炉を支えている鬼は「邪鬼」と呼ばれているもので、
夜叉神(善神)で、仏法を守る護法神なんだそうです。
あと少し今日も一日平穏で年末が迎えられますように。
2012年11月14日
奈良プチ散歩・二月堂
11月4日、正倉院展にオータムレイトで入館する前のプチ散歩。
法華堂(三月堂)の隣にある二月堂への石段を登ります。
PB042266 posted by (C)fronte360
二月堂、旧暦二月に修二会、いわゆる「お水取り」が行われるので二月堂、
ちなみに先の三月堂は三月に法華会(ほっけえ)が行われていたからで、
四月に法華三昧(ほっけざんまい)が行われる四月堂もこの近くにあります。
PB042267 posted by (C)fronte360
修二会は、旧暦二月、14日間にわたって、二月堂本尊の十一面観音に対し、
自らの過ちを懺悔し、国家の安定繁栄と万民の幸福を祈願する法要であって、
1200年間一度も途絶えたことが無い、東大寺の代表的な行事。
現在は新暦の3月1日から14日まで行われています。
PB042269 posted by (C)fronte360
修二会の代名詞となっている「お水取り」
3月12日深夜(正確には13日未明)に行われるもので、二月堂前の若狭井から、
香水(こうずい)を汲み上げ、十一面観音に捧げる儀式です。
PB042276 posted by (C)fronte360
この「お水取り」の直前、3月12日夜、
籠松明(かごたいまつ)と呼ばれる特大の松明11本がこの舞台から突き出され、
この下あたりは見物客でごったがえしているわけですが・・・
残念ながら当方まだ、これに参加したことはありません。
PB042271 posted by (C)fronte360
夕暮れは綺麗なのでしょうけれど、少々時間が遅くて暗くなりかかってます。
向こうに大仏殿の屋根が見えていたりますね。
PB042268 posted by (C)fronte360
ちょっとアップしてみると大仏殿の向こうに生駒山地
奈良と大阪の県境にあって、主峰・生駒山は標高642mであります。
(東京スカイツリーは高さ634mなので、その大きさが凄いものに思えます)
PB042274 posted by (C)fronte360
この生駒山、奈良県側の中腹に往馬大社(いこまたいしゃ)とも呼ばれる
往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)があります。
ここにお祀りされている伊古麻都比古神・伊古麻都比賣神は火を司る神さま、
歴代天皇即位の礼の後、初めて行う新嘗祭・大嘗祭(おおにえのまつり)や
橿原神宮で行われた紀元2600年祭で、浄火を起こす道具・火燧木(ひきりぎ)は
この神社より献上されているのだそうです。
脱線しましたが、とにかく生駒山は霊山の性格もあるようです。
生駒山を眺めて、正倉院展オータムレイトに向かうことにしました。
(おしまい)
法華堂(三月堂)の隣にある二月堂への石段を登ります。
PB042266 posted by (C)fronte360
二月堂、旧暦二月に修二会、いわゆる「お水取り」が行われるので二月堂、
ちなみに先の三月堂は三月に法華会(ほっけえ)が行われていたからで、
四月に法華三昧(ほっけざんまい)が行われる四月堂もこの近くにあります。
PB042267 posted by (C)fronte360
修二会は、旧暦二月、14日間にわたって、二月堂本尊の十一面観音に対し、
自らの過ちを懺悔し、国家の安定繁栄と万民の幸福を祈願する法要であって、
1200年間一度も途絶えたことが無い、東大寺の代表的な行事。
現在は新暦の3月1日から14日まで行われています。
PB042269 posted by (C)fronte360
修二会の代名詞となっている「お水取り」
3月12日深夜(正確には13日未明)に行われるもので、二月堂前の若狭井から、
香水(こうずい)を汲み上げ、十一面観音に捧げる儀式です。
PB042276 posted by (C)fronte360
この「お水取り」の直前、3月12日夜、
籠松明(かごたいまつ)と呼ばれる特大の松明11本がこの舞台から突き出され、
この下あたりは見物客でごったがえしているわけですが・・・
残念ながら当方まだ、これに参加したことはありません。
PB042271 posted by (C)fronte360
夕暮れは綺麗なのでしょうけれど、少々時間が遅くて暗くなりかかってます。
向こうに大仏殿の屋根が見えていたりますね。
PB042268 posted by (C)fronte360
ちょっとアップしてみると大仏殿の向こうに生駒山地
奈良と大阪の県境にあって、主峰・生駒山は標高642mであります。
(東京スカイツリーは高さ634mなので、その大きさが凄いものに思えます)
PB042274 posted by (C)fronte360
この生駒山、奈良県側の中腹に往馬大社(いこまたいしゃ)とも呼ばれる
往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)があります。
ここにお祀りされている伊古麻都比古神・伊古麻都比賣神は火を司る神さま、
歴代天皇即位の礼の後、初めて行う新嘗祭・大嘗祭(おおにえのまつり)や
橿原神宮で行われた紀元2600年祭で、浄火を起こす道具・火燧木(ひきりぎ)は
この神社より献上されているのだそうです。
脱線しましたが、とにかく生駒山は霊山の性格もあるようです。
生駒山を眺めて、正倉院展オータムレイトに向かうことにしました。
(おしまい)
2012年11月13日
奈良プチ散歩・法華堂
11月4日、正倉院展にオータムレイトで入館する前のプチ散歩。
奈良女子大のキャンパスを出て東大寺を目指します。
途中、珍しくもないですけど、鹿の子供が2頭ならんでお食事中。
子供の鹿って、鹿じゃなくっても、子供って可愛いなぁ、と・・・
PB042259 posted by (C)fronte360
東大寺ミュージアムの横から大仏殿に向かう道に出ましたけれど、
それを横切って、大仏殿を向こうに見ながら二月堂に向かう道を進みます。
PB042260 posted by (C)fronte360
修学旅行生とおぼしき団体が大挙して帰ってゆきます。
鏡池に映る大仏殿、大仏殿ももう閉まったのでしょうか。
夕暮れが早くなりました。
PB042261 posted by (C)fronte360
大仏殿の東側、小高くなった所を登ってゆくと、東大寺法華堂。
三月堂とも呼ばれますが、東大寺のなかで最も古い建物になります。
この独特な建物、向って左側は天平時代の建物、右側は鎌倉時代の建築ですが
見事な調和のもとに成り立っていますね。
PB042262 posted by (C)fronte360
来年5月頃まで修理のため拝観停止中ですが、東大寺ミュージアムでは、
本尊不空羂索観音立像、日光・月光両菩薩像が修復完了となって公開中です。
しかも宝冠などガラスケースの中ながら、間近で見る事ができます。
先般も新聞で、不空羂索観音の宝冠に使われている宝石・硝子など、
古墳時代からの貴重な物(渡来物)が3割程使われていたとのこと。
これを間近で見る事のできる貴重な機会ですので、また今度来ましょう。
PB042264 posted by (C)fronte360
手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)が右手奥に見えます。
東大寺の大仏を建立するにあたって宇佐八幡宮より東大寺の守護神として勧請、
宇佐八幡宮から勧請された最初の神社とのこと。
PB042263 posted by (C)fronte360
法華堂の左には二月堂。 「お水取り」で有名な所です。
ここに向います。
奈良女子大のキャンパスを出て東大寺を目指します。
途中、珍しくもないですけど、鹿の子供が2頭ならんでお食事中。
子供の鹿って、鹿じゃなくっても、子供って可愛いなぁ、と・・・
PB042259 posted by (C)fronte360
東大寺ミュージアムの横から大仏殿に向かう道に出ましたけれど、
それを横切って、大仏殿を向こうに見ながら二月堂に向かう道を進みます。
PB042260 posted by (C)fronte360
修学旅行生とおぼしき団体が大挙して帰ってゆきます。
鏡池に映る大仏殿、大仏殿ももう閉まったのでしょうか。
夕暮れが早くなりました。
PB042261 posted by (C)fronte360
大仏殿の東側、小高くなった所を登ってゆくと、東大寺法華堂。
三月堂とも呼ばれますが、東大寺のなかで最も古い建物になります。
この独特な建物、向って左側は天平時代の建物、右側は鎌倉時代の建築ですが
見事な調和のもとに成り立っていますね。
PB042262 posted by (C)fronte360
来年5月頃まで修理のため拝観停止中ですが、東大寺ミュージアムでは、
本尊不空羂索観音立像、日光・月光両菩薩像が修復完了となって公開中です。
しかも宝冠などガラスケースの中ながら、間近で見る事ができます。
先般も新聞で、不空羂索観音の宝冠に使われている宝石・硝子など、
古墳時代からの貴重な物(渡来物)が3割程使われていたとのこと。
これを間近で見る事のできる貴重な機会ですので、また今度来ましょう。
PB042264 posted by (C)fronte360
手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)が右手奥に見えます。
東大寺の大仏を建立するにあたって宇佐八幡宮より東大寺の守護神として勧請、
宇佐八幡宮から勧請された最初の神社とのこと。
PB042263 posted by (C)fronte360
法華堂の左には二月堂。 「お水取り」で有名な所です。
ここに向います。
2012年11月11日
奈良プチ散歩・奈良女子大学記念館
11月4日(日)、正倉院展にオータムレイトで入館するには時間があったので、
奈良国立博物館に行くまで、奈良プチ散歩を楽しみました。
まずは先月14日に検定試験で訪れた奈良女子大学
重要文化財に指定されている「記念館」を見学しに行きました。
春と秋に無料公開されているのですね。
PB042258 posted by (C)fronte360
おりしも奈良女子大学は学園祭の真っ最中、
模擬店が建ち並び、けっこう賑わっておりますが、記念館へとまっしぐら。
PB042250 posted by (C)fronte360
1階は事務室、2階は講堂として利用されていたそうですが、
1階には奈良女子高等師範学校時代からの展示物が並べられていて、
展示物撮影禁止となっていましたが、建物内部の撮影は??
よく分かりませんが、差し障り無さそうな部分のみ撮っておきました。
PB042246 posted by (C)fronte360
展示物には教材として収集されていた正倉院の模造宝物などもありました。
正倉院展の開催、宝物の一般展示が行われたのは、昭和21年(1946年)から。
それより以前、1920年頃より、正倉院宝物の修復依頼された工芸家などより
模造宝物を教材用として集めておられたそうです。
PB042241 posted by (C)fronte360
模造品とはいえ、本物を容易に見ることが出来なかった時代、
当時の宮内省より模造製作を依頼された当時第一級の工芸家さんたちが、
精魂込めて本物そっくりに作ったものですから、それは素晴らしいものです。
PB042244 posted by (C)fronte360
なかなかに見応えある展示に満足、正倉院展の程よい前哨戦になりました。
PB042243 posted by (C)fronte360
階段を上がると、講堂となります。
ここには、100年ピアノなども置いてありましたけど(弾くことも可能)、
さすがに写真撮影は遠慮いたしました。
詳細は、奈良女子大学の記念館のホームページをご覧ください → ココ
PB042253 posted by (C)fronte360
なお正門前の守衛室も記念館と同じく重要文化財。 可愛い守衛室でしょ。
PB042254 posted by (C)fronte360
奈良女子大学、国立の女子大学では御茶ノ水女子大学と2校のみの女の園。
でも学園祭とあって、若いおにいちゃんも沢山来てますね。
PB042255 posted by (C)fronte360
16時、日暮も早くなったので急いでここを後にしました。
奈良国立博物館に行くまで、奈良プチ散歩を楽しみました。
まずは先月14日に検定試験で訪れた奈良女子大学
重要文化財に指定されている「記念館」を見学しに行きました。
春と秋に無料公開されているのですね。
PB042258 posted by (C)fronte360
おりしも奈良女子大学は学園祭の真っ最中、
模擬店が建ち並び、けっこう賑わっておりますが、記念館へとまっしぐら。
PB042250 posted by (C)fronte360
1階は事務室、2階は講堂として利用されていたそうですが、
1階には奈良女子高等師範学校時代からの展示物が並べられていて、
展示物撮影禁止となっていましたが、建物内部の撮影は??
よく分かりませんが、差し障り無さそうな部分のみ撮っておきました。
PB042246 posted by (C)fronte360
展示物には教材として収集されていた正倉院の模造宝物などもありました。
正倉院展の開催、宝物の一般展示が行われたのは、昭和21年(1946年)から。
それより以前、1920年頃より、正倉院宝物の修復依頼された工芸家などより
模造宝物を教材用として集めておられたそうです。
PB042241 posted by (C)fronte360
模造品とはいえ、本物を容易に見ることが出来なかった時代、
当時の宮内省より模造製作を依頼された当時第一級の工芸家さんたちが、
精魂込めて本物そっくりに作ったものですから、それは素晴らしいものです。
PB042244 posted by (C)fronte360
なかなかに見応えある展示に満足、正倉院展の程よい前哨戦になりました。
PB042243 posted by (C)fronte360
階段を上がると、講堂となります。
ここには、100年ピアノなども置いてありましたけど(弾くことも可能)、
さすがに写真撮影は遠慮いたしました。
詳細は、奈良女子大学の記念館のホームページをご覧ください → ココ
PB042253 posted by (C)fronte360
なお正門前の守衛室も記念館と同じく重要文化財。 可愛い守衛室でしょ。
PB042254 posted by (C)fronte360
奈良女子大学、国立の女子大学では御茶ノ水女子大学と2校のみの女の園。
でも学園祭とあって、若いおにいちゃんも沢山来てますね。
PB042255 posted by (C)fronte360
16時、日暮も早くなったので急いでここを後にしました。
2012年11月05日
正倉院展・オータムレイト
昨夜、正倉院展に行ってきました。
閉館1時間半前より入場するオータムレイト・チケットを利用。
このチケットを利用すると大人1,000円の入場料がなんと700円です。
土・日・祝日は19時閉館なので、17時半からの入場となります。
PB042288 posted by (C)fronte360
ということで、会場は夜なのに、行列が出来ています。
この他にチケットを購入するためにも行列があったりします。
ボケましたけど、旧館(なら仏像館)の前の列はチケット購入の列。
PB042290 posted by (C)fronte360
当方、このチケットを使うのは2回目なので、昨年はともに並びましたが、
今年はオータムレイトで入場可能時間までベンチで休憩とします。
列が動き始めてから、更に5分ほどしてからチケットの列に並びんで入場。
15分くらいすると列は無くなるようですけれど・・・
PB042289 posted by (C)fronte360
会場は混んでいても、各展示物を見るのに、ちょっと待ちますけれど、
書物を除く全点を間近で説明文を読み、宝物を鑑賞すると1時間半、
ちょうど良い時間ですし、これでもけっこう疲れました。
来年もまたオータムレイト、有効に使いましょう。
閉館1時間半前より入場するオータムレイト・チケットを利用。
このチケットを利用すると大人1,000円の入場料がなんと700円です。
土・日・祝日は19時閉館なので、17時半からの入場となります。
PB042288 posted by (C)fronte360
ということで、会場は夜なのに、行列が出来ています。
この他にチケットを購入するためにも行列があったりします。
ボケましたけど、旧館(なら仏像館)の前の列はチケット購入の列。
PB042290 posted by (C)fronte360
当方、このチケットを使うのは2回目なので、昨年はともに並びましたが、
今年はオータムレイトで入場可能時間までベンチで休憩とします。
列が動き始めてから、更に5分ほどしてからチケットの列に並びんで入場。
15分くらいすると列は無くなるようですけれど・・・
PB042289 posted by (C)fronte360
会場は混んでいても、各展示物を見るのに、ちょっと待ちますけれど、
書物を除く全点を間近で説明文を読み、宝物を鑑賞すると1時間半、
ちょうど良い時間ですし、これでもけっこう疲れました。
来年もまたオータムレイト、有効に使いましょう。
2012年10月19日
久しぶりの奈良散歩・奈良女子大学(その2)
14日、検定試験前なのに、試験会場の奈良女子大学を写真撮影。
試験会場は理学部とのこと、旧本館の裏手に進んで振り返ります。
屋根に据えられた塔が可愛い。
PA142106 posted by (C)fronte360
ここから目を左に転じると、竹林の一角に「若竹」と名付けられた東屋。
ここに石碑があり、以下が書かれてました(平成六年一月 学長 田村 俶)
竹林に
八角の亭あり
亭内に七席あり
座して語るべし
たおやかな
「若竹」の夢
PA142107 posted by (C)fronte360
我が帯広の学校にも、農場の入口付近に東屋がありましたけど、
春になると新歓コンパの場所で、酔いつぶされた新入生が
リヤカーで運ばれる・・・そんな悪夢の場所って感じでしたけれど。
そんなことを思いつつ、ようやく会場の理学部の建物前に着くと、鹿。
奈良名物の「鹿」がこんな所にまで入り込んでました。
PA142112 posted by (C)fronte360
奈良名物は、物おじせず、黙々と草を食んでおります。
PA142114 posted by (C)fronte360
わが学校では、ホルスタイン(牛)が沢山いましたよ、学生数より牛が多いかな?
エゾリスは普通に居て、夜には本館裏のカラマツ並木でエゾモモンガが飛び、
農場の奥にはキタキツネも時おり出没していたようです。
大学キャンパスに入るとそんなことばかり思い出しますねぇ・・・
おっと、これから試験やった、モードを切り替えて棟の中に入りました。
(おしまい)
試験会場は理学部とのこと、旧本館の裏手に進んで振り返ります。
屋根に据えられた塔が可愛い。
PA142106 posted by (C)fronte360
ここから目を左に転じると、竹林の一角に「若竹」と名付けられた東屋。
ここに石碑があり、以下が書かれてました(平成六年一月 学長 田村 俶)
竹林に
八角の亭あり
亭内に七席あり
座して語るべし
たおやかな
「若竹」の夢
PA142107 posted by (C)fronte360
我が帯広の学校にも、農場の入口付近に東屋がありましたけど、
春になると新歓コンパの場所で、酔いつぶされた新入生が
リヤカーで運ばれる・・・そんな悪夢の場所って感じでしたけれど。
そんなことを思いつつ、ようやく会場の理学部の建物前に着くと、鹿。
奈良名物の「鹿」がこんな所にまで入り込んでました。
PA142112 posted by (C)fronte360
奈良名物は、物おじせず、黙々と草を食んでおります。
PA142114 posted by (C)fronte360
わが学校では、ホルスタイン(牛)が沢山いましたよ、学生数より牛が多いかな?
エゾリスは普通に居て、夜には本館裏のカラマツ並木でエゾモモンガが飛び、
農場の奥にはキタキツネも時おり出没していたようです。
大学キャンパスに入るとそんなことばかり思い出しますねぇ・・・
おっと、これから試験やった、モードを切り替えて棟の中に入りました。
(おしまい)
2012年10月17日
久しぶりの奈良散歩・奈良女子大学
14日、日曜日の所要とは検定試験、受験会場が奈良女子大学なのでした。
奈良女子大学、通称・奈良女の学生オーケストラは何度も聴いていて、
単身赴任する前には封書での招待状も頂いていたのですけれど、
実際に大学キャンパスに入るのは初めてです。
学園祭前とあって、立て看板など賑やかですが(試験会場を示す貼り紙も)、
正門前にはお洒落な大学をスケッチする中高年の団体が陣取ってました。
その前に立ちはだかるようにして、写真撮影。
PA142095 posted by (C)fronte360
これは重要文化財に指定されている旧本館、現在は「記念館」となってます。
奈良女キャンパスの要ともいえる建物で、1909年(明治42年)10月竣工。
PA142097 posted by (C)fronte360
奈良女の前身・奈良女子高等師範学校は1908年(明治41年)3月に設置、
翌年 5月より授業を開始しているので、学校歴史の証人のような建物です。
PA142099 posted by (C)fronte360
同じ国立大学とはいえ、角ばったコンクリートの帯広の学校とは偉く違うなぁ・・・
といつもながら感嘆しつつ写真に収めて回りました。
PA142101 posted by (C)fronte360
側面の2階窓に据え付けられた半鐘、女子師範らしい趣を感じます。
PA142104 posted by (C)fronte360
記念館、毎年春と秋の2回、入館無料の一般公開を開催されていて、
今年は、10月28日(日)〜11月8日(木) となっているようです。
↓
http://www.nara-wu.ac.jp/news/H24news/121028.pdf
奈良女子大学、通称・奈良女の学生オーケストラは何度も聴いていて、
単身赴任する前には封書での招待状も頂いていたのですけれど、
実際に大学キャンパスに入るのは初めてです。
学園祭前とあって、立て看板など賑やかですが(試験会場を示す貼り紙も)、
正門前にはお洒落な大学をスケッチする中高年の団体が陣取ってました。
その前に立ちはだかるようにして、写真撮影。
PA142095 posted by (C)fronte360
これは重要文化財に指定されている旧本館、現在は「記念館」となってます。
奈良女キャンパスの要ともいえる建物で、1909年(明治42年)10月竣工。
PA142097 posted by (C)fronte360
奈良女の前身・奈良女子高等師範学校は1908年(明治41年)3月に設置、
翌年 5月より授業を開始しているので、学校歴史の証人のような建物です。
PA142099 posted by (C)fronte360
同じ国立大学とはいえ、角ばったコンクリートの帯広の学校とは偉く違うなぁ・・・
といつもながら感嘆しつつ写真に収めて回りました。
PA142101 posted by (C)fronte360
側面の2階窓に据え付けられた半鐘、女子師範らしい趣を感じます。
PA142104 posted by (C)fronte360
記念館、毎年春と秋の2回、入館無料の一般公開を開催されていて、
今年は、10月28日(日)〜11月8日(木) となっているようです。
↓
http://www.nara-wu.ac.jp/news/H24news/121028.pdf
2012年10月15日
久しぶりの奈良散歩
10月14日、日曜日なのに所用があって、奈良市街に出ました。
奈良市に住んでいても、いわゆる西部なので、用事がないと奈良市街には出ず、
何しろ職場も実家も大阪市内、用事や買い物は主に大阪に出てしまう・・・
いわゆる奈良府民であります。
さて昨日は、近鉄奈良駅を出て、人の少ない東向北の商店街を北に進み、
商店街の突き当たりのちょっと手前、ここに十福地蔵尊という祠を発見。
PA142093 posted by (C)fronte360
風化してお顔もよく分からなくなったお地蔵さま
集団でいらっしゃって、十福なので十体かと思いきや、そうでもないようです。
PA142092 posted by (C)fronte360
ちょいとこれからのことをお祈りし、先に進みます。
突き当りを右に曲がって、次の辻を左に折れますと、今度は神社。
あとで調べると初宮神社とのこと。 春日大社の境外末社だそうで、
そう言われると朽ち方にも厳かさがあり、ただ事ではない何かを感じます。
PA142094 posted by (C)fronte360
扉は閉まっていますけど、心の中でお祈りをして先に進もうと・・・
先を見ると、可愛らしい建物がありますね。
PA142116 posted by (C)fronte360
この写真は所用の後で撮ったので、ちょっと光量が違いますけど、
かつての交番を「きたまち案内所」として観光案内として活用されています。
三角屋根の所に、警察の星マークが残っていたりします。
目的地は写真左側の敷地、それはまた次回として・・・
最後に、所用帰りに撮影した夕暮れのJR奈良駅を貼っておきます。
PA142118 posted by (C)fronte360
道路との立体交差のため高架駅になってしまいましたが、
お寺のような駅舎は、建ったまま18メートル曳いて移動、保存されてます。
この時間に見るとなかなか綺麗です。
奈良市に住んでいても、いわゆる西部なので、用事がないと奈良市街には出ず、
何しろ職場も実家も大阪市内、用事や買い物は主に大阪に出てしまう・・・
いわゆる奈良府民であります。
さて昨日は、近鉄奈良駅を出て、人の少ない東向北の商店街を北に進み、
商店街の突き当たりのちょっと手前、ここに十福地蔵尊という祠を発見。
PA142093 posted by (C)fronte360
風化してお顔もよく分からなくなったお地蔵さま
集団でいらっしゃって、十福なので十体かと思いきや、そうでもないようです。
PA142092 posted by (C)fronte360
ちょいとこれからのことをお祈りし、先に進みます。
突き当りを右に曲がって、次の辻を左に折れますと、今度は神社。
あとで調べると初宮神社とのこと。 春日大社の境外末社だそうで、
そう言われると朽ち方にも厳かさがあり、ただ事ではない何かを感じます。
PA142094 posted by (C)fronte360
扉は閉まっていますけど、心の中でお祈りをして先に進もうと・・・
先を見ると、可愛らしい建物がありますね。
PA142116 posted by (C)fronte360
この写真は所用の後で撮ったので、ちょっと光量が違いますけど、
かつての交番を「きたまち案内所」として観光案内として活用されています。
三角屋根の所に、警察の星マークが残っていたりします。
目的地は写真左側の敷地、それはまた次回として・・・
最後に、所用帰りに撮影した夕暮れのJR奈良駅を貼っておきます。
PA142118 posted by (C)fronte360
道路との立体交差のため高架駅になってしまいましたが、
お寺のような駅舎は、建ったまま18メートル曳いて移動、保存されてます。
この時間に見るとなかなか綺麗です。
2012年08月10日
石上神宮(いそのかみじんぐう)・その3
石上神宮(いそのかみじんぐう)の回廊を回って楼門の前に戻り、
楼門の背後にある石段を上りますと・・・
P8051345 posted by (C)fronte360
国宝「摂社 出雲建雄神社拝殿」(せっしゃ いずもたけおじんじゃはいでん)
内山永久寺の鎮守・住吉社の拝殿が、大正3年に移築されたものだそうです。
神仏分離により内山永久寺が廃絶したのちも住吉社は残っていたそうですが、
明治23年に放火によって焼失。
残った拝殿が荒廃したまま残っていたのを、ここに移築されました。
P8051335 posted by (C)fronte360
保延3年(1137年)建立、その後13,14世紀に2回の改築で現在の構造になったと
考えられており、内山永久寺の遺構として貴重なものだそうです。
そして拝殿前にあるのが「摂社 出雲建雄神社」
草薙剣の荒魂(あらみたま)である 出雲建雄神(いずもたけおのかみ)を
お祀りされているそうです。
江戸時代、主神「布都斯魂大神」(ふつしみたまのおおかみ)の御子神と考え
「若宮」と呼ばれていたとのこと。
P8051341 posted by (C)fronte360
奥に小さく写っている屋根の部分が「末社 猿田彦神社」
もとは東の山中にあったのを明治10年にこの地に移し、明治43年に、
内山永久寺の住吉社の御祭神も合祀されたそうです。
鳥居の奥にあるのが「摂社 天神社」脇にある細長いのが「摂社 七座社」。
天神社には、
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)の二座
七座社には、
生産霊神(いくむすびのかみ)・足産霊神(たるむすびのかみ)・
魂留産霊神(たまつめむすびのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ)・
御膳都神(みけつかみ)・辞代主神(ことしろぬしのかみ)・
大直日神(おおなおびのかみ)の七座がお祀りされているそうです。
P8051346 posted by (C)fronte360
両社の九座は、 生命を守護して下さる宮中八神に、
禍(わざわい)や穢(けがれ)を改め直す大直日神を併せてお祀りした九座は、
この神宮の鎮魂祭(ちんこんさい)と深い関係があり、上古の時代より
鎮座されていると伝えられているそうです。
P8051348 posted by (C)fronte360
とにかく石上神宮はパワースポットなのでありました。
.
楼門の背後にある石段を上りますと・・・
P8051345 posted by (C)fronte360
国宝「摂社 出雲建雄神社拝殿」(せっしゃ いずもたけおじんじゃはいでん)
内山永久寺の鎮守・住吉社の拝殿が、大正3年に移築されたものだそうです。
神仏分離により内山永久寺が廃絶したのちも住吉社は残っていたそうですが、
明治23年に放火によって焼失。
残った拝殿が荒廃したまま残っていたのを、ここに移築されました。
P8051335 posted by (C)fronte360
保延3年(1137年)建立、その後13,14世紀に2回の改築で現在の構造になったと
考えられており、内山永久寺の遺構として貴重なものだそうです。
そして拝殿前にあるのが「摂社 出雲建雄神社」
草薙剣の荒魂(あらみたま)である 出雲建雄神(いずもたけおのかみ)を
お祀りされているそうです。
江戸時代、主神「布都斯魂大神」(ふつしみたまのおおかみ)の御子神と考え
「若宮」と呼ばれていたとのこと。
P8051341 posted by (C)fronte360
奥に小さく写っている屋根の部分が「末社 猿田彦神社」
もとは東の山中にあったのを明治10年にこの地に移し、明治43年に、
内山永久寺の住吉社の御祭神も合祀されたそうです。
鳥居の奥にあるのが「摂社 天神社」脇にある細長いのが「摂社 七座社」。
天神社には、
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)の二座
七座社には、
生産霊神(いくむすびのかみ)・足産霊神(たるむすびのかみ)・
魂留産霊神(たまつめむすびのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ)・
御膳都神(みけつかみ)・辞代主神(ことしろぬしのかみ)・
大直日神(おおなおびのかみ)の七座がお祀りされているそうです。
P8051346 posted by (C)fronte360
両社の九座は、 生命を守護して下さる宮中八神に、
禍(わざわい)や穢(けがれ)を改め直す大直日神を併せてお祀りした九座は、
この神宮の鎮魂祭(ちんこんさい)と深い関係があり、上古の時代より
鎮座されていると伝えられているそうです。
P8051348 posted by (C)fronte360
とにかく石上神宮はパワースポットなのでありました。
.