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2012年07月31日

カール・リヒター、ヨハネ受難曲

高知で前バロック・バロックの宗教曲のレコードを買い求めてから
ちょっとした宗教曲マイブームとなってまして
通勤時の音楽は、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団による
J.S.バッハのヨハネ受難曲。

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P7311304 posted by (C)fronte360

ドラマティック、かつスピード感のある演奏に心打たれます。
古楽器演奏のような洗練された音楽ではなく、堅牢な構築物を見上げるよう。
熱い感動が押し寄せてくる名盤ですね。

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今日で7月も終わり・・・ほんと早いですね。
あっという間に、歳とってしまうわけやね、と思ってみたり。

それでもこの7月、
ようやく転居通知を兼ねた暑中見舞いを出せたことがよかったな。
ぼつぼつご返事のメールもいただけて有難いです。

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2012年07月28日

RVW、ヴァイオリンとピアノによる作品集

休みなのに、いつもどおり5時には目覚めています。
昨夜はしそ焼酎・鍛高譚(たんたかたん)で沈没してましたが、
今朝はレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の室内楽のCD

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P7281225 posted by (C)fronte360

ヴァイオリンとピアノによる作品集(Works for Violin and Piano)
Lydia Mordkovitch (Violin) Julian Milford (Piano)
-- CARLTON Classics 30366 00132 --

  イギリス民謡による6つの習作
  揚げひばり
  ヴァイオリン・ソナタ
  ヴァイオリンとピアノのための2つの小品
  グリーンスリーヴズによる幻想曲

揚げひばり(The Lark Ascending)や、グリーンスリーヴズによる幻想曲など
有名曲もありますが、これらもすべてヴァイオリンとピアノのみでの演奏。
イギリス民謡による6つの習作などもしみじみと聴かせてくれて、
じっと聴きいってしまいますね。 いい作品集です。

朝6時でも陽射しが強く、セミの鳴き声も遠くで聴こえ、今日も猛暑でしょう。
せめてもの爽やかな朝のひととき、RVWの音楽を楽しんでいます。

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2012年07月16日

コレギウム・アウレウム合奏団、ヘンデル/水上の音楽

暑いですねぇ・・・こんなときには、爽やかなバロック音楽をと・・・

出してきたのはコレギウム・アウレウム合奏団による「水上の音楽」
「原典版」と書かれていて、解説も推測を踏まえて細かな記載があります。

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P7161070 posted by (C)fronte360

それはともかく、典雅で華やいだ雰囲気と開放感のある爽やかな演奏ですね。
1971年7月、フッガー城糸杉の間での録音は見晴らしも良いのが特徴。
ちょっとクーラーを効かせた部屋で、夏に聴くには最高かも。

今回は、クラシックを聴くにはちょっと鈍重ながら・・・
パワフルなピカリングのカートリッジ V-15 micro IV に換装してます。

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P7161076 posted by (C)fronte360

ヘッドシェルは、先代のプレーヤ(単身赴任部屋で使っていた)
TORIO KP-7300 のアームについていたもの。 
アルミ・ダイキャストながら、リード線がショボイのはご愛嬌ですな。

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posted by fronte360 at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月14日

カラヤン、クリスマス協奏曲集

先週末の土日は淡路島旅行だったので、2週間ぶりの休み、そんな気分ですが、
それでも家事をやって、ようやく一段落着いて、久しぶりのレコード鑑賞。

カラヤンとベルリンフィルのメンバーによるイタリア・バロック曲集

 コレルリ/合奏協奏曲 第8番 ト短調 作品6-8
 マンフレディーニ/合奏協奏曲 ハ長調 作品3-12
 トレルリ/合奏協奏曲 第6番 ト短調 作品8-6
 ロカテッリ/合奏協奏曲 第8番 ヘ短調 作品1-8

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P7140884 posted by (C)fronte360

1970年夏、スイス・サンモリッツのフランス教会での録音。
当時カラヤンは、毎夏、サンモリッツにベルリンフィルのメンバーを呼んで
バロック音楽を録音していましたね。 これもその中の一つ。

イタリア・バロックながらドイツ風の薄暗く落ち着いた音楽に仕上げていて、
そして、カラヤンらしい、美しくまろやかな響きがいいですね。
日々のささくれ立った心、そっと撫でて癒してくれるようでもあります。

さあて、落ち着いたらご近所のホールにぶらっと出かけましょうか。
コレルリの合奏協奏曲の第5番や、モーツァルトの交響曲第29番
レコードもいいけど、音楽はナマモノですしね。

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2012年05月26日

追悼ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ

今頃になってようやく追悼ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ

先日はレコードでバーンスタインとウィーンフィルのマーラー「大地の歌」
慌しく「美について」をちょい聴きをしたのですけれど・・・
追悼というよりただ聴いたというだけみたいになったので、今宵は静かリート
シューマンの歌曲集「詩人の恋」

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P5260474 posted by (C)fronte360

いただいた「竹泉醇辛」の最後のしずくまで頂きつつ、偲んでおります。
偲んでいるのはお酒ではなくディースカウだと蛇足ながら付け加えておきます。

ディースカウは「詩人の恋」は6種類のディスクを残していて、
そのいずれもが名演ですが、手元のはエッシェンバッハとの共演盤です。

シューベルトのリートと違ってピアノの比重が高いシューマンのリート、
エッシェンバッハの好サポートもあって、聴かせるアルバムですね。
リートってあまり聴かないのですけれど・・・(合掌)

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posted by fronte360 at 21:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

アラン・ホヴァネス/交響曲第50番「セント・ヘレンス山」

アメリカ人作曲家アラン・ホヴァネス、交響曲を67曲も作曲した人ですが、
第50番「セント・ヘレンス山」作品360 これを聞きながらの昨日の通勤。
金環日蝕の日に、神秘的ながら癒される曲がなんとなくマッチしてました。

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P5220458 posted by (C)fronte360

1983年に作曲された現代音楽、打楽器の鳴り物が活躍しますけど、
最初に聴いたときは現代音楽とも思わなかったし、イギリス音楽かな、
なんて思っていたように、ヒーリング・ミュージックっぽくもありますね。

以来、アラン・ホヴァネスが好きになった記念のアルバムです。
今日もこの中から聴いてゆきましょう。

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2012年05月17日

ハイティンク、ショスタコーヴィチ/交響曲第9番

先日のアンサンブル・フォルツァの演奏会での好演にまた興味を持ち、
ハイティンクがロンドンフィルを振った演奏をメモリプレーヤで聴いてます。

ウィットに飛んだ第1楽章、ハイティンクらしくない(というと失礼ですが)
洒脱さ、キレの良さに始めて聴いたときの軽い驚きをまた感じました。

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P5150456 posted by (C)fronte360

今では巨匠となっているハイティンクですが、当方がまだ高校生の頃、
この頃手にしたレコードでの演奏は、角がなく温厚で柔和なんだけれども、
芯の感じられない演奏で繰り返し聴こうとまでは思わなかった指揮者でしたね。

おっと、今日はここで時間切れ・・・

単身赴任が解けて自宅での生活、なかなかにハードです。
会社の仕事はラクなんだけれどもね、うまくいかないものですわ。

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2012年05月15日

アンセルメ、シベリウス交響曲2番

暖かくなったかと思うと、金・土曜日など急に寒くなって吃驚しましたが、
関西特有の蒸し暑い日が少ないのが幸いです。

このような天候のせいではないですが、この所のお気に入りが
アンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団によるシベリウスの交響曲2番。

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P5130454 posted by (C)fronte360

明るい響きで美しくさらさらっと流していくようながら、時に力感もあって、
なかなかに聴かせる演奏だと思います。 ラテン的な明るいシベリウス。
あっけらかんとした初夏の青い空を見ているような感じ・・・
(分かり難い表現ですね〜)。

詳細なレビューは、山本晴望さんが沼津交響楽団のサイトに書かれている文章
http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi?vew=21
ここを参照して下さい。

このCD、4月始め頃にいつものNさんより頂いたもので、
愛用メモリプレーヤにはその頃からずっと入れっぱなしになってましたが、
最近になって、ちょっとハマったようによく楽しんで聴いています。

感傷的・瞑想的な響きを求める向きには惰演と言われるかもしれませんが…

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2012年04月28日

クリップス、モーツァルト/交響曲第39番

GWに入りましたが、奥さんは新しく見つけた仕事に出掛けてゆき、
長男も学校に行ったので、羽を伸ばせるか・・・そんな期待はありましたが、
まったくもって気が抜けてしまったようにゴロゴロとしてこの時間という有様。

奥さんが帰ってきたので食材購入も兼ねて郵便局まで不在通知を持って行き、
家に戻ってきたら長男も戻ってて、ステレオ部屋を占領されてしまいました。

ひと息つきながら、聴くのはモーツァルトの交響曲第39番
ヨーゼフ・クリップス指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

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IMGP8037 posted by (C)fronte360

いわずものがなのクリップスによるモーツァルトの名演奏、
まさしく「典雅」、その言葉が実によく似合う演奏です。 

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IMGP8039 posted by (C)fronte360

ただしステレオ部屋は占領されているので、
単身赴任時代初期と同様、DVDプレーヤにPC用のスピーカですよ。

ああ単身赴任時代が懐かしい・・・

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2012年04月17日

ヨーゼフ・クリップス、シューベルト/グレート

とうとうと流れる雄大なシューベルト、
各フレーズ、楽器とのつながりが実にスムーズで、
流れがまったく遮断されず、まさにグレートな音楽ですね。

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IMGP7992 posted by (C)fronte360

ヨーゼフ・クリップス指揮 ロンドン交響楽団
国内初期盤でレコードの淵が盛り上がってないフラット盤、ZAL刻印だとか、
黒い円盤に興味ない人にはどうでも良いことかもしれませんけれどね。

スクラッチ・ノイズも少しありますけれど、そんな刺激はあるものの、
刺激的な音楽としないのが、クリップス流ですね。

刺激的ではないといっても、芯が無いなよなよした音楽ではなく、
野太さをも感じる力強さがあります。

音が前に出るのではなく、横に広がって包み込まれる感じでしょうか。
久しぶりに聴いて感動しました。

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posted by fronte360 at 16:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする