1950年代後半、アメリカのマサチューセッツ州レノックスで夏に開催された
「スクール・オブ・ジャズ」
スクールのディレクターであったジョン・ルイス率いるMJQと、
ゲスト参加したソニー・ロリンズとの共演ステージが収録されたレコード。
P3163646 posted by
(C)fronte3601958年8月28日の録音、ジャケットに書かれた「2」、
Volume 2 で 第2集なので、この演奏の第1集は無いものか・・・
と長らく思っていましてけれども、このスクールが第2回目の事みたい。
全6曲(メドレーも1曲換算)が収録されているうち
ロリンズが参加しているのは後半2曲のみ、少々物足りさも否めませんが、
それだけ、もっと聴きたい、そう思える演奏である証左ではないでしょうか。
Side A
Medley: Stardust / I Can't Get Started / Lover Man
Yardbird Suite
Midsommer
Side B
Festival Sketch
Bags' Groove
Night In Tunisia
MJQ、いつものように緻密でクールな演奏を展開していますけれども、
後半になってロリンズが加わると、ジャム・セッション的な熱気を孕んでいて、
ライブ録音による「Night In Tunisia(チュニジアの夜)」が秀逸です。
●
ジャケットには、Ampex Model300 というテープレコーダを使い、
FULL dynamics-frequency SPECTRUM と書かれた(当時としての)高音質録音。
前回採り上げた「南沙織 / ひとかけらの純情」では低音が出過ぎる感じで、
ヴォーカルが引っ込んでしまってましたけれど、パーシー・ヒースのベース、
コニー・ケイのドラムスも量感豊かながら引き締まって、今回は補正無し。
ステレオ・サブシステムの入替を行ったことによって、
ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンがスッキリと聴こえるようになりました。
カートリッジの交換( SHURE M75B type2 → audio-technica AT-F3 II )で
倍音成分の分解能力が格段に向上したことによると思われます。
posted by fronte360 at 18:29|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
13-POPs(洋楽)全般
|

|