2013年04月19日

青春18きっぷの旅・紀伊田辺編、南方熊楠旧邸

4月7日、子供が使い残した青春18きっぷで紀伊田辺に行ってきました。

闘鶏神社のあと南方熊楠顕彰館、そして旧邸に回りました。
ここに来たのは3年ぶりかな、2回目なのでちょっと懐かしくもあります。

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P4073977 posted by (C)fronte360

元は田辺藩士の屋敷だったもので、築年代はよく分からないとのこと。
邸内には広い庭があり、研究園のごとく大きな楠や柿、みかんの木のほか、
顕花植物も数百種あり、柿の木から新種粘菌を発見するなどもしたそうです。

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熊楠の没後、長女文枝さんが住まわれていたものを没後田辺市に寄贈され、
傷みが激しかった建物は2006年、熊楠存命当時の姿に復元されて、
当時の面影がとてもよく残っているようです。

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書斎は、熊楠が以前住んでいたところから移築されたものとのこと。
この縁側に出て、這いつくばるようにして執筆・研究されていたのですね。

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ボランティアの方が丁寧に説明して下さいました。
皆さん、熊楠のことをとても尊敬しておられるのが説明の端々に表われて、
郷土の宝であることがよく感じられました。

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何の実だったかな、バナナのような甘い香りがする、と教えられ、
本当にそうだったのが印象に残ってますけど、名前忘れました・・・ゴメンナサイ

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2013年04月18日

青春18きっぷの旅・紀伊田辺編、南方熊楠顕彰館

4月7日、子供が使い残した青春18きっぷで紀伊田辺に行ってきました。

闘鶏神社を出て、田辺銀座通りのカフェドポーでちょっと遅めのランチ。
初めて入ったお店で写真撮ってませんけど、お洒落なランチながら、
パン・ご飯がお代り自由が嬉しかったですね。
パン工房が併設されていて、ランチのパンも3種類、お代りすると、
また別のパンが出て、いずれのパンも美味しく、また来たくなりました。

お腹を満たして向かった先は、南方熊楠顕彰館
帰りがけに撮ったので、夕日による逆光で白んでますけど、
奥に写る民家が旧邸、ここを入って右側に南方熊楠顕彰館があります。

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P4073986 posted by (C)fronte360

熊楠の没後、長女文枝さんが10年程前まで邸宅に住んでおられたそうです。
貴重や書物や文献、書簡、標本などを保全されていましたが、文枝さん没後、
遺志により田辺市に寄贈、顕彰館にて保存するとともに公開されていて、
熊楠に関する研究も推進されているそうです。

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P4073966 posted by (C)fronte360

未刊行の日記や書簡など、乱筆で何が書かれているか分からない???
そんなものも顕彰館が中心になって解読されようとしているとのこと。

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P4073964 posted by (C)fronte360

写真撮影禁止だったので、撮れていませんが、
「南方熊楠と同級生たち」という企画展示もなかなかに興味深かったですね。
神田の共立学校から大学予備門の同級生に正岡子規、秋山真之がいて、
直接交流はなかったようですが大学予備門同級には夏目漱石もいますし、
河東碧梧桐とも後年交流があり「坂の上の雲」とかぶっていて興味尽きません。

かなり時間をとって見ていました。
大正5年(1916年)から住んでいたという旧邸に行ってみることにしましょう。

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2013年04月15日

青春18きっぷの旅・紀伊田辺編、闘鶏神社(その2)

4月7日、子供が使い残した青春18きっぷで紀伊田辺に行ってきました。

紀伊田辺駅前よりまずは闘鶏神社に参拝しました。
田辺は熊野街道の大辺路・中辺路(熊野古道)の分岐点にあります。

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P4073953 posted by (C)fronte360

熊野参詣の際、まずここに参拝してから熊野山中に入ることにそうですが、
ここには熊野三山の全ての祭神が祀られ、熊野の別宮的な存在であることから、
ここで参詣して三山を遥拝、山中の熊野に行かずに引き返す人もいたそうです。

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P4073958 posted by (C)fronte360

下の写真はそんな事も見ていたであろう境内の樹齢約1200年の御神木・大楠。
また神社の背後にはうっそうとした仮庵山(かりほやま)がそびえ立っています。

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P4073960 posted by (C)fronte360

この山は紀伊田辺ゆかりの博物学者・南方熊楠が研究の中心としていた所で、
この山の大楠が伐採された時には猛烈に抗議したことよって伐採が免れた、
そんな逸話も残っています。


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御御神木・大楠の根本には、祠が設けられています。
神木の樹洞に人が住み着き、ある日火の不始末から木に火が付いたところ、
中から水を噴出して火を消したという話が伝わる、との看板がありました。

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P4073961 posted by (C)fronte360

角度を変えて眺めると、確かに洞穴のようになっていて、
まるでトトロの世界みたいですね。

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P4073963 posted by (C)fronte360

馬場を抜けて、次に向かうことにしました。
石碑は「競馬記念碑」ここで流鏑馬などしたのかしら・・興味は尽きません。


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2013年04月12日

青春18きっぷの旅・紀伊田辺編、闘鶏神社

4月7日、子供が使い残した青春18きっぷで紀伊田辺に行ってきました。

本当は紀伊田原の国民宿舎「あらふね」でまったり週末を過ごしたかったけど、
諸般の事情もあって、紀伊田辺までの日帰り小旅行となりました。

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P4074011 posted by (C)fronte360

2009年の年末、「あらふね」に行ったときに立ち寄って以来の訪問です。
ここ紀伊田辺、落着いた風情を感じさせる街で気に入っています。

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P4074009 posted by (C)fronte360

駅前商店街を抜け、ちょっと折れたところにあるのが、闘鶏神社。

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P4073947 posted by (C)fronte360

闘鶏、その名のとおり、源平合戦の時、鶏を紅白2色に分けて闘わせ、
白の鶏が勝ったことから源氏に味方し、熊野水軍を率いて壇ノ浦に出陣した、
そんな由来より「闘鶏権現」と呼ばれるようになったそうです。

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P4073951 posted by (C)fronte360

そもそもは、允恭天皇8年(419年)9月、熊野権現(現在の熊野本宮大社)を
この地に勧請して田辺宮と称したのに始まるそうです。
その後、白河法皇の時代に熊野三所権現が勧請され、また平安時代末期には、
熊野別当・湛快が天照皇大神以下十一神を勧請し新熊野権現と称しました。

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P4073950 posted by (C)fronte360

湛快の子の湛増が田辺別当となり、その湛増の子が武蔵坊弁慶と伝えられ、
この神社には、弁慶の産湯の釜が残っているのだそうです。
境内には、上記のとおり湛増弁慶の像もあります。

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P4073956 posted by (C)fronte360

そして境内には闘鶏?の像も・・・
3年前に来たときはこんなの無かったように思うのですが。

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P4073957 posted by (C)fronte360

とにかく拝殿でお参りいたしました。

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P4073949 posted by (C)fronte360



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2013年04月07日

青春18きっぷの旅・紀伊田辺へ

子供が使い残した青春18きっぷで、紀伊田辺に行って戻ってきました。
和歌山発御坊行きにも新しい225系電車が使われているとは驚きました。
(帰りの117系が落ち着くのは世代なんでしょうねぇ)

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P4073934 posted by (C)fronte360

これは御坊で乗り換えた電車。 2両編成の113系。

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P4073936 posted by (C)fronte360

台風並みの風が吹き、JR神戸線が電車が止まっていたようですけれど、
紀勢本線は順調そのもの。 紀伊田辺の手前より青空も見えましたが、
風は強く、電車から見える海も荒れているようでした。

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P4073943 posted by (C)fronte360

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P4073946 posted by (C)fronte360

紀勢本線の車窓から見える海は、いつ見てもいいですね。
写真は撮れませんでしたが、広川ビーチの手前で真っ赤な夕陽も綺麗でした。

とりあえず、今日はここまで。

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2013年03月13日

9cm×14cmの世界

絵はがき(9cm×14cm)によって文京区の歴史を紹介する展覧会の案内葉書。

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P3133643 posted by (C)fronte360

文京ふるさと歴史館」より、単身赴任時代の住所に送付されたものですが、
奈良の自宅に転送されて来ているのものの、そろそろ1年が経ちました。
このままでは、あて先不明で戻ってしまいます(郵送料の無駄)。

住所変更を知らせても、行ける機会はほとんど皆無でしょ・・・
このまま放置するか、連絡して止めてもらうか(道義的には後者でしょうが)、
でも、こんな催しをやっているんだ、って知りたい気持ちも強いんだなぁ。

そして気付けばこの展覧会もいよいよこの週末までです。
入館料100円、かわいい値段設定も魅力ですけれど、何より文京区好き!!
ああっ、行きたいんだけど・・・

仕方ないので、TCNの文京区民チャンネル「文の京ウィークリーニュース」
これで我慢しますか・・・



ちなみにキャスターの岩佐まりさん、大阪出身です。
東京での単身赴任時代、この番組もよく見てて親近感いだいておりました。
関係ないけど・・・


posted by fronte360 at 19:34| Comment(4) | TrackBack(0) | 13-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする