2014年08月09日

エッシェンバッハ 、 モーツァルト/ピアノソナタ「トルコ行進曲付」

台風11号接近中、奈良でも雨風が強くなってきていますが今は小康状態かな。
午前中早めに買物を・・と、家を出たときは強い雨だったのですけれど・・・
とにかく被害が出ないことを祈ります。

このところゆっくりと落ち着いてレコードを聴くことも叶わなかったので、
雨戸を閉めて部屋に籠もってレコード三昧としましょうか。

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P8097878 posted by (C)fronte360

モーツァルト/ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付」
       ロンド ニ長調
       ロンド イ短調
       ピアノソナタ第10番
  クリストフ・エッシェンバッハ(p)

今は無き数寄屋橋ハンターの1枚100円のダンボール箱からの救出品。
先日より時々聴いている「ピアノ・レッスン、ソナタ・アルバムT−@」や
高知で捕獲した初期ソナタ集のようなチャーミングな演奏と言うよりも、
もっと高純度、純粋無垢と言っても良いほどの澄んだ演奏ですね。

聴きなれた「トルコ行進曲付」も、若者特有の研ぎ澄まされた感性でしょうか、
とても新鮮に感じられ、かつ自然な音楽の流れの中に惹き込まれます。
音楽が自然と呼吸して、音楽が自分の力で前へ先へと進んで行くような感じ。

1967年5月22〜24日、ベルリン・イエス・キリスト教会での録音。
エッシェンバッハ27歳の輝きでしょうか。 彼は今年で74歳らしいですね。
時の経つのは早いなぁ、などと改めて感じました。

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2014年07月06日

エッシェンバッハ / ピアノ・レッスン、ソナタ・アルバムT−@

曇天で気温28℃の奈良、昼すぎより出かけますが、それまでのひととき
ステレオ・メインシステムにてレコード鑑賞。

今朝はサブシステムにてCDでモーツァルトのピアノソナタでしたが、
敬愛するアンネローゼ・シュミットさまのピアノは硬質なタッチで
それはそれでよいのですが、チャーミングさはイマイチでしょうか。

メンシステムでは、クリストフ・エッシェンバッハによるソナタ・アルバム

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P7067532 posted by (C)fronte360

ピアノ教則本ペータース社のソナタ・アルバム、
この教則本の順番にしたがってエッシェンバッハが録音したものですが、
これが堅苦しい教則本の模範演奏にとどまらず、実に悦楽の演奏なのです。

Side A
 ハイドン/ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.]Y:35
 ハイドン/ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.]Y:27

Side B
 ハイドン/ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.]Y:37
 ハイドン/ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Hob.]Y:36

Side C
 ハイドン/ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.]Y:34
 モーツァルト/ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545

Side D
 モーツァルト/ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.547a
 モーツァルト/ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.332

ハイドンの曲など、どちらかというと平易な感じですけれど、
かえってこんな平易な曲ほど教則本に従って弾くと杓子定規になって
堅苦しくて難しいと思いますが、エッシェンバッハはチャーミングに弾き、
曲そのものを楽しませてくれます。


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2014年06月25日

アントン・ナヌート、マーラー/交響曲「大地の歌」

週半ば、疲れも溜まってきますが、今月は祝日もなくフル出勤の月・・・
それは嫌なので、明日1日だけですが有給休暇を取得しました。
それを楽しみになんとか1日乗り切って戻ってきました。

今宵もウィスキーをロックで、CDプレーヤ(Sony CDP-203)の動作確認。
廉価盤・正体不明CDの帝王として君臨していたアントン・ナヌート師匠、
その西ドイツのZYXレベールの輸入盤。 これも見事にかかりました。

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P6257366 posted by (C)fronte360

マーラー/交響曲「大地の歌」
  ツェーガー・ファンデルステーネ Zeger Vandrsteene (T)
  グレニーズ・リノス Glenys Linos (Ms)
    アントン・ナヌート指揮 リュブリャナ放送交響楽団

通勤時、愛用のメモリプレーヤでアントン・ナヌート師匠を連続聴取中です。
これまで聴いてきたのは以下のとおり

 アンディンセル/ワルソー・コンチェルト
 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1・3・5番(トムシック師匠)
 ベートーヴェン/交響曲第1・3・5・6・7番
 ベートーヴェン/序曲集(フィデリオ、レオノーレ第3番、シュテファン王)
 ベルリオーズ/幻想交響曲
 ビゼー/交響曲第1番
 ボロディン/交響曲第2番
 ブラームス/ピアノ協奏曲第1・2番(トムシック師匠)
 ドヴォルザーク/交響曲第9番、チェロ協奏曲
 ファリャ/恋は魔術師(抜粋)
 グリーグ/ピアノ協曲
 シューベルト/交響曲第8番「未完成」
 ハイドン/交響曲第44・45番
 マーラー/交響曲第1・5・6番、大地の歌
 メンデルスゾーン/交響曲第4番「イタリア」
 モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」(トムシック師匠)
 ラヴェル/ボレロ

と今朝はここまでで、これから以下が続きます。 これで自家版全集。

 ラヴェル/ピアノ協奏曲
 リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」
 ショスタコーヴィッチ/交響曲第7番
 シベリウス/交響曲第2番
 チャイコフスキー/交響曲第4・5・6番

膨大なレパートリーですが、いずれもきちんと纏めた手腕は見事ですが、
この中でも、さすが、と思えたのはベートーヴェンとブラームスの協奏曲、
そしてマーラーの交響曲です。

前置きが長くなりました、「大地の歌」は実はあまり印象無かったのですが、
テノール君のドラマティックな歌唱のまず驚いたのと、オケも熱いんです。
メゾさんはフォルテになると情感出るんだけれど、ちょいと物足りない感じ、
でも調子上げて、キモともいえる第6楽章「告別」が気合十分で、
オーケストラの盛上がりも素晴しくて驚きました。

こんなにドラマティックであったのか・・・
驚いて自宅CD機器での再生となったしだいですが、また期待裏切らず、
お酒を頂きながらですけれど、一人盛り上がっております。

 第1楽章「大地の哀愁に寄せる酒の歌」
 第2楽章「秋に寂しき者」
 第3楽章「青春について」
 第4楽章「美について」
 第5楽章「春に酔える者」
 第6楽章「告別」

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2014年06月22日

フランス・ブリュッヘン、涙のパヴァーヌ〜ブロックフレーテの魅力

朝からしとしと降る雨に、ごろごろとしている休日であります。
昼過ぎには陽射しも少しありましたが、また曇ってきたので雨でしょうか。

関西は雨になっても気温が下がらず蒸し暑いのが梅雨の特徴ですが、
今日の奈良は、20℃程度と少しひんやりとしていますね。

こんな日にはちょっと物憂げなレコードをと以下を取り出しました。

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P6227364 posted by (C)fronte360

Sise A
 コレルリ/アルト・ブロックフレーテと通奏低音ための
           「ラ・フォリア」による変奏曲 作品5-12 
 ヴァン・エイク/パタリ
 カー/イタリア風グラウンドによるディヴィジョン
      〜アルト・ブロックフレーテと通奏低音のための「愉快な仲間」より 
 ヴァン・エイク/涙のパヴァーヌ
    (ジョン・ダウランドの「涙のパヴァーヌ」による4つのフィギュレーション) 

Side B
 クープラン/恋のうぐいす〜クラウザン曲第3巻 組曲第14番より
 レイエ/ブロックフレーテと通奏低音のための奏鳴曲ハ短調
 ヴィヴァルディ/アルト・ブロックフレーテと通奏低音のための
             奏鳴曲 ト短調、作品13-6 〜「忠実な羊飼い」第6番より 
 テレマン/幻想曲イ短調
         〜無伴奏フルートまたはヴァイオリンのための「12の幻想曲」より 

  フランス・ブリュッヘン(bfl)
  アンナー・ビルスマ(バロックvc)
  グスタフ・レオンハルト(chmb)
  ニコラウス・ハルノンクール(バスgamb)

テレフンケンのダス・アルテ・ヴェルク(DAS ALTE WERK)シリーズ
オリジナル楽器によるフランス・ブリュッヘンによるブロックフレーテ作品集。

1972年発売の国内盤、ダブル・ジャケット。
これが録音された1960年代後半は珍しかったオリジナル楽器による演奏も、
このアルバムのヒットもあり、今では当たり前の演奏になっていますけれど、
今聴いても色褪せない演奏がとても魅力的です。

中学生の頃、音楽の時間でプラスッチックの縦笛を吹かされてましたけれど、
縦笛でこんなにも素適な音楽が演奏できることなんて知ったのは高校生の時、
しかしこのレコードは社会人になってから中古(100円)で求めたものです。

「涙のパヴァーヌ」や「忠実な羊飼い」もいいですが、
個人的には「ラ・フォリア」が好きで、高校生の頃によく聴いていました。
といってもブリュッヘンのこのレコードなど高くて買えなかったので、
テイチクの1,000円盤によるハンス・マリア・クナイスを愛聴していました。

クナイスの演奏はもっと端正で、教科書的と書かれていたりもしますが、
ブリュッヘンのはリズムやテンポを変化させ、時には装飾音もつけながら、
技巧的に満足できる素晴しい演奏を展開しています。
だたし、ちょっと媚びているような感じも受けてしまうのは、
それはクナイスの端正な演奏が染み付いているからかもしれませんね。

名匠グスタフ・レオンハルトと気鋭のアーノンクールによる伴奏も見事、
解説には各演奏曲目・使用楽譜・使用楽器の説明(永田仁)の他に、
串田孫一のエッセイ「笛を携えて」や永田仁による小論文も楽しめます。


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2014年06月15日

フランチェスカッティ、ベートーヴェン/クロイツェル・ソナタ

あっという間に終ってしまう休日、そんな物憂げな黄昏どき。
ディーリアスでもと思いましたけれど、いつもと違う棚よりチョイスしました。

通常のLPレコード(30cm)よりちょっと小さい25cmのレコードですね。
1962年3月発売、1,200円と印刷されています。

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P6157325 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
  ジノ・フランチェスカッティ(vn)
  ロベール・カザドシュ(p)

美音の独奏ヴァイオリンと小粋なピアノ伴奏、ちょっと洒落た音楽です。
ベートーヴェンならば、春のソナタが似合っているのかもしれませんけれど、
今日のような黄昏どきには、第2楽章の第4変奏からピアノのカデンツァ、
そして終結へと穏やかな時間が流れていいですね。

第3楽章も火花散るような演奏ではなくて、両巨匠が寄り添いあっていて、
しかしともに明晰な響きで流麗に力強くまとめているのがいいですね。
久しぶりに聴いて、心が高鳴りました。

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2014年06月14日

音の詩人・ディーリアス1800シリーズ、丘を越えて遥かに

昨夜は部署のメンバー5人で遅ればせながらの事務所移転の打上げ
お肉たくさん食べて、ワインをたくさん飲んで、いい気分で帰宅しました。

今朝は良い天気、さわやかな風を部屋に入れながらディーリアスを鑑賞中。
東芝EMIによる、音の詩人・ディーリアス1800シリーズ

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P6147264 posted by (C)fronte360

ディーリアス(ビーチャム編)/フロリダ組曲
ディーリアス/ダンス・ラプソディ第2番
ディーリアス/丘を越えて遥かに 〜 幻想序曲
  サー・トマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

いつもの土曜朝の楽しみ朝日新聞の別紙「Be」の「映画の旅人」
今週は「萌えの朱雀」、この文章を読みながら西吉野村の生活も想像し、
これともどこかマッチしているような・・・ そんな風を感じています。

いま屋外では小鳥が囀っていて、ディーリアスの音楽ともこれもマッチして、
穏やかな休日の朝を満喫しております。

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2014年06月08日

アンセルメ、ファリャ/バレエ音楽「恋は魔術師」

梅雨の晴れ間、でも空を見上げると白い雲がにょきにょきとしてて、
まるで夏の雲のようです。 奈良は13時20分に29.7℃を記録したようです。

暑くなってきたので、明るい陽射しを感じる音楽を聴きたくなりました。

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P6087256 posted by (C)fronte360

ファリャ/バレエ音楽「恋は魔術師」(全曲)
アルベニス/組曲「イベリア」
 マニーラ・デ・ガバライン(MS)
  エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団

いわずものがなの名盤、アンセルメが雰囲気たっぷりに進めていて、
ロマンド管も今風の精度の高いオケではないぶん、情感が滲み出ているみたい。

いかん、おもわずシエスタ、午睡してしもた・・・


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2014年06月07日

コッホ、モーツァルト/ミサ曲 ハ短調 K.427

先週の土曜日には、あわや熱中症になるところだったけれど、
今週は小雨そぼ降る奈良は21℃、過ごしやす気温だけれどもぐったりと・・・
GWの事務所移転の疲れがまだ抜けきっていないのかしら。

こんなときはモーツァルト、ステレオ・メインシステムでかけるのは
グレート・ミサ曲とも呼ばれる K.427 のミサ曲

コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の演奏が刷り込みなのですが、
違った演奏もいいでしょうと、取り出したのは・・・

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P6077253 posted by (C)fronte360

イングリット・チェルニー(S)、インゲボルク・ヴェングラー(S)
ロルフ・アプレック(T)、テーオ・アーダム(B)
  ヘルムート・コッホ指揮 ベルリン放送交響楽団・合唱団

冒頭のキリエ、とってもゆっくりとしたテンポなのに驚きましたけれど、
やわな音楽ではなく、引き締まった筋肉質のモーツァルトですね。
器楽もそうですが、合唱がキリッとしていてフレーズを短く切って進みます。
ソリストも粒が揃っていて、特にチェルニーの清澄な歌唱がいいですね。

デイヴィスのは華麗で雄大な演奏との印象だったのですけど、
コッホのは男性的なゴツゴツとした演奏で、室内楽的かもしれません。
録音もやや堅めの音になっているような気もしますね。

でもいい演奏を聴けてよかった。
さあて、と買物に出ようと思ったら、けっこう雨降ってきましたね。
どうしたもやら・・・

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2014年06月06日

スィトナー、ワーグナー/ローエングリン、タンホイザー

ようやっと1週間が終りました。
そして今宵も酔っ払って急きょメンテしたCDプレーヤ(Sony CDP-203)
その動作確認も含めて、懐かしい PILZ音源をかけています。

昨日のは東ドイツの懐かしい国旗がたなびくデザインのでしたが、
国旗のないデザインのEGR(East German Revolution)のCDです。

このシリーズのCDは、ピルツ・ジャパンによる装丁がされていて、
税込定価1,000円(税抜価格 971円)と書かれてます。 税率3%の時代。

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P6067252 posted by (C)fronte360

ワーグナー/歌劇「ローエングリン」
              第1幕への前奏曲
              第3幕への前奏曲
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」
              序曲
              バッカナール
              第3幕への前奏曲
              ジークフリート牧歌
  オトマール・スィトナー指揮 シュターツカペレ・ベルリン

スィトナーが手兵ベルリン歌劇場のオーケストラを振ったワーグナーの演奏、
悪いわけがありませんね、タンホイザー序曲など堂々とした演奏ながら、
すっきりと纏めていて、実に丁寧に磨きこまれた解釈。

しかしベルリン歌劇場のオケらしく、ちょっと粗い金管の響きが押してきて、
聴いていると、週末の解放感もあいまって、なんか元気が湧いてくるようです。

このCDには、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、日本語で
「音楽愛好者の皆様」と題された、このシリーズの解説が書かれています。

Liebe Musikfreunde! Dear MUsic-Lover! Chers amis melomanes, 
Cari amici della music, 音楽愛好者の皆様

要約すると、旧東ドイツのラジオ音楽収集センターの歴史的記録より
ステレオ録音されるようなった1964年以降のものを選び出し、
CD30枚以上に収録したこと。
収録の概要を ドレスデン、ライプティヒ、ベルリンの地方に分け、
記していて、これがなんと日本語で6ページに渡っていたりもします。

気合が入ったシリーズです。

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2014年06月05日

ケーゲル、モーツァルト/交響曲第40番、ブラームス/交響曲第2番

今宵も酔っ払って急きょメンテしたCDプレーヤ(Sony CDP-203)
その動作確認も含めて、懐かしい PILZ音源をかけています。

このシリーズのCDはメンテ後にかからなかったので、諦めてましたけど、
このCDはかかりました。 EGR(East German Revolution)のCDです。

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モーツァルト/交響曲第40番 ト短調 Kv550
ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73
  ヘルベルト・ケーゲル指揮 ライプツィヒ放送交響楽団

PILZが旧東ドイツの放送録音を買い集めたのでしょうね、、
EGR(East German Revolution) のシリーズとして出したCDです。
東ドイツ革命、エキセントリックな表題で、ヘルベルト・ケーゲルの指揮・・・

東ドイツ崩壊を目の当たりにし、世をはかなんでピストル自殺したケーゲル、
そのことがクローズアップされて死後にかなり注目を浴びました。

でも自殺前より録音を聴いているので、特別思い入れなく聴いていますが、
モーツァルトの第1楽章の快速テンポのそっけなさとか、
ブラームスの第1楽章冒頭の乱れたアンサンブルなどはマニア必聴かしら・・・

でもモーツァルトの第2楽章とか、ブラームスの第2・3楽章など滋味深く、
エキセントリックな指揮者との評価はいかがなものかと、思う次第です。
放送録音だからでしょうか、潤いに欠ける面はありますけど・・・ね。


posted by fronte360 at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする