今年は、シンシアこと、南沙織 さまの復活を願って
実家でCDを聴いています。 自宅ならアナログ・レコード盤ですけれど・・・
デビュー3年目、南沙織さまが20才となり、アイドルから脱皮する幕開け。
そのように、個人的に思っている傑作コンセプト・アルバムです。
冒頭(A面1曲目)「田園交響楽」(作詩:松本隆)のイントロでのモノローグ
「二十歳になったと人は言うけど、私は私、今まで生きてきたよう、生きていくしかないし... でもちょっぴり変わったとしたら、ひとりぼっちが辛いことね」
ここからシンシアの世界に惹き込まれます。
そしてA面最後の「夜霧の街」(作詩:有馬三恵子)では、シングル盤にはないモノローグ
「二十歳という名の駅に立ち、果てしない線路を見ています。 どんな旅が始まるでしょう。 もうここからはぬきさしならない本当の人生という感じです」
決意が語られ、彼女の20才の自立への決意が物語られています。
このアルバムに収録されている「卒業」「青春が終る日」「フラワー・ショップ」など、いずれも失恋の歌は秀逸です。
そしてB面では、他の歌手のカヴァー曲を歌っていますが、
なかでもいしだあゆみの「あなたならどうする」が実に素敵です。
http://www.fronte360.shop/hirotaka/pops/cynthia.htm#hatati
2025年01月08日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック