通信教育は、「テキスト科目」と「スクーリング科目」の2つの授業方法があります。
まず「テキスト科目」は、配布されたテキストを読んでレポートを書く。
そのレポートが合格したら、科目修得試験が受験できる。
その試験に合格すると(60点以上ならば)その科目の単位が修得できる、そのような流れですね。
前回は、レポート作成について書き、今回は科目修得試験を書こうと思ってましたが、少々書き忘れたことがあったので、レポートの延長戦をします。
実際のレポート作成について書きたいと思います。
レポートは、入学時に配布される「通信教育部レポートセット」に、以下の物が入っています。
・レポート用紙
・レポート提出票
・レポート提出用封筒
・質問票
・質問票送付用封筒
・科目修得試験受験申込書
・科目修得試験受験申込書・スクーリング受講申込書等送付用封筒
ワープロが使えない方用の手書きのレポート用紙ですが、こうやってネットを見ることができる環境の方ならば、パソコンでレポートを作成し、オンラインでレポート提出や、質問票の提出をすることができます。
レポート用紙や質問票の雛型は、通信教育部のサイトから、WORD形式ファイルがダウンロードできるので、これを利用します。
https://www.tsushin.nara-u.ac.jp/news/20190401169/
レポートは、2単位科目だと 3,200文字、4単位科目なら 6,400文字を書くことになりますので、文字数カウントが必要です。
当方は、以下サイトを利用し、レポート分量を調整していました。
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
レポートは、単にテキストや参考資料の内容を纏めるものだけではなく、@ABで流れを作って自論を述べるものもあり、レポート内容の起承転結、それぞれの文字数(分量)にも配慮するほうが良いので、文字数カウントは頻繁に利用していました。
なお、レポートは書けば通る、というのもあるでしょうが・・・
なかなか通らないものもあります。
レポートは、先生方のコメントが付いて戻ってきます。
真剣に読まれていて、誤字なども赤ペンで修正され、レポート設題に合致しない点があれば、不合格、となります。
「平安文学論」は、指摘された内容について、図書館から借りた参考文献で補った再提出でなんとか通りましたけれど、「江戸文学論」は再提出したものもまた不合格になり(指摘された内容を加味して書き直したつもりでしたが)、卒論を優先させるために断念しました。 井原西鶴の「日本永代蔵」は面白かったのだけれど、先生との面白さのベクトルが違っていたようですね・・・
ということで、適当にレポート書いて出せば通る、とならないこともあるので、心してテキストや参考文献を読み、レポート作成する。
これが本当の「高等教育」なのだということが分かりました。
2024年01月24日
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