新型コロナ第7波(オミクロン BA5)が猛然とやってきました。 7月初めは全国で1日2万人だったのが、月末には大阪だけで2万人、東京は4万人、奈良も2,000人を超して過去最高をマークしており、連日1日20万人超の数字となりました。 それでも経済をまわすべく具体的な対策は示されず無為無策ですが、ふりかえると当方の7月も無為無策で過ぎ去っていったようです。
母親のリハビリ病院への転院は6/17、1ヶ月経ったので27日に病院より病状説明を受けました。 若干の後遺症は残っているようで、このままリハビリを続けて9月退院との方向となりましたが、本人がリハビリで身体を動かすことを苦にしていないのが何よりです。 そしてこの暑い時期、冷房完備で3食栄養価の整った病院ですごしてもらえるのもありがたいことです。 ほぼ2日に1回程度面会に行っていますが、i-Padを使っての1回5分程度のリモート面会ですが、今月は2回ほど偶然にロビーですれ違って直接話もできてよかったかな。
入院期間中の実家リフォーム、なんせ古い家なので手を入れると問題が出てきます。
IHコンロを入れるのですが、コロナ禍の半導体不足で納期未定なのは折込み済でしたが、200V電源を引くための電気工事が必要となりました。 まずは関電送配電からの契約変更とブレーカー交換も発生するようで(しかも大阪ガスの電気なのが少々ややこしく)こちらの手続きに時間がかかっており、追加費用も発生し、しかも工事のメドが立たない状況。 ガスコンロに戻すのが手っ取り早いけれど、この機会を逃すとIHにはしなくなるので気長に待つことにしました。
雨樋の詰まりを見てもらったら、樋そのものが壊れていたので交換することに。 これが派生してベランダの波板も交換せねばならず、ついで屋根の塗装もそろそろ限界なのも判明、これらも追加費用を発生させて対応することにしました。 確かに30年ほど屋根をいじった記憶ありません。
極めつけは家そのものが歪んでしまっていて(確かに部屋の引き戸が動かなくなった部分もありました、今回撤去しましたけど)、床に垂直に壁を立てると部屋が狭くなってしまうのだとか。 現状に沿わせるカタチで歪んだままで壁板を張ることになりました。 でもって大工工事を進めてもらっていたのですが、週明けより大工さん来なくなって他の現場優先かなぁと思いましたが、なんと大工さんもコロナ感染したのだとか。 いやはや、ですねぇ。
そんなこんなでお盆前の完工はなくなりました。 8月末にはできているかな。
奈良大学での勉強、こちらも足踏み状態。
じっくりと取り組もうと4単位科目の概論に着手と先月書いていた史料学概論、テキストの読解もさることながら、レポート課題の趣旨を読み違えていることに気づくこと2度。 つまり2度も書き直しをして1ヶ月かけてレポート提出にこぎつけました。
この間に、6/10に出した平安文学論のレポートが不合格で戻ってきました。 不合格は初めてです。 設題意図に即してテキストを整理し検討している点はA評価を頂きましたけれど、設題主旨であった、法制資料・物語資料の原典を必ず確認し、それを引用しながら筆者が何を根拠に定義しているかを明確に論述しなさい、との問いには応えていないとの講評でした。 確かに端折ってました。 反省して、図書館より15冊ほど資料を借りてレポート書き直し、再提出しましたけれど、まだ結果連絡はありません。
そして平安文学論でのレポート課題趣旨の読込み不足より、すでにレポートを半分以上書いていた史料学概論でもレポート趣旨の読み違いを発見しました。 手っ取り早くとりあえず纏めるっていうスタンス、ちょっとナメていたことをこちらでも反省。 テキストを再度読み直し、趣旨にそって4つに分類したテーマ毎の章立て毎に、それぞれに求められていることを明示するようにレポートを纏めなおし、ほぼほぼ全部書きました。 が、まだ設題趣旨に腑に落ちていない部分があったので、サブテキストに書いてある、テキストの序章部分をよく読んで、より、もう何度も読んだけどなぁ〜 なんて思いつつパラパラと眺めていたら、目がテンに。 発見しました。 またも勝手に解釈した安易な4つの分類の落とし穴にはまってました。 テキストを読み直し、4つめのテーマを差し替え、はじめに、まとめ、をつけたら提出目安の 6,400字程度を大幅に超えてしまう大作に。 もっと文章を刈り込んだほうが良いかもしれませんが、7,500字程度までしてギブアップ。 これで提出することにしました。 目の前に立ちはだかった絶壁をなんとかよじ登った気分。 突き落とされるかもしれないけれど… とにかく 7月の軌跡はこの2科目のみで終わりました。
平安文学論(再提出 7/12)、史料学概論(7/22)
また今月は科目修得試験にも対応しました。
7/ 9:美術史概論、観光論
7/10:東洋史概論
7/30:書誌学、東洋史特殊講義
7/31:文化財学購読T
設題集として出題予定の10問があらかじめ分かっているので、テキスト勉強時にこの10問を念頭に読んでいて、解答案はすでにピックアップしています。 初めて受けた 9-10日の試験時、この事前ピックアップ解答案を使えば、当日出題される問題はテキスト見て肉付けすればなんとかなる、な〜んてタカをくくってましたが、不足分を当日補うのって大変でした。 もっと事前に勉強しておくべきだったと反省。 30-31日のテスト前には解答案を読み直し、不足分を追記する作業をしましたが、ピックアップした解答案を読み直すと、変な日本語だったり、前後関係がおかしい、設問趣旨を明確に示していないなどなど… ピックアップしたときは、試験当日なんとかなる、との気分でしたから、これではいかん。 慌ててテキストを読み直してみましたが、すっかり忘れてしまっていることにもまた愕然。 これまで何やっていたんだ状態で、勉強しなおしで自信も無くした日々でした。
スクーリング科目のテキストが28日に届きましたけれど、ざっと見ただけで、手がつけられません。 試験が終わってからの8月スタートにしました。 一度にいくつも並行作業ができません。 お仕事対応ならば、割込み入れて対応していましたけど、勉強なのでじっくりと取り組まないと(まともにやっても忘れてしまうことが多いのだし)。
ということで、病院とリフォーム中の実家通い、あとは勉強と居眠りの日々が続いた7月でした。
音楽もすっかり聴かなくなりました。 アマオケ演奏会のご案内・ご招待は今でもいただきますが(ありがたいことです)、コロナがこのような状況なこともありますが、クラシックのオーケストラ音楽を聴くための集中力が湧かない感じかなぁ・・・CDプレーヤには、このところピアノ曲や器楽曲のディスクを入れ、BGMっぽく流していたりはします。 手持ち音源の9割がオーケストラ音楽な感じなので、少ない手持ちCDですが、それらを発掘してはとっかえひっかえ聴いている、というより流している、が正解かも。 でも最近ちょっとピアノ独奏曲にはまりそうです。 室内楽は老後にとっておく、なんて30才代に言ってましたけどね、その年齢になってきたようです。
30日、奈良国立博物館で夏季連続講座「仏像のかたち」第3回『明王』に当選したので、行ってきました。 やはり講座を聞くのはいいですね。
タイトルは「図像から彫刻へ−不動明王像の魅力」として、主任研究員山口隆介氏による精力的で熱のこもった話で、いままでにちょっと下に見ていた不動明王の図像が、立体彫刻にどうのように影響したかという、非常に興味深い講演でした。 そして何より、不動明王像の類型をなんとなく知っていたつもりでしたが、具体的に弘法大師様、円珍請来様、十九相観不動があって、その後に慶派による様々な不動の紹介と、違いがよくわかって良い勉強になりました。
もっとも当日朝は3時起き、10時と11時からの奈良大の科目取得試験をこなしてから駆けつけたので、かなり疲れ気味。 少々意識が飛んでしまった時もあったりしたので、これはもったいなかったなぁ… と。
そんなこんなで足踏み状態のような7月だったようです。
記録的に短い梅雨明けといきなりの猛暑だった6月のあとの7月、戻り梅雨のように雨の日が続いてようやく月末に猛暑が戻ってきたのものまた足踏み状態だったようにも思えますね。 そしてコロナ感染爆発、こちらは連日新規感染者20万人超過での足踏み状態から下がっていってほしいものですけれど、BA2.75(ケンタウロス)も出てきていかがなりますことやら。 もう何度も書いているとおり、自己免疫力を高めて乗り切るしかないないですね。 高齢者は不要不急の外出を控えるように、ってお隣の府知事が言いだしましたけれど、この高齢者に含まれてしまった年齢になったことを改めて気づかされた7月でもありました。
そして8月もコロナ感染せずに乗り切りたいと思います。 よい月になりますように。
2022年08月01日
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