GW中は前述のとおり、東洋史概論のテキストを読み、図書館より借りた参考書も利用してレポート作成に取組み、レポート提出を終えました。 次の科目に進もうと思いましたが、レポート合格後に(合格するか定かではありませんが)来たるべき、科目修得試験の勉強を先に片づけることにしましたけれど、これが思った以上に大変でした。
科目修得試験は、「設問集」が配布されていて、すでに出題される候補の10問が分かっています。 実際の試験時間に、この中より3問が提示されて、その3問の解答を手書きで書いて提出する仕組み(ノートや辞書などの持込は不可)なので、予め10問の解答案を作って覚えておく必要があるのですね。
GW前に「美術史概論」、GW中に「東洋史概論」の2科目のレポート提出を終えているので、この2科目の試験問題(合計20問)の解答案の作成(覚えるのは試験前にするとしてまずは解答案の作成)ですが、一度読んだテキストなんで、目星付いているし、ちょちょいと纏めるだけかなと思いきや・・・ 記憶容量の乏しくなった頭脳には断片知識しか残ってなく(中国史の前半なんてほとんど飛んでました)、得意技と自負していた美術史概論の日本仏像史ですら、解答として説明する文章に纏めるために、テキストを再読して、解答案の文章を作成するのにけっこう時間がかかりました。
例えば、美術史概論に「定朝様式と造像技法について述べよ」との設問がありますけど、なだらかな曲線と浅い彫り、背を丸めた薄い体つき、重量感を感じさせない美麗な仏像で寄木造りで作られている、というのはすでに知識としてピンときますけれど、これを解答として説明文にするとなると、小さめのレポート作成みたいでけっこう大変なのでした。
そして分かったこと!!
これまで順番として、レポート作成を優先させるため、レポート課題に何が出題されているのかをメモったのを作成し、テキストに挟み込み、レポートを書くことを優先してテキストを読んでいました。 しかし、科目修得試験の設問(10問)をメモったのを作成し、何が試験で問われるかを念頭に置きながらテキストを読むほうが良いですね。
昨日ようやく試験勉強を終え、次の「東洋史特殊講義」に着手しました。 この科目のテキストが放送大学の大学院科目のテキストを利用していることもあるせいか、最初読み始めたときには詳細な記載に面喰いましたが、科目修得試験の設問は、テキストのキモになる部分が出題されているようです。 設問を先に抑えることで、キーワードをひろってテキスト内容が把握でき、この科目修得の狙いも見えてくるような感じに思えます。
この科目、レポート作成もテキストを単に纏めることではなく、参考文献を集めて論述することが求められていますしね。 テキストの内容をしっかりと抑えた上でのレポート作成が必要です。 久しぶりに勉強している、そんな気になってきました(気になっているだけで、頭はなかなかついてきてくれませんけど・・爆)。
2022年05月14日
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