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おとなしくお家で良い音楽を♪
昨日は亡父の祥月命日のため朝の散歩はやめて、7時すぎより実家に向かっていました(午前3時に一度目覚めたので、そのときに散歩に行けないことはなかったけれど、睡眠優先です)。 今朝もちょっと睡眠を優先させたので、朝6時前の散歩スタート、8時前に自宅に戻ってくる直前より雨が降り始めたので、ちょうどうまい具合でした。 戻ってくる頃はパラパラっと降って、傘も不要な感じでしたけど、いまは結構しっかりと降ってますね。 梅雨ですものね。
ちょっと湿っぽくなった柔らかな空気を部屋に入れて聴くのは、オトマール・スィトナーさんがドレスデン国立歌劇場のシェフとなった1960年に録音された、スィトナー弱冠38歳のときのモーツァルト。
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モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
モーツァルト/セレナータ・ノットゥルナ K.239
モーツァルト/交響曲第29番 イ長調 K201 (*)
オトマール・スィトナー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
1960年11月9日、1960年6月6-9日(*) 録音
このところコレギウム・アウレウムやリンデ・コンソートなど穏健だけど古楽器による演奏を聴くことが多かったので、ひさしぶりのモダン楽器によるモーツァルトですが、こちらも美しい演奏ですね。 ちょっと遅めのテンポ、滋味あふれるドレスデンのオケの響きを堪能させて、心が和みます。
とくに交響曲第29番、このコンビによる最初の録音とのことですが、丁寧にじっくりと歌い上げているようですが、生命力もあって素晴らしいですね。 ちょっと間違えると噛んで含めるような教科書的な演奏になりかねないと思うのですけれど。 オケの特質と、若きスィトナーさんの才気がよく出た演奏ではないでしょうか。
スィトナーさん、クラシック音楽を聴き始めた中学生の頃より、NHK交響楽団を指揮しているTV映像をよく見ていたのですけれど、ちょっと頑固そうなドイツの先生といったイメージでしたよね。 こんなしなやかなモーツァルトを演奏されていたとは、後年になって驚いたものでした。
なおこれらは NAXOS MUSIC LIBRALY で聴くことができます。
セレナードは、こちら。 交響曲は、こちら です。
2021年06月13日
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