長かった梅雨が明けたのは、近畿では7月31日。 8月になったとたんに猛暑がやってきました。 8月の熱中症の死者は、新型コロナの死者をはるかに上回るハイペース、まさしく命に危険な暑さの8月でした。
さて母親が通うデイサービスでのコロナ陽性騒ぎ、こちらも収まるどころか、他の職員にも陽性者が出たとのことで、サービス利用者(母親)もPCR検査の対象となりました。
8月2日(日)午前、実家の玄関先まで検体を採取しに来たそうです(立ち合い不要でした)。 もし母親が陽性なら、当方も濃厚接触者としてPCR検査対象でしたが、結果は陰性。 職場に迷惑をかけることはなく、そちらもまた良かった・良かった。
しかしながら、このコロナ騒ぎのため、デイサービスの再開が3日から13日へと延び、その後更に延伸し、結局17日(月)からの再開となってしまいました。 この間、母親はどこに外出することもなく、家の中でTVを見ながらゴロゴロとしていたため、いくぶん足腰が弱ったようです。 それでもまだコロナにかからなかっただけマシだと考えましょう。
4・5月のコロナ第1波のときには、緊張感や恐怖感が先に立って気持ち的にアタフタしていましたけれど、今回の第2波ではそんな緊張感や恐怖感はどこか緩んでしまったようです。 けれども、あちらこちらで実際に感染した人の話題に触れるようになりました。 コロナはより身近になってきた感じです。 それでも漠然とした危機感は感じるものの、緊張感や恐怖感は薄れてしまったようで、ただ捉えどころのない気持ちが充満しているような感じ。 これは何なんでしょうね。 もう諦めなのかしら。
さて今年の夏季休暇は、8日(土)〜16日(日)。 働き方改革の影響より、以前では考えられなかった大型連休も当たり前のようにやってきましたが、前述のとおりデイサービスがなくなった影響で連日の実家通い。 午前中の早い時間にはご近所散歩、そして午後より実家通いを1日も欠かさず敢行。 お盆のため、仏壇への供物・供花などの支度もしましたが、平凡な毎日の繰り返しでしたね。 継続はチカラ? いえいえ単なる惰性です。
デイサービスのようやくの再開を受け、20(木)〜21日(金)を年次休暇とし、所用のため高知に行ってきました(本来は8月3〜5日を休暇として行く予定だったのですが)。 今回もまた高速バスでの移動。 この時期、いつもならば「青春18きっぷの旅」を満喫してましたが、高速バスの方が安心です。 何より人間との接触機会が極端に少ないですものね。 そして今回のバスは、高知市街を抜けて朝倉にある高知大学北口前で下車、帰路の乗車も旭町3丁目としました。 よって高知の市街地には一歩も足を踏み入れることなく、朝倉〜旭町3丁目界隈にあるマーケット、ドラッグストア、ホームセンターに出没しただけ。 所用と休養に充てました。
今回、高知でしか食べない(?)リュウキュウ(蓮芋の茎)とカツオの生節の炒め物を作り、高知産オクラもまた美味しくいただきました。 そしてここ1年間の懸案だった洗面台の詰まり、自力による思わぬ排水管工事(?)となってアタフタとしましたが、詰まりと水漏れが解消できて良かった・良かった(ホームセンターさまさま)。
先月、何でもかんでも新型コロナのせいしてはいけないかもしれませんが、いろいろなことをやらなくてもいいかぁ、と半分投げやりな気持ちも含み、どんどんとやる気が失せていくようです。 もう若くなくなっている、その証拠でしょうか。 と書きましたが、8月はそこに暑さも加わって、さらに音楽も読書も低調となりました。 惰性で生きているだけ??
読書は、井上ひさし「不忠臣蔵」、井上靖「風濤」の2冊のみ読了。 しかもともに難航。 前者は、討ち入りに参加しなかった人物の話が一人語りのような形式で延々とあり、少々長ったらしく感じて読書スピードが著しく低下。 ただし、書物の最後に年譜があって、それぞれの話と史実が結びつけてあったのには、単純に「へぇ〜」と思うとともに、井上ひさしの想像力の豊かさに感服しました。 後者は、元寇を高麗の側から見た物語ですが、格調高い文章ですけれども、途中に挟まれる漢字カナ混じりで書かれた文献の引用部分、迷子になった気分で何度も挫折。 引用部分は端折って読み進めてなんとか読了(といっていいか?)。 最後の50ページほどは弾みつけて読み切りましたけれど、300ページほどはもうヨタヨタでした。
音楽は、ステレオ部屋のエアコンが壊れているので稼働率が著しく低下。 夏季休暇中、午前中の早い時間のご近所散歩で愛用のメモリプレーヤで聴く程度でしたね。 コロナ騒ぎでアマオケの演奏会もありませんし。
とにかく8月は猛暑、命に危険な暑さでしたが、先にも書いたとおり夏季休暇中の午前中はご近所散歩、午後は実家通いとなり、連日20Kmほど歩いたので、先月よりも60Kmほど多い580Kmほど歩きましたね。 腰の状態はあまり気にならなくなりましたが、膝に違和感が出てきました。 ずいぶんと歩いてすり減ってきたかな、膝の軟骨。 コンドロイチンでも飲みますか(って絶対に飲まないけどね)。
アフターコロナ、ウィズコロナ・・・ そんなことどうでもいい感じ、世間のことにも自分のことにも興味はどんどんと薄れてゆくのに変わりなく、今月こそはアンパンマン・マーチでも歌って元気取り戻すかな。 なんのために生まれて 何をして生きるのか・・・
とにかく9月もアルコール燃料ですごします。
2020年09月01日
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