最近の記事

2020年05月09日

シュナイダーハン&ゼーマン、ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」

新型コロナで緊急事態宣言が出ていますので、せめてお家で良い音楽を♪

圧倒的な演奏を追いかけて「春の祭典」や「ペトルーシュカ」を何度も聴いていたら、次はバルトークかなぁ、と聴き始めましたけれど頭がくちゃぐちゃになりそうに。

方向性を180度変えて、これなどいかがでしょうか。 ヴォルフガング・シュナイダーハンとカール・ゼーマンによるベートーヴェンの「春」。 二十四節気では5日の子供の日が「立夏」だったので、季節は夏になってしまいましたけれど。

ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)はウィーン生まれ、元ウィーン・フィルのコンサートマスターも務めたヴァイオリニスト。 ウィーンというと、ポルタメントやヴィブラートを効かせた甘い演奏のように思われるかもしれませんが、シュナイダーハンは響きは艶やかではあるけれど、ヴィブラートを抑えた落ち着いた音色で、気品の高さが特徴です。

伴奏のカール・ゼーマン、シュナイダーハンの伴奏以外ではモノラル録音でモーツァルトのピアノ協奏曲のレコードも持っていますが、この方もとても落ち着いた実直な演奏をされる方ですね。

この両者がともに寄り添うように演奏されたヴァイオリン・ソナタ第5番「春」。 華美な装飾を廃し、作品そのものに語らせるような誠実な演奏ですが、繊細かつ質実とした健康的なロマンティックさを醸し出し、とてもチャーミングです。

P5052764
P5052764 posted by (C)fronte360

 ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 op.24「春」
 ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
 ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
  ヴォルフガング・シュナイダーハン(vn)
  カール・ゼーマン(p)
   録音:1959年5月13-15日 ウィーン、ブラームス・ザール


posted by fronte360 at 09:44| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。