コロナ禍、散歩していてもソーシャル・ディスタンスを気にしていたり、やはりとこか神経を擦り減らしているようです。
屈託のなく心をゆるせる音楽、こんな時はもちろんアナログ・レコードで、サブ・スピーカー(Technics SB-X1 )を使って聴くのは、南沙織さまで一番好きなアルバム「Hello! Cynthia(ハロー・シンシア)」。 1977年8月21日発売、通算17枚目のオリジナル・アルバム。
帯広での学生時代、当時すでに南沙織さまは引退・結婚されていましたけれども、帯広の中古レコード屋さんで捕獲したレコードの1枚です。 シングル・カットされた「街角のラブソング」もいいですが、しみじみと心に滲みるのはB面。 冒頭の「シングル・ルーム」、そしてシングルB面になった「青春(はる)の電車」から全部、一人で恋人を待つ心象風景が描かれています。
1975年発売の「人恋しくて」で田山雅充が作曲を担当してから、彼に鼻濁音を徹底的に指摘された効果もあって、歌唱力の幅もぐんと拡がりました。
そして「プロフィール」の中里綴さんの詩や、岡田富美子さんの詩による「シングル・ルーム」「愛ほのぼの」など作詞家の共感も得て、アイドルではなく22歳の等身大のシンガーとしての魅力が伝わってくる銘盤だと思っています。
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Side A
黄昏ドライブイン
作詞・作曲: つのだひろ 、編曲: 萩田光雄
バースデイ・トゥデイ
作詞・作曲:つのだひろ 、編曲: 萩田光雄
第三者
作詞: 中里綴 、作曲: 梅垣達志 、編曲: 萩田光雄
船乗りジミー
作詞・作曲: つのだひろ 、編曲: 萩田光雄
街角のラブソング
作詞・作曲: つのだひろ 、編曲: 萩田光雄
ピ・リ・オ・ド
作詞: 中里綴 、作曲: 梅垣達志 、編曲: 萩田光雄
Side B
シングル・ルーム
作詞: 岡田冨美子 、作曲: 梅垣達志 、編曲: 萩田光雄
青春の電車
作詞・作曲: つのだひろ 、編曲: 萩田光雄
はじめまして
作詞・作曲: つのだひろ 、編曲: 萩田光雄
秋がくるから淋しいのです
作詞: 岡田冨美子 、作曲: 梅垣達志 、編曲: 萩田光雄
プロフィール
作詞: 中里綴 、作曲: 梅垣達志 、編曲: 萩田光雄
愛ほのぼの
作詞: 岡田冨美子 、作曲: 梅垣達志 、編曲: 萩田光雄
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