2018年08月15日

高知散歩20180722_あかおか絵金まつり・勢州阿漕浦 平次住家

今年も「絵金まつり」に行ってきました。
4年連続ですが、いつ見ても惹き込まれるものがあります。

勢州阿漕浦 平次住家(せいしゅうあこぎがうら へいじすみか)

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P7221848 posted by (C)fronte360

 父の死後、平次は母と春姫(坂上田村麿の娘)を伴い、阿漕浦(現、三重県津市)に隠
れ住み、漁師として暮らしている。
 ある時庄屋の彦作が禁漁の浜で漁をした者の詮議に訪れる。「平治」と記した笠が現場に落ちていたため平次に疑いがかけられるが、彼は知らぬふりをして追い返す。しかしその様子を不審に思った春姫に問いただされ、母の難病を救いたい一心から、病に効くという戴帽魚(やがら)を捕りに禁漁の浜に網をかけたことを話す。
 そこへ平瓦治郎蔵と名乗る者が現れ、昨夜平次の網にかかった宝剣を奪おうとする。争いの末、平次は自分の正体とこれまでのいきさつを治郎蔵に告げる。治郎蔵は驚き、自分が実は平次の父の側近中川宇内であること、また養子に遣わされた神祇の太夫久方のもとより三種の神宝が奪われ、その神宝のうち海に沈んだ宝剣を取り戻して養父の難儀を救おうとしていたことを話す。この会話を聞いた平次の母はこれ以上生き長らえては息子たちに迷惑がかかると自刃する。
 やがて、平次を捕えに代官たちがやってくるが、平瓦治郎蔵が証拠の笠に書かれた「平治」とは自分のことと言い、その身代わりとなって捕えられ、平次は救われる。

絵金蔵「蔵通信」より https://www.ekingura.com/upimage/13457049240.pdf
posted by fronte360 at 08:45| Comment(0) | 18-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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