2018年02月11日

セル、モーツァルト/交響曲第40番、第39番

昨日は雨模様のなかハイキングに行ってきましたが、14時に一度自宅に戻り、
またから図書館や買い物ほか色々と出歩いて用事を済ませて20時半に帰宅。
なんと32,000歩ほど歩いました。 おかげで足腰のだるいことだるいこと・・・

どてっと座って足腰をいたわりながら今朝も音楽鑑賞。

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P2110032 posted by (C)fronte360

モーツァルト/交響曲第40番
モーツァルト/交響曲第39番
  ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団

今月はセル/クリーブランドで行きましょうか、と本当に久しぶりの音盤。
これがリリースされたのは中学生の時かな、FM放送で第40番を聴いて、
なんと冷たいモーツァルトやな、と思ったものでした。
セルは機械的で冷たい、そんなイメージのバイアスがかかっていました。

このレコードも後年、今は無き数寄屋橋ハンターで300円で捕獲したもので、
買ったころはまだそんなバイアスが残っていたように思いますが、
今こうして聴き返してみると、緻密なアンサンブルながらウィットにも富み、
これまで聴き逃していたフレーズの発見もあって、実に新鮮。

第40番の冒頭より凝縮されたアンサンブルが推進力を持って進んでゆき、
声高にならず時にふっと速度を落となど、とても格調高く演奏されています。
第2楽章も感情に溺れない美しさで引締めつつも怜悧にならないのですね。
そして第3楽章から終楽章の引き締まった演奏に従来より思っていたような
セルらしい精緻さで推進してゆくのがまた爽快でした。

第39番も先にも述べたように色々な発見があってモーツァルトのユーモア、
それを垣間見たような素敵な演奏でした。

posted by fronte360 at 08:17| Comment(0) | 18〜19-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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