2018年01月28日

ラウテンバッハー、ヴィヴァルディ/合奏協奏曲「四季」

昨日は「酒蔵みてある記」のハイキングでご近所散歩のあと、
いったん自宅に戻って昼寝をし、若草山の山焼きを見に出かけていたので、
27,000歩ほど歩いてました。 風もなく寒くなかったのが幸いでした。

さて今朝も早朝覚醒で5時より起きて極寒のなか洗濯物を干し
(あっという間に凍ってしまってますけど)、一息ついてステレオの前、
年始より続けているヴィヴァルディの「四季」の続きを聴いています。

説得力あるカラヤン、刺激的なマリナー、威力あるオーマンディ、
ロマンティックなコレギウム・アウレウムのあとは、原点回帰。

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P1289849 posted by (C)fronte360

スザンネ・ラウテンバッハー(vn)
  イエルク・フェルバー指揮 ヴュッテンベルク室内管弦楽団

同年代の方には懐かしい平凡社「ファブリ世界名曲集」
その第1巻でもある「ヴィヴァルディT」に収録されている「四季」
これが自身の初「四季」、中学2年生だったでしょう。

何の音楽的素養のない家庭でしたが、ラジオで聴く洋楽ポップスより端を発し
音楽に興味を持つようになって、この頃はクラシック音楽にも興味が拡がり、
月1,000円の小遣いより680円をはたいて迷いに迷って購入した、
そんなことが昨日のことのようです。

真空管式のポータブル電蓄で繰り返し聴いていたので盤面に痛みがありますが
とてもしっかりとした録音、分離もよく低域も程よく鳴っています。
こんなにいい録音だとはちょっと意外でした。

肝心の演奏はやや律儀な感じもする独逸的なヴィヴァルディですけれど、
ラウテンバッハーのソロがやや小ぶりで清潔、嫌味のない響きが良い感じです。
オケとも協調しての一体感でまさしく合奏協奏曲。

冬の第2楽章、ややテンポを落として歌わせてみたり、
第3楽章冒頭の柔らかな響きで琴線をそっと撫でるようでもありますが、
過ぎない節度で心地よく聴けます。

posted by fronte360 at 07:35| Comment(0) | 18〜19-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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