あちらこちらと3回も外出して歩き、20,000歩超となりました。
さて年始より続けている「四季」はシリーズ化しそうな勢いとなって、
説得力あるカラヤン、刺激的なマリナーの続きは、これにしました。

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ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
アンシェル・ブラシロウ(vn)
このレコードは御茶ノ水ディスクユニオンでの捕獲品(100円)、
「オーマンディ音の饗演1300シリーズ」の1枚(vol.47)です。
オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の洗練された精緻なアンサンブル。
独奏はコンサートマスターのアンシェル・ブラシロウ、独奏と伴奏が一体となり
清々しくまた優美、心地よい「四季」となっています。
マリピエロ編曲と書かれていて、編曲の特徴などは知る由もありませんけれど、
弦楽アンサンブルでの演奏なので違和感はありません。
それよりもフィラデルフィアサウンドのパワーに時々ハッとさせられます。
大きな編成ながらよく揃った合奏からバロック音楽らしいすっきりした味わい、
妙味も感じられますし、また冬の第1・3楽章での堂々とした終わり方など、
大編成の威力を発揮して全曲を締め括って唸らせます。
何度も書きますが、オーマンディのフィラデルフィアサウンドはムード音楽、
そんなイメージを長く持っていましたが、その実力を再認識させらます。