体重がリミットの70Kgの限界まできてしまいました。
今日はハイキングもあるけれど、健脚向けの峠越えコース・・・
図書館に本も入ったし、逡巡しながら早朝よりステレオの前に陣取ってます。
意外と説得力のあるカラヤンの「四季」を聴いたので、刺激的な「四季」です。

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ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団
アラン・ラヴディ(vn)
サイモン・プレストン(hpsi,org)
このレコードも今は無き数寄屋橋ハンターで捕獲したもの。
カラヤンは100円、このレコードは300円。 ともにダブル・ジャケット仕様。
解説が豪華なのが嬉しいですね。
吉田秀和の「アカデミーの<四季>をめぐって」、譜例付きで浅妻文樹の
「バロック音楽の装飾演奏について −このレコードを楽しく鑑賞するために−」
にて、いかにマリナーの「四季」が刺激的であるかが述べられてます。
音楽は春の第1楽章から音が跳ね回りフレーズの終わりにコブシが回る、
ちょっと度肝を抜かれるような装飾が施されてますが、ゲテモノ趣味に陥らず、
これもまたいいんじゃない、などと思わせるとことが演奏の妙でしょう。
冬の第1楽章、チェロが刻む響きが冬の寒さをしんしんと感じさせ、
第2楽章はチェンバロではなくパイプオルガンを使って暖炉の暖かさでしょう、
なかなか凝っています。 終楽章のコーダもオルガンの響きがかぶってます。
躍動感に満ちて全編とても楽しく聴いてしまいました。