2018年01月13日

待兼交響楽団 第31回定期演奏会

日時:2018年1月8日(月・祝) 14:00開演
場所:川西市みつなかホール

曲目:シューマン/交響曲第4番
   チャイコフスキー/交響曲第1番
(アンコール)チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」第1幕第2場「ワルツ」

指揮:高 昌帥

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本年最初の演奏会、好きな曲2曲での公演を楽しませていただきました。 このオケの演奏会は今回で4回目ですが、高 昌帥さんとの演奏会は初めて。 このオケらしいエネルギッシュな演奏を楽しみました。

オケの弦楽器編成は 8-8-6-6-4 での通常配置、この小規模な編成より強靭な一撃と粘り強い響きで始まったシューマンの交響曲第4番。 明るめの響きながら重層的なシューマンの世界を見事に描きだしていました。 小編成による纏まりの良さの威力でしょう、木管楽器の響きや中音弦の響きもよく聴き取れて勉強になりました。 当然のことながら4つの楽章を続けての演奏。 緊張感が持続されての終楽章への移行から、躍動感あふれるリズム、緩急つけた大きな音楽としていたのが印象に残りました。

作曲家であり指揮もされる高 昌帥さん、作曲家らしい明晰な曲の展開が特長ですね。 決して興に乗って勢いに任せることなど皆無。 テンポをぐっと落としたかと思えば、快速で飛ばしたり、メリハリをつけで曲を進めてゆきますが、実に淡々とした指揮でオケをリードしていました。

オケはそんな指揮者にリードされ、各パートもよく纏まって元気いっぱい。 多少の荒さも感じるのはご愛嬌でしょう。 もうちょっと潤いが欲しいな、というのはこの規模では贅沢。 とにかく生気ある音楽が展開してゆきました。 個人的には冒頭に書いたとおりシューマンの演奏が好みかな。

チャイコフスキーの交響曲第1番も好きな曲です(余談ですが、第4番から始まる後期交響曲は忌避気味ですが、初期の3曲はいずれもお気に入り)。 ここではチャイコフスキーらしい歌謡性を前面に出した演奏として、オケの各ソロも奮闘して聴き応えありました。 第2楽章のオーボエやホルンも朗朗としていてよかったけれど、中間の楽章では全体的にケレン味のないちょっとストイックな演奏にされていたのかな、単調になっていたかもしれません。 たんに当方の集中力が続かなかっただけかも(すみません)。

いずれにしても、小編成ながら時に叩きつけるようなパワフルな演奏としながらも、高 昌帥さんの細部まで目を行き届かせた指揮でメリハリをつけていたのが印象的でした。 皆さんお疲れさまでした。


posted by fronte360 at 07:11| Comment(0) | 18-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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