2017年10月29日

カラヤン、ブルックナー/交響曲第5番

台風も迫ってきているので雨戸を閉め、防音効果を期待して、
ステレオのヴォリュームを上げた音楽鑑賞を、と大曲を出しました。

PA298476
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ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調(原典版)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

磨きぬかれた美しさとパワフルさを兼ね備えたカラヤンらしいブルックナー。
管楽器の音量が上っても艶やかな響きに更に潤いが増すみたいですし、
何より地鳴りのような響きで押してくるパワーに圧倒されます。

1976年12月6〜11日録音、1980年代になるとカラヤンは流麗さを増しますが、
この時代はまだゲルマン的な骨太さが残っていて、両者が見事にマッチングし、
聴き応えのある演奏として構成されていて、判りやすくもありますね。
この判りやすさがブルックナー狂徒の方には受け入れられないのでしょうけど。

元よりブルックナーの良い聴き手ではない当方にとっては、
LPレコード盤2枚・4面をひっくり返して新たな楽章へと進みますと、
新たな気持ちで曲に立ち向かったようで、CDで一気呵成に聴く時よりも、
曲への理解もより進んだような気もしました。

レコートはいいですね。

posted by fronte360 at 10:17| Comment(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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