昨日はひさしぶりにのんびりとした一日でしたが、一日の締めが良くなかった。
睡眠不足で気怠い朝ですが、今日は指を手術した病院に行って定期メンテ。
昼からはまたヤボ用で大和郡山に行かねばなりません。
湿度の高い朝に、水もしたたるような艶やかな美音はどうかな、と・・・

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モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
モーツァルト/ロンド ハ長調 K.373
モーツァルト/アダージョ ホ長調 K.261
モーツァルト/ロンド 変ロ長調 K.269
ヨゼフ・スーク(vn)、 プラハ室内管弦楽団
チェコが生んだ巨匠ヨゼフ・スーク、2011年に鬼籍に入られましたが、
その彼が40代半ばで完成させたモーツァルトの協奏曲全集より、第4番。
軽やかな語り口の協奏曲です。
スークはドヴォルザークの曾孫であり、父も祖父もヴァイオリン奏者・作曲家、
ボヘミア・ヴァイオリン楽派の継承者で、美しい音色と気品ある響きが魅力的。
使っている楽器ストラディバリウスでの魅力もあるでしょうね。
いわずと知れた美音を堪能しました。
伴奏を務めるプラハ室内管弦楽団もいいですね。
瑞々しく軽やかで流麗、スークのソロと良くマッチして引き立てつつも
一つになって作品を仕上げているのは気心しれた風土によるものでしょうか。
ロンド、アダージョという小品にその魅力がにじみ出ているようです。