今年の元日は6年ぶりに奈良の自宅で迎えました。
早朝より東大寺大仏殿に初詣に赴いたのち、大阪の実家にて新年のご挨拶。
ひとしきり飲んで食ってうたた寝した後、ご近所散歩で腹ごなし。
氏子である玉造稲荷神社はお参りの人で長蛇の列、
東側の参道より境内に入りました。 秀頼公の後ろには難波・玉造資料館

P1015536 posted by (C)fronte360
神社の創祀2000年祭の記念事業として昭和61年(1986年)秋に開館。
「玉造」という地名は、勾玉を作っていた玉作部の住居地であったから。
この資料館、拝観する場合は1週間前迄に連絡しないといけなくて・・・
まだ一度も中に入ったことがないんですね。

P1015545 posted by (C)fronte360
「上方漫才の父」とも言われる漫才作家の秋田實は玉造生まれです。
かつては境内に舞台があり、安政4年(1857年)に幕府から公許を得て、
大坂で演芸が出来る9社の一つだったそうですね。
明治13年(1880年)に再建され「奉納演芸」を行っていたことより、
玉造には芸人も住んでいて、幼少の秋田實はそんな環境の中で育ったようです。

P1015546 posted by (C)fronte360
笑いを大切に。 怒ってよくなるものは 猫の背中の曲線だけ

P1015544 posted by (C)fronte360
そろそろ次へと行きましょうか。 また東側の参道より出ます。

P1015526 posted by (C)fronte360
子ども頃には小屋が建っていたんですけどね、更地にして畑にして
「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」を作っています。
大坂城の玉造門が黒塗りの門であった事から、この門を別名黒門と呼んでいて、
江戸時代この黒門付近で作られていた瓜なんだそうです。