夜明け前より重厚な音楽を聴いたので、柔和な音楽で夜明けを迎えましょう。
遠山慶子さんのピアノ、ウィーン弦楽四重奏団のメンバーによるモーツァルト、
ピアノ四重奏曲です。
P1225926 posted by (C)fronte360
モーツァルト/ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
モーツァルト/ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
遠山慶子(p,ベーゼンドルファー)
ウェルナー・ヒンク(vn)
クラウス・パイシュタイナー(va)
ラインハルト・レップ(vc)
第1番第1楽章はト短調、モーツァルトのト短調というと交響曲第40番ですが、
ここでは切迫感よりも息の合った人たちによるドラマティックな音楽のよう。
それも変ロ長調の第2楽章、第3楽章はト長調となってまさに夜明けですね。
気品あるアンサンブル、丁々発止の先のフランクとは真逆で寄り添って語り合う、
そんな感じでしょうか。 骨の髄までモーツァルトがしみ込んだウィーンの連中と
コルトーに師事された遠山慶子さん、ともに柔らかな音色が魅力的ですね。
1982年5月ウィーン録音、1987年カメラータ・トウキョウ創立10周年特別企画盤、
東京単身赴任時代の2009年1月秋葉原の中古オーディオ店清進商会にて捕獲。
この頃買ったサンスイのアンプ(AU-D707F)は壊れて修理待ちのまま・・・
とにかく今日も奈良は明るい日差しが届いていますが、天気は下り坂となるみたい。
北国ではまた大雪になるそうで大変ですね。 帯広時代を思い出します。
貴重な休日、ようやく静かな朝の気分となってきました。
2017年01月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック