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2016年12月24日

第23回「天理の第九」演奏会

日時:2016年12月18日(日) 14:00開演(13:15開場)
場所:天理市民会館やまのべホール

曲目:◆第1部◆
    J.ラター/マニフィカートより
     3. Quia fecit mihi magna
     6. Esurientes
     7. Gloria Patri
      指揮:河崎 聡(天理第九合唱団常任指揮者)
      独唱:内藤里美(S)
      演奏:天理シティーオーケストラ、天理第九合唱団
   ◆第2部◆
    ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱つき」
      指揮:安野英之
      独唱:内藤里美(S)、大賀真理子(A)、松本薫平(T)、鳥山浩詩(Br)
      演奏:天理第九管弦楽団、天理第九合唱団、
         奈良県立二階堂高等学校コーラス部
   (アンコール)蛍の光

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力強く深い響きによる第九での合唱、昨年より加わった奈良県立二階堂高校コーラス部の方々の威力でしょうね、今年もパワー一辺倒ではない素晴しい合唱を堪能しました。

オーケストラもまた、気心知れた安野英之さんの指揮のもと、コンパクトながら強靭な響きには艶も感じさせて素晴らしかった。 とくにピッコロ、第4楽章で行進曲となって吹いていたときから艶やかで良いなぁ、と思っていましたけれど、フィナーレが見事。 力いっぱい吹いて甲高くつんざくような響きになることが多いのですけれど、ここもまた艶やかな響きで彩られた響きに酔いました。 金管楽器の響きもまた同様で、上質な音楽であったことの証左、感動的なフィナーレでした。

そして今年も独唱者の方々の皆さん、粒がそろって声が良く出て良かったですね。 力強いバリトンによって歌い出し、美声でしたね。 そしてここにオーボエが見事なオブリガートで絡んできたから気分はもうここから絶好調。 松本薫平さんに交代したテノールも声量があって堂々とオケと渡り合っていました。

合唱、オケ、独唱が立体的に響きあって素晴らしい第九の演奏を堪能しました。

またこれに先立って演奏された、J.ラターのマニフィカート。 勢いつけて飛び出した冒頭こそ勢いつきすぎてこなれていなかったものの、2曲目より美しい内藤里美さんのソプラノ独唱、3曲目でのアーメン・コーラスでの明るい合唱の響きを楽しみました。
ただし第九の前プロに合唱曲は聴き手としてもちょっと体力が必要な感じ。 ベートーヴェンの序曲などでも良かったんじゃないないか、というのは同行した方のご意見でした。 確かに・・・

とにかく、終わり良ければ総て良し。 今年も緑色のルミカライトを振りながら蛍の光を歌ってのお開き。 今年も大いに満足、大いに楽しませていただき、会場を後にすることができました。
今年も素晴らしい演奏会にお招きいただき、有難うございました。

posted by fronte360 at 10:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 16-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
天理の第九聴きに来られたのですね。私は、その日は、ご紹介戴いた「草津チェンバークリスマスコンサート」の練習があり、前日の公開リハを拝聴しました。前日でも、もうかなり仕上がっている感じでした。ラターの合唱曲については、草津でもラターを合唱と演奏したので、興味を持っていきましたが、第九と違って、やり慣れていないせいか浅薄な印象でした。枚方フィルの御感想も拝見しました。私も同席していたはずなのですが、安田様の耳の良さと記憶力には、感服いたしました。個人的には,交野フィルに隣接する枚方フィルには、目標とするべく、もっと完成度を高めて欲しいと、毎回思うのですが、安田様の音楽評は、良いところを伸ばしてゆけば良いという、暖かさを感じます。今年一年、御世話になりました、来年こそはお会いできるとの願いを込めて、良いお年を。
Posted by gaku at 2016年12月29日 21:02
gakuさん、いつもコメントありがとうございます。
当方、音楽教育は中学校の義務教育までで楽器もできずスコアなど読めませんので、演奏の批評などできる立場にはありません。また演奏される立場としてはgakuさんのように向上心を持たれて聴くことはとても良いことだと思っています。でも聴くことのみの当方にとっては良いところ聴くことで演奏を楽しんでおります。 そして忘れないようにメモしながら演奏を聴いて感想文を残しています。 批評するスキルのない感想文です。 仮にどこでミスしたとかを指摘できたとしても、たぶん失敗した本人が一番よく判っていると思うので、だったらお前演ってみろ、と言われたらもうぐぅの音も出ません。 基本的に良いなぁと思った部分のみ書き残すのが精一杯で、それでまた頑張って良い演奏を聴かせていただけたらこちらも幸いなのですね。
こちらこそお世話になりました。 よいお年をお迎えください。
いずれお会いできることもあるでしょうが、そのときはよろしくお願い致します。
Posted by 安田裕隆 at 2016年12月30日 08:02
明けましておめでとうございます。安田様のご返答に得心いたしました。本年もよろしくお願いいたします。4月には、ここで宣伝は頂いているものの、ホームページも無い謎のオケ「ツヴァイ」に初出演の予定です。
Posted by gaku at 2017年01月02日 11:46
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