今年3月、キース・エマーソンがピストル自殺したけれど、
今度は、グレック・レイクが癌で鬼籍に入ったことを知りました。
高校生時代がどんどんと遠くなってゆくような気分・・・
追悼として3枚組LP「レディース・アンド・ジェントルメン」を聴いています。
高校生の時には買えなくてラジカセでエアチェックしたカセットでしたけれど・・・
PC105475 posted by (C)fronte360
1973/4年のワールド・ツアーのライブ録音であるこのレコードには、
「展覧会の絵」を除くそれまでに出した4枚のアルバムよりセレクトされた曲が
どれもテンション高く詰まっていることですね。
(「少し飛ばし過ぎやけどな」と言ったのは、M高校同級生の盟友N氏でした)
彼らの最高傑作アルバムは「タルカス」だと思うけれど、
ここでもタルカス全曲がテンション高く収録されていることもありますが、
「ピアノ・インプロヴィゼイション」や「ジェレミー・ベンダー〜シェリフ」など
ライブ特有のメドレーもあって、高校生だった当方の心は奪われておりました。
「展覧会の絵」が出た当時、ムソルグスキーの本家よりもカッコ良い・・
そう信じていましたけれど、この年齢になって聴くと稚拙な面も感じてしまいます。
でもこの「レディース・アンド・ジェントルメン」のテンションの高さはまた格別。
ああっ、高校生時代にタイム・スリップして興奮させてくれました。
ご両名の冥福をお祈りいたします。
2016年12月10日
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