昼前にいったん帰宅、燃料補給してからご近所の大和文華館に行ってきました。
近鉄沿線・無料開放デー、今は特別展「呉越國」(入館料930円)となります。

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呉越国は907-978年、現在の中国浙江省杭州市を中心とした領土を納めた国。
唐が滅んで北宋までの間、5代にわたった王権は仏教を守護し栄えたそうです。
その呉越国に焦点をあてる日本で初めての展覧会でした。
学芸員さんの並々ならぬ研究と智慧を動員され、展示スペースは小さいながらも
見応えのある展覧会でした。

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展覧会を鑑賞したあと、美術館の建物をぐるっと一周することに・・・
あじさいの小径、と書いてあったかな、6月は綺麗なんでしょうね。

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美術館のちょうど裏側
展示スペースからは展示内容の中央あたりにある休憩スペースの外にバルコニー
これを見上げますが・・・ここから見えるのは、池。

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蛙股池(かえるまたいけ)です。

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日本書紀に推古天皇の時代(607年頃)に作られた4つのため池の一つ「菅原池」、
これが蛙股池で、現存する日本最古のため池と呼ばれています。
美術館の中だともっと見えるのですけどね。
ぐるっと回って、入場門を出たところにある美術研究所・文華ホール

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辰野金吾が設計した奈良ホテル・ラウンジの一部が移築されたものです。
この日は敷地内にある神社で何かのイベントがあったようで、
関係者の方が中に入っておられました。

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さて、次は奈良市街に移動して正倉院展を鑑賞することしました。
芸術の秋を満喫します。