2016年03月06日

16世紀イギリス・イタリアのポリフォニー合唱名曲集・わがため息むなし

昨日5日は、二十四節気の「啓蟄」
土の中に眠っていた虫などが出てくる頃、それに相応しい陽気でしたね。
その陽気もあってか昨夜はステレオ部屋で転寝、毛布をかぶって朝を迎えました。

ちょっと気だるくもありますが、そのままステレオ部屋で音楽鑑賞。
ケルビーニのレクイエムなど聴いていましたが、3年前、2013年2月23日
高知で捕獲した合唱のレコードがなかなかいいですね。

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16世紀イギリス・イタリアのポリフォニー合唱名曲集・わがため息むなし

トーマス・タリス/汝にのみ希望を
ウィリアム・バード/陽気で楽しい五月
ジョン・ダウランド/急ぐのをやめて
トーマス・モーリー/火事だ!火事だ!
モンテヴェルディ/セスティーナ「愛する女の墓に流す恋人の涙」
モンテヴェルディ/マドリガル第12番「波はささやく」
ジェズアルト/わがため息むなし
ガストルディ/勝利の愛

 エリック・エリクソン指揮
   ストックホルム室内合唱団
   ストックホルム放送合唱団

A面がイギリス、B面がイタリアという構成になってますが、
まずA面1曲目の「汝にのみ希望を」がすごい、通奏低音のオルガンを伴って、
40声部、5声部の合唱グループが8つで歌い上げています。

これに比するではないでしょうが、B面1曲目「愛する女の墓に流す恋人の涙」
6部からなる長大なマドリガーレとなっています。

A面最後の「火事だ!火事だ!」は、心に火がついた誰か助けて・・・
そんな少々滑稽な踊り歌で、B面最後の「勝利の愛」も軽妙な歌ですね。
ともに Falala と陽気に笑うフレーズまで付いてます。

表題の「わがため息むなし」、わがため息がその原因である彼女の処に飛び、
彼女を苦しめ、願わくば慈悲深くなって、苦い涙を陽気な歌にしておくれ・・・
そんな内容のちょっと劇的な歌ですね。

作者のジェズアルトは貴族でアマチュアの作曲家、
浮気をした美人の妻とその相手を殺害するという悲劇的な経験の持ち主とのこと。

オーケストラ付きの大規模合唱曲、オルフのカルミナ・ブラーナとか、
そんなのが好きでしたが、合唱団のみによる曲もまた面白いものですね。

posted by fronte360 at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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