先週は残業をした日が1日あって22時前の帰宅となり疲れた週でした。
かつては月に100時間超はザラで、最高で250時間の残業を2ヶ月連続・・・
そんな今では考えられない仕事をこなしていましたけれど、昔話。
今週末は演奏会もないのでゆるりと過ごします。
2011年末レコファン渋谷BEAM店より救出した10枚のファブリ世界名曲集より
ヘンデルの巻を取り出してきました。
P2062821 posted by (C)fronte360
ヘンデル/組曲「水上の音楽」
リヒャルト・シュルツ指揮 テレマン協会管弦楽団
ヘンデル/ハープ協奏曲 作品4-6
ルチアーノ・ロサーダ指揮 ミラノ・アンジェリクム室内管弦楽団
ヘンデル/ラルゴ「懐かしい木陰」 歌劇「クセルクセス」より
アルマンド・ガットー指揮 ミラノ・アンジェリクム室内管弦楽団
まず表紙が面白いですね。 ヘンデルの風刺画となっています。
豚の顔をした足の太いヘンデルが酒樽に腰掛けオルガンを弾いており、
周囲の酒瓶や鳥は彼が大食漢を示し、ポケットからレストランの請求書・・・
1730年代のロンドンで評判になったものだそうです。
「水上の音楽」はハーティー版、小編成オケでなんとなくユルい感じながら
親しみやすい演奏となっていますね。
今や当たり前になった古楽器演奏かと疑いましたが、現代楽器のようです。
それでいて古い録音ながら四角四面な演奏としていないのが良い感じ。
ハープ協奏曲はソリストの名前がありません。
こちらの演奏の方がしっかりとして、スッキリとした爽やかな開始、
落ち着いた第2楽章など聴き応えがありますね。
元々はオルガン協奏曲だったそうです。
ラルゴは、オンブラ・マイ・フと言うほうが通りが良いのですが、
こちらも独唱者(ソプラノ歌手)の名前がありませんけれど、
しっとりとして落ち着いた歌唱がなかなか良いですね。
ファブリ世界名曲集、25cmのLP付き雑誌。
バッハとヘンデルを対照させた記事(角倉一朗)も今更ながらの発見もあり
興味深いものです。
2016年02月06日
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