2015年09月27日

STANTON 500-II、シュッツ/ヨハネ受難曲、バッハ/農民カンタータ

高知で捕獲した新カートリッジ、スタントン 500-II 運転・確認中です。

昨夜も色々とレコード盤をとっかえひっかえしてましたが、
意外と合唱曲に向くような気がしましたので、今朝はシュッツのヨハネ受難曲。

P9271794
P9271794 posted by (C)fronte360

 シュッツ/ヨハネ受難曲 SWV481
  ヨハネス・ヘフリン(T)
  ヤーコプ・シュテンプフリ(B)
  ロルフ・ベソー(T)
  ヴィルヘルム・エーマン指揮ヴェストファーレン聖歌隊

広音域を繊細に鳴らすタイプではなく、中低域に腰の座ったサウンドが特徴的。
新しいこともあって中低域にはスピード感も感じられ、合唱の分離もくっきり。

続いてバッハの農民カンタータ

P9271795
P9271795 posted by (C)fronte360

 J.S.バッハ/農民カンタータ
  ローズマリー・ホフマン(S)
  グレゴリー・ラインハルト(B)
  リンデ・コンソート

ハープシコードは控えめになって、中低弦が際立つ腰の強い音楽となります。
独唱の残響、空気感が漂って聴こえてなかなか綺麗です。
古楽器特有の微妙な節回しもよく感じられますね。

P9271797
P9271797 posted by (C)fronte360

針圧を 4.5g かけ、安定感よく進んでいます。
針圧をたっぷりとかけて、今ではDJ用、スクラッチ用と呼ばれていますが、
かつては「放送局用」などと呼ばれたものです。

そして、スタントンのカートリッジは放送局用より民生化された歴史を持ちます。
STANTON 500シリーズ、知る限り1970年代後半から作られておりますので、
この STANTON 500-II もその歴史を踏襲しているものと想像します。

広帯域をカバーするのではなく中低域重視で安定感抜群。
ドンシャリな目だったサウンド造りではなく、かなり素直な音造りですよ。



posted by fronte360 at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック