昨夜も色々とレコード盤をとっかえひっかえしてましたが、
意外と合唱曲に向くような気がしましたので、今朝はシュッツのヨハネ受難曲。

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シュッツ/ヨハネ受難曲 SWV481
ヨハネス・ヘフリン(T)
ヤーコプ・シュテンプフリ(B)
ロルフ・ベソー(T)
ヴィルヘルム・エーマン指揮ヴェストファーレン聖歌隊
広音域を繊細に鳴らすタイプではなく、中低域に腰の座ったサウンドが特徴的。
新しいこともあって中低域にはスピード感も感じられ、合唱の分離もくっきり。
続いてバッハの農民カンタータ

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J.S.バッハ/農民カンタータ
ローズマリー・ホフマン(S)
グレゴリー・ラインハルト(B)
リンデ・コンソート
ハープシコードは控えめになって、中低弦が際立つ腰の強い音楽となります。
独唱の残響、空気感が漂って聴こえてなかなか綺麗です。
古楽器特有の微妙な節回しもよく感じられますね。

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針圧を 4.5g かけ、安定感よく進んでいます。
針圧をたっぷりとかけて、今ではDJ用、スクラッチ用と呼ばれていますが、
かつては「放送局用」などと呼ばれたものです。
そして、スタントンのカートリッジは放送局用より民生化された歴史を持ちます。
STANTON 500シリーズ、知る限り1970年代後半から作られておりますので、
この STANTON 500-II もその歴史を踏襲しているものと想像します。
広帯域をカバーするのではなく中低域重視で安定感抜群。
ドンシャリな目だったサウンド造りではなく、かなり素直な音造りですよ。