2015年08月25日

ケンペ、ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」

朝TVを見て、台風がもう九州にまで来ていたのか・・・と驚きました。

それだけ浮世離れした独身生活なのでしょうね。
今宵は日本酒ではなく、安売りされていたホワイト・ホースを買ってきたので、
原液(ストレート)をチビチビと舐めながらのレコード鑑賞です。

P8251403
P8251403 posted by (C)fronte360

ブルックナー/交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
  ルドルフ・ケンペ指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

PILZ のCDも持っていますが、ACCANTA とはいえレコードの方が音が良くて、
演奏にのめり込むことが出来て、堅牢なブルックナーを楽しんでいます。
金管の咆哮など飾らない素朴さ無骨さなどドイツらしい感じですし、
淡々として流れてゆく第2楽章もいいですね。

そして終楽章、冒頭のティムパニの音などキレの欲しかったところですが、
全般的に押しの強いサウンドで迫力充分。
分析的でなく、音楽の自然な流れ、それが全体を支配しています。
現代のブルックナー演奏とは違ってひと昔前、オペラ的な演奏かもしれません。

ステレオのヴォリュームを上げて聴きたいので、窓を締め切りましたけど、
冷房を入れなくても良くなった・・・これはもう、芸術の秋、到来ですね。



posted by fronte360 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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