2015年08月22日

バックハウス、ブラームス/ピアノ協奏曲第2番(旧録音)

気ままな昼下がりの鑑賞タイム。
適当にジャケットを見て間違ったのですが、選びたかったのはこちら・・・
同じデザイン、タイトルのみ違うので、間違っても当然かも。

P8221403
P8221403 posted by (C)fronte360

ブラームス/ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調

  ウィルヘルム・バックハウス(p)
  カール・シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

先のベームとの第1番が1953年6月録音、こちらは先立つ1952年5月録音ながら
こちらの方がやや音色が華やかであるような気もしますが、曲調のせいかしら。
第3楽章のチェロの独奏もしみじみとしながらも滋味を感じます。

情熱的な第1楽章から終楽章まで、明晰なシューリヒトのよる演奏が素晴しい。
バックハウスも切れ味よく掛け合って、情熱的ながら爽快感も感じる名演ですね。
第1番の作曲から20年を経て、ヴァイオリン協奏曲や交響曲も2曲書き上げ、
円熟期にあったブラームスの筆致にもよるところ大でしょう。

一気に両面を聴いてしまいました。
カートリッジ Pickering V-15 micro IV にもまたよく合っている感じでしたが、
ちょっと好奇心が湧いてきたので、カートリッジを国産のに換装しました。

Audio-technica AT150Ea/G 、さすがに見晴らしが良くなりました。
高音弦の伸びが断然違いますね。 でも録音の古さも感じさせるようでもあり、
ちょっとフラつく感じなのはプレーヤーの性能もあるでしょうか。

ピアノの強い打鍵がくっきりと描き出て、かつバックハウスの気迫も十二分で、
さすがに国産、分解能は見事ですわ。


posted by fronte360 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック