気ままな昼下がりの鑑賞タイム。
適当にジャケットを見て間違ったのですが、選びたかったのはこちら・・・
同じデザイン、タイトルのみ違うので、間違っても当然かも。
P8221403 posted by (C)fronte360
ブラームス/ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
ウィルヘルム・バックハウス(p)
カール・シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
先のベームとの第1番が1953年6月録音、こちらは先立つ1952年5月録音ながら
こちらの方がやや音色が華やかであるような気もしますが、曲調のせいかしら。
第3楽章のチェロの独奏もしみじみとしながらも滋味を感じます。
情熱的な第1楽章から終楽章まで、明晰なシューリヒトのよる演奏が素晴しい。
バックハウスも切れ味よく掛け合って、情熱的ながら爽快感も感じる名演ですね。
第1番の作曲から20年を経て、ヴァイオリン協奏曲や交響曲も2曲書き上げ、
円熟期にあったブラームスの筆致にもよるところ大でしょう。
一気に両面を聴いてしまいました。
カートリッジ Pickering V-15 micro IV にもまたよく合っている感じでしたが、
ちょっと好奇心が湧いてきたので、カートリッジを国産のに換装しました。
Audio-technica AT150Ea/G 、さすがに見晴らしが良くなりました。
高音弦の伸びが断然違いますね。 でも録音の古さも感じさせるようでもあり、
ちょっとフラつく感じなのはプレーヤーの性能もあるでしょうか。
ピアノの強い打鍵がくっきりと描き出て、かつバックハウスの気迫も十二分で、
さすがに国産、分解能は見事ですわ。
2015年08月22日
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