2015年03月27日

大阪散歩20150315_泉殿宮(いづどのぐう)

3月15日、検定試験のために午前中は大阪学院大学に行ってきました。
試験後、JR線沿いにJR吹田駅に到着したので、阪急吹田駅を目指します。

片山神社を訪問後、お隣の旭神社を辞去し、阪急の線路を潜る手前にまた神社。
大きな看板に泉殿宮(いづどのぐう)と書かれていますね。

P3150120
P3150120 posted by (C)fronte360

ここは裏門(?)みたいですね。 ちょっと逡巡しながら境内に入りますと・・・

P3150121
P3150121 posted by (C)fronte360

本殿脇に柱が立っていて、説明板があります。
日本万国博覧会会場建設工事  立柱祭 元柱」だそうです。

P3150122
P3150122 posted by (C)fronte360

日本万国博覧会は「人類の進歩と調和」をテーマに、昭和45年千里丘陵において開催され、183日の会期中に6400万人を超える観客を迎え、盛況のうちに終了した。
会場の建設に先立ち、昭和42年3月15日に大地鎮めの神事による起工式が行われ、翌、昭和43年3月15日には、標記の立柱祭が古式ゆかしく荘重に斎行され、各施設や展示館のスタートを飾った。
当日、祭儀に使用された元柱(木曽五十年杉)は、宮司が斎主を勤めた「泉殿宮」の境内に奉建し、会期中当宮において日本万国博の無事成功を祈念してきた。
万博30周年に当たり、日本万国博が掲げた科学の進歩と人間尊重の精神が、今後とも永く人々に受け伝えられることを願うものである。
     平成12年6月 日本万国博覧会記念協会・泉殿宮(いづどのぐう)


P3150124
P3150124 posted by (C)fronte360

ほほう・・・と思って、正門(?)に回り、ここから入り直しました。
御祭神は、宇迦之御魂大神・建速須佐之男大神・住吉大神・春日大神

P3150126
P3150126 posted by (C)fronte360

古来は宇迦之御魂大神のみを祀っていたそうですが、
貞観11年(869年)、長く旱魃に見舞われた際、播磨の広峯神社より
王城守護神として祇園八坂神社の御祭神として迎えられる「建速須佐之男大神」
の神輿が立ち寄ったので、降雨を祈ったところ、たちどころに驟雨となり
旱害から救われた・・・と伝えられているようです。

P3150130
P3150130 posted by (C)fronte360

P3150131
P3150131 posted by (C)fronte360

またこの時、境内に清水が湧出したとされ、
明治22年(1889年)、この清水がミュンヘンで「ビール醸造に最適」と評価され、
大阪麦酒(現アサヒビール)がこの地に向上を建設した逸話もあるとのこと。

P3150137
P3150137 posted by (C)fronte360

本殿脇の「泉殿霊泉」
宅地化などで湧水は昭和30年代に枯渇したようです。

P3150138
P3150138 posted by (C)fronte360

泉の如く「力」湧き出る 厄を追い払い運を開く
霊験あらたかな神社であるようですね。

P3150134
P3150134 posted by (C)fronte360

posted by fronte360 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック