朝から色々と動き回って、15時頃に自宅に戻ってきました。
電車での移動時間があったので、先々週に図書館で借りた本をようやく読了。
吉村昭さんの書いた最後の歴史小説「彰義隊」。
P3240303 posted by (C)fronte360
「彰義隊」とありますが、皇族の上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王の物語。
上野戦争で意に反して朝敵となってしまう。
ここに出てくる地名が実に懐かしい、単身赴任時代に歩き回った所ですよ、
一気に親近感沸きますね。
奥州に落ちのび、奥羽越列藩同盟の盟主になったものの、仙台藩降伏で帰順。
謹慎ののち弟の北白川宮を継いで、北白川宮能久。
よく歩いて行った東京国立近代美術館・工芸館の前に銅像がありました。
これもまた懐かしいなぁ、などと勝手懐かしがって親近感を持って読みました。
朝日新聞に連載していたのですね。
なかなか新聞小説まで読めるほど新聞に目を通す時間もないので、
解説を読んで、ああそうか、と思い至ったしだいです。
2015年03月24日
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