2014年10月18日

ゲンネンヴァイン 、 シューベルト/ミサ曲第5番

久々の晴れの休日、奈良は最低気温6.8℃まで冷え込んでいますが、
この週末は、2週続いた台風や、休日出勤もありません。

最近は余裕もなく、落ち着いてレコードを聴く時間も無くなってましたが、
久しぶりに早朝よりレコード鑑賞、いつもどおり宗教曲です。

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PA188498 posted by (C)fronte360

シューベルト/ミサ曲第5番 変イ長調 D.678
 ウルツラ・コーツト(S)
 ドリス・ゾッフェル(A)
 ジークフリート・イエルザレム(T)
 ハンス・ゲオルク・アーレンス(B)
 南ドイツ・マドリガル合唱団
  ルートヴィッヒスブルク音楽祭管弦楽団
  指揮:ヴォルフガング・ゲンエンヴァイン

シューベルトがラテン語で書いた6曲あるミサ曲の第5番目、
1819年〜1822年秋にかけて3年もかけて書かれた作品で
比較的早く作品を仕上げるシューベルトが何度も手を入れていたようです。

今週の出勤時、愛用のメモリプレーヤで何気に選んで聴いた
ヴィルトゥオージ・ディ・プラハの演奏によるシューベルトのミサ曲第2番、
久々に聴きましたがこれがとても素晴しくて・・・
メモリプレーヤに仕込んであった第3、4番と聴き進め、今日は第5番です。

第2番はシューベルト18歳頃の作品らしく、とても瑞々しいのですけれど、
第5番になると曲の規模もずいぶんと大きくなっています。

ゲンネンヴァイン指揮の演奏は自然な音楽の流れに従っていて、
大仰に表現するような演奏ではありませんが、独唱もまた地味な感じもして、
ちょっとインパクトには欠けるみたいなのが惜しいですね。

シューベルトの初期の交響曲がたいそう好きな自分にとって、
ミサ曲もまた、初期の作品のほうが性に合っているのかもしれません。

1822年に作曲された未完成交響曲がついに未完成に終ってしまったように、
この時期のシューベルトは転換点であった、とすれば納得もできます。
未完成交響曲は自分にとって今でもあまり得意な曲ではありませんし・・・

サヴァリッシュのCDもあったはずです。
こちらもまた聴きなおしてみたいと思います。 クラシックは奥が深い。


posted by fronte360 at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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